MTR update 2012-01-24
2012年1月25日 Ruling コメント (4)#本日(1/25)の22時から、ひさびさにニコ生を行います。
#テーマは闇の隆盛のFAQ、GP神戸について。
#よろしくお願いいたします。
大会規定(MTR)が1月24日付けで変更になっています。
2011年10月1日版→2012年1月1日版→2012年1月24日版とアップデートされていますが、
以下に2011年10月1日版から2012年1月24日版のアップデートをざっくり紹介。
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1.4 参加資格
プレイテスター、レビュアー、その他カードセットに関する知識を有するビジネス・パートナーは、そのカードセットのプレリリースのみならず、そのセットが発売されてから25日間までの全ての認定大会に参加することができなくなりました。
また、プレミア・イベントの主催オーナーは、そのイベントの主催者/ジャッジ/スコアキーパーといった人員でなくても、プレイヤーとして参加することはできない、と明確化されました。
プレミア・イベントは以下のとおりです。
・マジック・プレイヤー・チャンピオンシップ
・マジックワールドカップ、マジックワールドカップ予選
・プロツアー、プロツアー予選
・グランプリ、グランプリ・トライアル
・国別選手権、国別選手権予選
・WPNプレミアムトーナメント、WPNプレミアムトーナメント予選
2.10 イベントからの退出
スコアキーパーに知らせることなく、イベントから勝手に退出した場合について、その行為はDCIに懲罰として報告され、サスペンドの対象になりうる、ということが明記されました。
#ジャッジ用: "no show" の処理
2.11 電子機器の使用
マッチ間のみならず、ドラフトやデッキ構築中にも、意思疎通や遠隔の情報を見るために電子機器の使用をしてはならない、ということが明記されました。
3.2 形式とレーティング区分
ELOレーティングの部分が削除されました。(PWPのため)
3.3 使用可能カード
文言が変更されました。
プレイヤーは「公認された/Authorized」ゲームカードを使用することができます。「公認された」ゲームカードについての項目にはあまり変更がありませんが、Wizards社純正品であることと、ジャッジが認めた代用カード/Proxy cardについても公認されたカードとして扱う、という旨が書かれています。
また、カードの芸術的な改変には、攻撃的な意匠を施さないことや、マナ・コストやカード名を隠してはならない、という文章も追加されました。
3.4 代用カード
代用カードはヘッドジャッジが代用カードを発行しなくてはいけないと判断した場合のみ、ヘッドジャッジによってのみ代用カードを発行できる、という文章が追加されました。
3.7 新製品の扱い
6.3 - 6.8 (各構築フォーマット)
新セットについて記述されました。
また、モダン構築戦については禁止カードリストも更新されました。
10.4 組み合わせアルゴリズム
トップによるシングルエリミネーション決勝について、ペアリングの方法が示されました。
・構築戦の場合
1位 VS 8位
4位 VS 5位
2位 VS 7位
3位 VS 6位
以下、(1位 VS 8位の勝者)- (4位 VS 5位の勝者)、(2位 VS 7位の勝者)- (3位 VS 6位の勝者)となる。
Top4の場合は、(1位 VS 4位の勝者)- (2位 VS 3位の勝者)。
・ドラフトの場合
8人をランダムでポッドに座らせ、対戦は対面同士で行う。
(スイスラウンドの順位は関係がなくなる。)
#手前味噌で申し訳ないが、WERでTop8・ランダム・ポッドを行う方法の一例をあげる。
# http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/2012/01/wer-2.html
その他
プレミア・イベントの区分が変更されたので、文章中のプレミア・イベントの一覧が書き変わっています。
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そんなところで。