Answer: Friday Magic Quiz.[10-13A]
2010年4月27日 FMQ コメント (3)＃発売記念パーティにて。
＃《全ては塵》を唱え、状況をひっくり返してドヤ顔をしていたら、
＃相手からも《全ては塵》を唱えられたでござる、の巻。
１－３で心が折れました。渡されたカードに報いることができず、残念。
先週の回答ー。
問1
もちろんCR的に考えて欲しいかたならし○×。
「状況起因処理は、特別な処理である。」
○か×か？
×
特別な処理は、プレイヤーが優先権を持っているときに行なう、スタックを用いない処理である。（CR114.1）
状況起因処理のチェックが行われる時点では、プレイヤーは誰も優先権を持っていないので、
これは特別な処理にあたらない。従って問題の文は誤りである。
特別な処理は以下の６つである。
a）土地をプレイすること
b）裏向きのパーマネントを表向きにすること
c）効果の中で、後でプレイヤーに何らかの処理を認めるもの。（例：《消しえる火/Quenchable Fire》）
d）常在型能力からの効果によって、その能力からの効果をある期間だけ失わせるという処理を認めること。
e）待機能力つきのカードを手札に持つプレイヤーが、そのカードを追放すること。
f）次元マジックにおいて、次元ダイスを振ること
問2
Aは《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker》をコントロールしている。
Bは《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator》をコントロールしている。
B のターンのドロー・ステップに、Bは《抑え難い餌食/Irresistible Prey》を引いた。
B「うん、これでその《暁輝きの発動者》を倒すことができるな。」
A「なにか火力でも引いた？」
B「火力じゃないけどな。」
A、Bは他に何も行動を起こさないとして、Bはどこに向けて《抑え難い餌食》を唱えるべきだろうか？
Bの《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator》
《抑え難い餌食》のオラクル・テキストは以下の通り。
Target creature must be blocked this turn if able.
つまり、対象になったクリーチャーはこのターン中、可能ならブロックされなくてはいけない。
問題の状況ならば、《コジレックの捕食者》に《抑え難い餌食》を唱えてから攻撃すれば、
《暁輝きの発動者》は《コジレックの捕食者》をブロックしなくてはいけなくなる。
なお、このカードの日本語版には異状がある。以下を参照のこと。
http://www.mjmj.info/data/err_roe_j.html
問3
私は《森/Forest》4枚と《マナの座、オムナス/Omnath, Locus of Mana》をコントロールしている。
現在、私のマナ・プールにマナは無い。
この状態で、私は《重大な落下/Momentous Fall》を唱え、追加コストとして《マナの座、オムナス》
を生け贄に捧げた。
私は何枚のカードを引き、何点のライフを得るか？
5枚＋5点、もしくは1枚＋１点。
《重大な落下》の解決時に引ける枚数と得るライフの点数は、唱えたときにコストとして
生け贄に捧げたクリーチャーのP/Tを見る。解決時に、戦場にこのクリーチャーはなく、
情報としては戦場を離れる直前の値を見る。
呪文を唱える手順（CR601.2）を見ると、コストの支払いが実際に行われるのは 601.2gの時点であり、
マナ・プールにはすでにマナがある状態になっている。
このとき、《マナの座、オムナス》を生け贄にする→マナを支払う という順番でコストを支払えば、
「戦場を離れる直前の《マナの座、オムナス》のP/T」は、５／５である。
逆の順番で支払えば、１／１である。
従って、私がどうコストを支払ったかによって結果は異なる。
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そんなところで。
