#@testing_box の回答をまとめたいんだけど、LivedoorBlogにでも書けばいいんですかね。


それでは、先週の回答。

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問1
かたならし○×。

「コイン投げを行った場合、常に誰かが勝つ。」

○か×か?


×

コイン投げには、勝ちや負けではなく、単に表か裏かをみるものもある。
この場合、勝ちや負けは存在しない。(CR705.2)

つまり、常に誰かが勝つとは限らない。従って×である。


 
問2
Aは《上品な工作員/Courtly Provocateur》と《栄光の騎士/Knight of Glory》をコントロールしている。
Bは《モグの下働き/Mogg Flunkies》と《巨大蠍/Giant Scorpion》をコントロールしている。

Bのターンの戦闘開始ステップに、Aは《上品な工作員》の1番目の能力を、Bの《モグの下働き》を対象に起動した。

B「意味あるの? それ。」
A「《巨大蠍》が邪魔なんだよねー。」

さて、Bは、どのように攻撃クリーチャーを選ぶ必要があるだろうか?


攻撃クリーチャーの宣言の仕方を場合分けしてみると、

 1)2体とも攻撃しない。
 2)《モグの下働き》のみで攻撃する。
 3)《巨大蠍》のみで攻撃する。
 4)両方で攻撃する。

の4通りが考えられる。この内、

1)は《モグの下働き》の攻撃強制を満たしていない。
2)は《モグの下働き》の攻撃制限(=単独では攻撃できない)にひっかかっているので宣言が不正。
3)は《モグの下働き》の攻撃強制を満たしていない。
4)は攻撃強制を満たしている。

従っている攻撃強制の数が、制限を破らない限りにおいて最大になっていない限り、攻撃クリーチャーの指定は不正である(CR508.1d)ので、最大限に攻撃強制を満たしている4)のみが適正である。

従って、Bは両方のクリーチャーで攻撃を宣言しなくてはいけない。

 
問3

レガシーでのこと。

あるプレイヤーが《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》の発掘能力を使い、ライブラリーから6枚のカードを墓地に落とした。

その際、6枚のうちに《冥界の影/Nether Shadow》があったので、それを6枚のうち一番下にするように順番を入れ替えた。

このプレイヤーの行動は適正か?


適正である。

発掘能力によって、6枚のカードは同時にライブラリーから墓地に置かれる。
同時に墓地に置かれるので、オーナーが自由にその6枚の順番を決めて良い。(CR404.3)

ただし、レガシー構築戦は、ウルザズ・サーガ以前のカードが使用可能なので、
墓地のカードの順番は変えてはいけない。例の場合、今しがた落ちた6枚の順番は好きに決められるが、
落ちた後に再度順番を変えることはできない。


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そんなところで。



#先週の回答は前の記事に。

#新キーワード能力ってのは、既存のCRで対処できる場合がほとんどなんですよね。
#で、定義されていない行動を行う場合や、CRの手入れがされていない項目を使用する場合に
#項目自体が刷新される、と。Update Bulletinをお待ちくださいな。

RTRFAQからみのあくまで予測というかこうなったらいいな願望を含むカレンダー:

 9月20日(木):B&Rリスト更新。たぶんノーチェンジ。
 9月24日(月):英語版がArcanaに掲載される。
 9月25日(火):日本語含む各国語版が.docか.rtfで公開される。
 9月26日(水):Matt神からのご神託が下る。
 9月28日(金):Gatherer database が更新される。

なお、EPWING形式のカード辞書データは、GathererがRTRに対応した時点で作成を始めます。
現在の最新版はAVRまでですので、ご了承下さい。


それでは、今週の問題。

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問1
かたならし○×。

 「オーラがクリーチャー(A)につけられている。
  Aが戦場から離れた場合、オーラは、『はずれた』という扱いになる。」

○か×か?

 
問2
RTRのプレビューを見て、キーワード能力の使用方法を考えるAと、なんだこれ弱すぎといって使用することすら頭から消し去っているプレイヤーBが、いつもの勝負をしている。

Aは《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》のコピーになっている《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》をコントロールしている。

Bは《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》をコントロールしている。

Aのターン、Aはコピー《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》にを対象に、《大笑いの写し身/Cackling Counterpart》を唱えた。

A「んじゃ、トークンは《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》のコピーにするよ。」

さて、このようなことは可能か?


問3

PとQが対戦している。

Pの墓地にカードはなく、
Qの墓地には《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《目くらまし/Daze》がある。

Pのターン、Pは《病的な花/Morbid Bloom》を、Bの墓地にある《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を対象に唱えた。

さて、Pは何個の苗木・トークンを得るだろうか?

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いつものように、回答は来週にでも。



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