#原稿を書くタイミングをずらすと日がずれるのはあたりまえ。
それはさておき、先週の回答。
問1
かたならし○×。
「ゲームデーのルール適用度は『一般』である。」
○か×か?
○
ゲームデーのルール適用度は「一般」である。(IPG 付録C)
かつては競技であって認定ジャッジが必要、かつ、デッキリスト必須であったが、それは撤廃された。
問2
戦場にはAのコントロールする《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》と、
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》がある。
Bのターン、Bは《接収/Acquire》をAを対象にして唱え、それを解決した。
(BがAのライブラリーを探し中……)
B「なーんかいいのないかなー。」
A「楽しそうで何よりなんだけど、何とるの?」
B「変わったアーティファクトしかな……あ、これでいいや。《彫り込み鋼/Sculpting Steel》。」
A「どのコピーになる?」
B「《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》。」
A「え、それってライブラリーから出れなくない?」
B「いや、出れるだろ。」
AとB、どちらの主張が正しいか?
B。(出れる)
ライブラリー領域での《彫り込み鋼/Sculpting Steel》はアーティファクト・カードである。
従って、《墓掘りの檻》は影響しない。
問3
PとQが対戦している。
Pは《背くもの/It That Betrays》と《虚空の力線/Leyline of the Void》をコントロールしている。
Pのターン、Pが《背くもの/It That Betrays》で攻撃し、Qは滅殺2によって、
《平地/Plains》と《森/Forest》を生け贄に捧げた。
さて、どうなるだろうか?
《平地》と《森》がPのコントロールで戦場に戻る。
《背くもの/It That Betrays》の誘発型能力は、対戦相手がトークンでないパーマネントを1つ生贄に捧げるたびに誘発する。
従って、生け贄に捧げたオブジェクトが、置換効果で墓地以外の領域にいったとしても、それは誘発型能力の解決時に戻ってくる。
ただし、誘発型能力の解決前に、別の呪文や能力によって、「生け贄に捧げたあとに行った領域」から、さらに別の領域に移動すると、その誘発型能力は戻すべきオブジェクトを見失うことになる。(CR603.6)
例えば、《虚空の力線》でなく、Qが《次元の狭間/Planar Void》をコントロールしていた場合、《背くもの》の誘発型能力が解決されるよりも前に、《次元の狭間》によって、生け贄に捧げたカードが墓地から追放されてしまうので、「生け贄に捧げて墓地領域にあるはずの」オブジェクトを該当領域で探すことができず、誘発型能力は何もしない。
また、移動した領域が手札やライブラリーといった非公開領域だった場合も、やはり誘発型能力はそのオブジェクトを探すことに失敗する。
例えば、生け贄に捧げた結果、そのオブジェクトが置換効果によって最終的にライブラリーに置かれた場合、《背くもの》の誘発型能力はそのオブジェクトを探すことに失敗する。
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そんなところで。
Friday Magic Quiz. [12-07]
2012年3月2日 TCG全般 コメント (2)#大会動画とか解説動画を見るのが楽しみになっている私。
でも編集が一番大変なんですよね……
あ、先週の回答は1つ前の記事にあります。
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それでは、今週の問題。
問1
かたならし○×。
「統率者戦のマリガン時に追放したカードは、表向きにしなくてはいけない。」
○か×か?
問2
モダン構築戦の準備を着々とすすめるいつもの2人だが、デッキが決まらずに迷走を始めつつある。
そんなプレイヤーAとBが、いつもの勝負をしている。
Aは《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》をコントロールしている。
Bは《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》をコントロールしている。
Aのターン、Aは手札から2体目の《大修道士、エリシュ・ノーン》を唱えて、それを戦場に出した。
2-1)
Bの《最後のトロール、スラーン》はどうなるか?
2-2)
Aが《戦嵐のうねり/Warstorm Surge》をコントロールしていたとする。
Aは対象に何点のダメージを与えることができるか?
問3(難・トリビア)
お題:
戦場にトークンを出さずに、《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》をタップしてマナを出してください。
条件:
*オブジェクトの特性を変更してはいけません。(例:《血染めの月/Blood Moon》)
*誘発型能力を打ち消してはいけません。(例:トークンが出る能力を《もみ消し/Stifle》)
*プレイヤーは適正な対象にとれるままにしてください。(例:《金粉の光/Gilded Light》はNG)
*使用して良いカードプールはレガシー構築戦に準じます。
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いつものように、回答は来週にでも。