世間ではギルドパクトのプレビューで盛り上がっていますので
一つ流行に乗ってみましょうか。

#ところで、guildpactの略称ってやっぱり(GUI)なんですかね?
#コマンドライン信奉者には、耐えられないんでしょうか。(謎

注意)以下の文章は、プレビュー記事の段階の情報で判断、記事化したものです。
公式なルーリングに関しては、いずれ出るFAQをご参照下さい。


・Replicate {cost}
[When you play this spell, copy it for each time you paid its replicate cost.
You may choose new targets for the copies.]


これだけ見ると、以下のような性質がわかる。

*Replicateコストは、呪文をプレイする際の追加コストである。
*「コピーする」なので、単純に呪文のコピーがスタックに乗る。これは呪文のプレイではない。
*これ自体は誘発型能力である。なので《もみ消し/Stifle》されると非常に悲しい。
(「ストーム/storm」を参照せよ。)

代表カードとして、《Mimeofacture》が挙げられている。
この呪文を使えば、相手の伝説クリーチャーは殺したも同然。
……もちろん、相手のデッキに同じカードがもう1枚あることが条件だが。

また、Replicateコストを1回支払って、コピーを1つ作り、相手の伝説クリーチャーを
レジェンド・ルールで消滅させたあげく、その伝説クリーチャーを自分のコントロールにする
……なんてことはできない。

よく考えてみよう。コピーが解決されたあとには、伝説クリーチャーが消滅した後、
オリジナルの《Mimeofacture》の対象が無くなっているのだ!
つまり解決時に不適正な対象となっているので、打ち消されてしょんぼりする。

具体的な例を出そう。
相手に《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》がいたとする。
あなたは《Mimeofacture》をプレイし、Replicateコストを1回追加し、{6}{U}{U}を支払う。
対象はもちろん《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》である。

呪文のプレイ時に《Mimeofacture》の誘発型能力がスタックに乗り、解決の結果として
《Mimeofacture》のコピーが1つ作成される。その対象も《今田家の猟犬、勇丸》としよう。

コピーの《Mimeofacture》が先に解決され、相手の《今田家の猟犬、勇丸》を
ライブラリーから探し、場に出して、レジェンド・ルールで消滅させる。

さて、オリジナルの《Mimeofacture》を解決……うん、しょんぼりな結果が予測されますね。

コメント

nophoto
Mr.Cid
2006年1月11日20:25

…失念していました (汗) <オリジナルの《Mimeofacture》の対象が無くなっている

nophoto
okay
2006年1月12日0:50

Djinn Illuminatusが場に出ている状態で、
命知らずをReplicateコストを支払い、
追加コストでDjinn Illuminatusを生贄にしてプレイすると、
Replicateコストを支払っているのに能力は誘発しないという愉快なことが起こりますね。

testing
testing
2006年1月13日14:35

>Mr.Cidさん
なんか書いていたことが偶然ヒットしたみたいですね(汗

>okayさん
プレイ宣言をしてスタックに乗っている間に、Replicate能力が消えちゃうんですな。で、プレイ完了時点では消えている。
うーん、謎コストだw
……同じよーなことが《議事会の合唱者/Chorus of the Conclave》では起きないような気もします。
ちょっと考えさせられますね。

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