#週末はGPT浜松(名古屋1次)でヘッドジャッジやってました。
#前説の時に、始めて自分がヘッドジャッジであることを知ったのはご愛敬。
#会場周辺は朝から豪雨だったのですが、結局21チームの大勢に参加してもらえて
#嬉しい限りです。この場でプレイヤーの皆さんには御礼を申し上げます。
#そだ、トップ2チームのデッキレシピの掲載許可が下りたので、明日にでも書きます。

それでは先週の回答をば。

問1
すべての誘発型能力はスタックに乗る。
○か×か。


×

CR406.1 より。
406.1. マナ能力は、解決時にプレイヤーのマナ・プールにマナを加えることのできる起動型能力か、
マナ能力による誘発型能力で追加のマナを出すものである。


マナ能力はスタックを介せず、即座に解決される。なので誘発型能力全てがスタックにのるわけではない。

CR404(誘発型能力)というそのものずばりの項目には、以上のことは書かれていない。
マナ能力というしばりがついているために別項目になっているものだと思われる。

《繁茂/Wild Growth》や《春の鼓動/Heartbeat of Spring》などの能力はわかりやすいが、
《陰極器/Cathodion》など、単なる誘発型能力で、かつ解決時にマナを出す能力である場合、
それはスタックに乗るものや乗らないものがあるので注意。

問2
プレイヤーAが、《沿岸の海賊行為/Coastal Piracy》と、
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を装備した《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を
コントロールしている。プレイヤーAは、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》で攻撃宣言をした。
対戦相手のプレイヤーBは、ブロック・クリーチャーを指定しなかった。
戦闘ダメージ・ステップに、戦闘ダメージがスタックに乗ってから、
プレイヤーAは、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を生け贄に捧げた。
さて、
1)《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》にカウンターは乗るか?
2)《沿岸の海賊行為/Coastal Piracy》は誘発するか?


1)乗らない
2)誘発する

1は有名な事実。戦闘ダメージが解決されるときにはすでに《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》は
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》に装備されていない状態なので、
「装備したクリーチャーがダメージを与えた」ことにならず、誘発しない。

2は文章が「あなたがコントロールするクリーチャーが対戦相手に戦闘ダメージを与えるたび」。
発生源が既に場を離れていたとしても、最後の情報を参照すると、ダメージの発生源は
《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》なので、問題なくクリーチャーが戦闘ダメージを与えている。
なので誘発する。

2つ並べて書くとなかなか面白い。

問3
相手は《崇拝/Worship》と《極楽鳥/Birds of Paradise》をコントロールしていて、
残りのライフは1だった。
私は《電解/Electrolyze》を「《極楽鳥》に1点、相手本体に1点」でプレイした。
だが、私のライブラリーはこの時既に、0枚だったのである。
《電解》の解決までに、両者ともなにもしなかったとすると、
ゲームの結果はどうなるだろうか。理由と共に述べよ。


私の負けになる。

《電解/Electrolyze》を解決すると、相手に1ダメージ、《極楽鳥》に1ダメージとなるが、
この時点ではまだ《極楽鳥》は破壊されずに残っており、《崇拝/Worship》の能力によって、
相手のライフは0になるかわりに1になる。
そして、私はカードをもうこれ以上引けない。

次の状況起因効果のチェック時に、《極楽鳥》は破壊され、私はゲームに敗北する。

================
そんなところで。

ホノルル組はがんばってね〜。

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