それでは回答〜。

問1)プレイヤーAのターンに、プレイヤーBが《時間停止/Time Stop》をプレイした。
これが解決された後に、プレイヤーAがこのターン中にもう一度呪文をプレイ
できることがあるか?あるとすれば具体例をあげよ。


ある。
《時間停止/Time Stop》の解決後は、クリンナップ・ステップにフェイズ/ステップが移動する。
つまり、クリンナップ・ステップに何かしらの要因で、プレイヤーに優先権があればよい。

例えば、手札制限枚数以上の手札を持っているときに、捨てたカードがマッドネスをもっていた場合。
あとは、《弱体化/Enfeeblement》と《巨大化/Giant Growth》がプレイされた
《灰色熊/Grizzly Bears》が場にいる場合、など。


問2)プレイヤーAの《灰色熊/Grizzly Bears》に、プレイヤーAの《ちらつく形態/Flickerform》
がエンチャントされている。そして熊自体はタップ状態である。
プレイヤーBが《夢のつなぎ紐/Dream Leash》を《灰色熊/Grizzly Bears》にプレイ。
プレイヤーAが《押収/Confiscate》を《灰色熊/Grizzly Bears》にプレイ。
プレイヤーBが《不忠の糸/Threads of Disloyalty》を《灰色熊/Grizzly Bears》にプレイ。
そして、プレイヤーAは《ちらつく形態/Flickerform》の能力を起動した。

さて……ターン終了時に、
《灰色熊/Grizzly Bears》(オーナー:プレイヤーA)
《ちらつく形態/Flickerform》(オーナー:プレイヤーA)
《夢のつなぎ紐/Dream Leash》(オーナー:プレイヤーB)
《押収/Confiscate》(オーナー:プレイヤーA)
《不忠の糸/Threads of Disloyalty》(オーナー:プレイヤーB)

の5枚が戻ってくるわけだが、最終的に《灰色熊》のコントローラーはどちらになるか?


アクティブ・プレイヤーが、好きなように決められる。(プレイヤーAでは必ずしも無い!)

結局は、同時に場に戻ってくるオーラのタイムスタンプ順が問題となる。
そこで、CR418.5eを参照すると、『複数のオブジェクトが同時に領域に入った場合、その領域に入るとき
に、アクティブ・プレイヤーがタイムスタンプ順を決める。』とある。

この問題では、(わざとではあるが)アクティブ・プレイヤーがどちらであるかを明確にしていない。
重要なのは、帰ってくるオブジェクトのタイムスタンプ順を決定するのは、起動型能力のコントローラー
でもなく、オブジェクトのオーナーでもなく、アクティブ・プレイヤーだという点である。

つまり、プレイヤーAが、《灰色熊/Grizzly Bears》のコントロールを得たい場合は、
自分のターンの間、(かつターン終了・ステップより前)に起動しないといけないのである。


問3)以下の状態でこのターン中に、出来る限り大きいP/Tをもつクリーチャーを作れ。
===================================================
場)
《倍増の季節/Doubling Season》
《起源室/Genesis Chamber》

《伝承の樹/Tree of Tales》
《大焼炉/Great Furnace》
《教議会の座席/Seat of the Synod》
《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》

手札)
《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
《電結の働き手/Arcbound Worker》
《電結の働き手/Arcbound Worker》
《金属ガエル/Frogmite》


94/94の《金属ガエル/Frogmite》。(カウンターが92個乗っている2/2)

かなりややこしい問題だが、注意するべき点は
・《起源室/Genesis Chamber》で出てくるトークンも2倍。
・電結能力は出来る限り使い回す。
・《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》は一番最後に自分自身をサクる。

ところに気をつければよい。

電結能力以外を考えると、
・8個のマイア・トークン
・6枚のアーティファクト(《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》含む)
・2枚の《電結の働き手/Arcbound Worker》
の回数だけ、《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》の能力を起動できる。

また、《電結の働き手/Arcbound Worker》には最初に+1/+1カウンターが2個づつ乗っており、
1体をもう1体に電結させることによって、2個→6個→12個のカウンターを
《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》の上に置くことが出来る。

これと、最初に《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》の上にはカウンターが2個乗っているので、
都合2+(8+6+2)*2+12=46個のカウンターが
《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》の上にのることになる。

これを《金属ガエル/Frogmite》に電結対象を取って、都合カウンターは92個乗る。

つまり、94/94の《金属ガエル/Frogmite》が誕生します。

 
そんなところで。

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