#2回分の回答を2つの記事として一気に更新します。

3週前の回答。(遅くなってすみません)

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問1
かたならし○×。
「手札が0枚になったプレイヤーは、マリガンを選択できない。」

○か×か?




手札が0枚になった場合、そのプレイヤーはそれ以上マリガンすることはできない。(CR103.4)

と、そのものズバリの文章がある。従って○。

#逆説的に考えると、0枚でマリガンを選べると単なる時間稼ぎができてしまう。
#もちろんそれが意味のある行動とはいえないが……

 
問2
Aのコントロールする《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》と《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter》は組である。

Aのターン、Aはこの2体で攻撃した。

Bはブロック・クリーチャーを宣言せず、戦闘ダメージが割り振られる前に、《銀刃の聖騎士》を対象に《神聖なる反撃/Divine Deflection》をX=2で唱えた。

結果として、Bは何点のダメージを受けるか?


4点。

戦闘ダメージ・ステップにおいて、攻撃クリーチャーが二段攻撃を持っているので、第2戦闘ダメージ・ステップが発生することが確定し、今(=最初の戦闘ダメージ・ステップ)には、二段攻撃か先制攻撃もちのみ戦闘ダメージを与える。(CR510.5)

Bは《銀刃の聖騎士》と《ロクソドンの強打者》から計6点のダメージを受けるが、《神聖なる反撃/Divine Deflection》があるので、ダメージのイベントは

 「Bに4点、《銀刃の聖騎士》に2点」

となる。これが実行され、Bは4点のダメージを受け、《銀刃の聖騎士》は2点のダメージを受けて破壊される。

続いて第2戦闘ダメージ・ステップに進むが、このステップでは、

 ・最初の戦闘ダメージ・ステップの開始時に先制攻撃も二段攻撃も持っていないクリーチャー
 ・この時点で二段攻撃を持っているクリーチャー

のいずれかに該当するクリーチャーが戦闘ダメージを与える。

《ロクソドンの強打者》は、この時点では組でないので二段攻撃を持たず、また、最初の戦闘ダメージ・ステップの開始時には二段攻撃をもっていたので、いずれにも該当しない。
従って、《ロクソドンの強打者》はこの戦闘ダメージ・ステップでは戦闘ダメージを与えない。


最終的に、Bは4点のダメージを受ける。

 
問3

PとQが対戦している。

3-1)
Pが《堀葬の儀式/Unburial Rites》を自分の墓地から唱えた。
Qはそれを対象に《呪文乗っ取り/Spelljack》を唱えた。

《呪文乗っ取り/Spelljack》が解決されたあと、Qは追放された《堀葬の儀式/Unburial Rites》を唱えることができるだろうか?


3-2)
Pは《時を越えた詠唱/Cast Through Time》をコントロールしている。

Pは《時間の熟達/Temporal Mastery》を手札から唱えて、それを解決した。

P「次のターン、この《時間の熟達》をもう一回唱えてさらに追加のターンを得るね。」

Pの言っていることは可能か?



3-1)できる。

《呪文乗っ取り/Spelljack》は、対象になった呪文を打ち消し、通常は墓地に置かれるはずのその呪文を追放する。

フラッシュバックで唱えられた《堀葬の儀式》も、結局はスタックから他の領域に行く際に、かわりに追放領域に移動する。

つまり、この《堀葬の儀式》は追放領域にあり、《呪文乗っ取り》よって追放されたカードでありうるので、これを追放領域から唱えることができる。


3-2)できない。

《時を越えた詠唱》によって、《時間の熟達》は反復能力を持つ。
が、反復能力は「解決に際してそれをあなたの墓地に置く代わりに、それを追放する」。

《時間の熟達》は、それ自身の解決中に自身を追放するので、「解決に際して墓地に置かれる」ことがそもそも存在しない。

従って反復能力における置換効果は発生せず、遅延誘発型能力は誘発しない。


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そんなとところで。

#2回分の回答を2つの記事として一気に更新します。

それでは、先週の回答。

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問1
かたならし○×。
「『(このクリーチャー)が戦場からあなたの墓地に置かれた時、』というのは
 『(このクリーチャー)が死亡した時、』 と同義である。」

○か×か?


×

「死亡する/Die」という語は「~が戦場から墓地に置かれる」ことを意味する。(CR700.6)

キーは「あなたの墓地に置かれる」という箇所である。
例えば、このクリーチャーのオーナーがAであり、Aのコントロール下にあった時に、
Bが《裏切りの血/Traitorous Blood》などでこのクリーチャーのコントロールを奪ったあとに
このクリーチャーが破壊されると、

オーナーはAなのでこのクリーチャーはAの墓地に置かれるが、「あなたの墓地(=Bの墓地)に置かれた時」という誘発条件を満たさないので、誘発しない。

対し、『(このクリーチャー)が死亡した時、』であれば問題なく誘発する。

従って、2つの文の意味は異なる。


問2
AとBがマッチを行なっていて、互いに1勝した後の3本目、
互いにデッキを交換し、シャッフルしている最中で

「時間切れです。追加の5ターンを行なって下さい。」

とアナウンスがあった。

A「じゃああと5ターンしかないけど、やるか。」
B「え? 2本目で終わりじゃないのか?」

さて、どうすべきか?


2本目で終了し、結果は1-1-0 となって引き分け。

マリガンが完了しておらず、ゲームが始まっていないので、追加ターンは行わない。
その時点でのゲーム勝利数によってマッチの勝者を決める。

問題の場合は両者ともに1ゲームずつ取っているので、引き分けとなる。




 
問3

PとQが対戦している。

Pは《邪悪な双子/Evil Twin》を唱えて戦場に出し、コピー元としてQの《群れネズミ/Pack Rat》を選んだ。

その後、Pはこのコピー《群れネズミ/Pack Rat》の能力を起動し、これのコピー・トークンを出した。

このコピー・トークンは、戦場に出る際に他のクリーチャーのコピーとなれるだろうか?


なれない。

これによって出るコピー・トークンは、コピー可能な値としては、
《群れネズミ/Pack Rat》の値に加えて、《邪悪な双子/Evil Twin》由来の起動型能力を追加した値を持つ。

したがって、「戦場に出る際に、~のコピーとなる」という文章は持っていないので、他のクリーチャーのコピーにはなれない。

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そんなところで。

CBL 65th results.

2012年12月6日 Result

12月2日に行いました、CBL 65thは、34名の参加を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。

スイス5回戦の結果、さんが優勝しました。おめでとうございます。

次回 CBL 66th は、12月23日(日)の午後より行います。よろしくお願いいたします。

それでは、4勝以上のデッキリストです。お楽しみ下さい。

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** WINNER **

Hoshino Shin’ya

Main
4《乾燥台地/Arid Mesa》
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2《Taiga》
2《Savannah》
2《Plateau》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《Karakas》
1《平地/Plains》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》

4《野生のナカティル/Wild Nacatl》
3《密林の猿人/Kird Ape》
3《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
3《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》

4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《Chain Lightning》
1《森の知恵/Sylvan Library》

Sideboard
3《紅蓮破/Pyroblast》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《忘却の輪/Oblivion Ring》
2《Pyrokinesis》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
1《農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage》
1《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》

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* 2nd place *

Kaji Kyousuke

Main
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《Underground Sea》
2《島/Island》
2《沼/Swamp》

1《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》
1《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
1《浄火の大天使/Empyrial Archangel》
1《絶望の天使/Angel of Despair》
2《グリセルブランド/Griselbrand》
1《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》
2《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》

4《渦まく知識/Brainstorm》
4《入念な研究/Careful Study》
4《再活性/Reanimate》
4《納墓/Entomb》
3《思案/Ponder》
4《死体発掘/Exhume》
3《目くらまし/Daze》
3《動く死体/Animate Dead》
4《Force of Will》

Sideboard
3《呪文貫き/Spell Pierce》
3《実物提示教育/Show and Tell》
2《全知/Omniscience》
2《墓忍び/Tombstalker》
1《非業の死/Perish》
1《思考囲い/Thoughtseize》
1《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
1《スラクジムンダール/Thraximundar》
1《残響する真実/Echoing Truth》

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* 3rd place *

Oki Norihiro

Main
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2《Tropical Island》
2《Plateau》
1《Volcanic Island》
1《Savannah》
1《Taiga》
1《Tundra》
1《Badlands》
1《Underground Sea》

4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl》
3《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》

4《稲妻/Lightning Bolt》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
4《Chain Lightning》
3《突然の衰微/Abrupt Decay》
2《轟く怒り/Thunderous Wrath》
1《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》

Sideboard
4《Force of Will》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《赤霊破/Red Elemental Blast》
2《精神支配/Mind Harness》

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* 4th place *

Tamura Hajime

Main

4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
1《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
2《Taiga》
1《Bayou》
1《Savannah》
1《Tropical Island》
1《Badlands》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
4《森/Forest》

4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
3《貴族の教主/Noble Hierarch》
3《絡み根の霊/Strangleroot Geist》
1《幻影の像/Phantasmal Image》
1《森のレインジャー/Sylvan Ranger》
2《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
1《炎のインプ/Fire Imp》
1《やっかい児/Pestermite》
1《調和スリヴァー/Harmonic Sliver》
1《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
1《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
1《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
1《修復の天使/Restoration Angel》
2《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
1《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》

4《突然の衰微/Abrupt Decay》
3《罰する火/Punishing Fire》
2《森の知恵/Sylvan Library》
4《出産の殻/Birthing Pod》

Sideboard
3《思考囲い/Thoughtseize》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《花の絨毯/Carpet of Flowers》
1《月の大魔術師/Magus of the Moon》
1《絶望の天使/Angel of Despair》
1《金粉のドレイク/Gilded Drake》
1《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1《汚損破/Vandalblast》
1《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》

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* 5th place *

Iwamoto Nobuyuki

Main
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《Volcanic Island》
3《Tropical Island》

4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
3《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

4《もみ消し/Stifle》
4《思案/Ponder》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
2《二股の稲妻/Forked Bolt》
1《呪文嵌め/Spell Snare》
1《思考掃き/Thought Scour》
3《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》

Sideboard
4《水没/Submerge》
2《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
2《冬の宝珠/Winter Orb》
2《赤霊破/Red Elemental Blast》
1《紅蓮破/Pyroblast》
1《クローサの掌握/Krosan Grip》
1《四肢切断/Dismember》
1《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》

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* 6th place *

Sawada Ken

Main
3《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《不毛の大地/Wasteland》
2《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
1《Karakas》
1《激浪の研究室/Riptide Laboratory》
4《Tundra》
2《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
2《平地/Plains》
3《島/Island》

4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》

4《渦まく知識/Brainstorm》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
3《呪文嵌め/Spell Snare》
2《思案/Ponder》
2《定業/Preordain》
1《対抗呪文/Counterspell》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
4《Force of Will》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》


Sideboard
3《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
2《幻影の像/Phantasmal Image》
2《解呪/Disenchant》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《神の怒り/Wrath of God》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》


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#今週末というかいよいよ明日からGP名古屋なわけですが、
#未成年者の方はメディア同意書に親御さんのサインが要るのでご注意を。
#また、ノロウイルスやウイルス性の腸炎も流行っているようですので、
#体調に異常がある場合は「会場に来ない」勇気も必要です。

もちろん風邪にも注意ですのよ。
暖かくして、手洗い・うがいをするなど、対策はきちんととってくださいね。

それでは、今週の出題。

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問1
かたならし○×。

「同名のパーマネントは、他の継続的効果が無い限り、常に同じテキストを持つ。」

○か×か?

 
問2
スタンダードの大会に出るためにキーとなるカードのおさらいをしようとしているプレイヤーAとBが、結局いつものようにゲームをしている。

Aは《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler》と《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》をコントロールしており、この2体は組である。

Aは《銀刃の聖騎士》に《怨恨/Rancor》を唱えてそれにつけ、この1体で攻撃した。

Bはこのクリーチャーを《ロクソドンの強打者》でブロックした。

Bの受けるダメージは最大何点か?

 
問3 (トリビア)

PとQがゲームをしている。

あるカード(A)は、物理的に存在する(コピーでない)カードである。

PはAを唱えることができる。
しかし、優先権があれば、QもAを唱えることができる。

このようなAを作成せよ。


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いつものように、回答は来週にでも。

ライブラリーの上にこそ奇跡はあるのですよ。


#GP名古屋は無事終了しました。
#今回のイベントは総じて楽しかったのと、
#「良い点」が「悪い点」よりも先に出てくることが
#今までとは異なる印象をより際立たせています。
#「良い点」は継承し、「悪い点」は改善する方向に持って行きたいですね。

会場で話しかけてくれた方、ありがとうございました。

あと、ニコ生を水曜22時すぎからやります。
Skypeでメッセージくれてもいいのよ。

それでは、先週の回答。

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問1
かたならし○×。

「同名のパーマネントは、他の継続的効果が無い限り、常に同じテキストを持つ。」

○か×か?


×

例えば、《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》から出てくる狼・トークンと、
《ヴェールの呪いのガラク/Garruk, the Veil-Cursed》から出てくる狼・トークンは、
名前は同じ「狼」であるが、テキストが異なる。

したがって×。

ちなみに、上記の「狼」トークンは、《拘留の宝球/Detention Sphere》により
全て追放される。なぜならそれらは同名である。

 
問2
Aは《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler》と《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》をコントロールしており、この2体は組である。

Aは《銀刃の聖騎士》に《怨恨/Rancor》を唱えてそれにつけ、この1体で攻撃した。

Bはこのクリーチャーを《ロクソドンの強打者》でブロックした。

Bの受けるダメージは最大何点か?


7点。

(第1)戦闘ダメージ・ステップにおいて、《銀刃の聖騎士》は接死を持つので、割り振る戦闘ダメージが1以上であれば致死ダメージだとみなされる。
ブロック・クリーチャーに致死ダメージを割り振れば、それ以上はトランプルによりプレイヤーに割り振れるため、この戦闘ダメージ・ステップでは、《銀刃の聖騎士》は「《ロクソドンの強打者》に1点、Bに3点」と割り振ることができる。

その次の戦闘ダメージ・ステップにおいては、すでにブロック・クリーチャーが破壊されていて戦場におらず、全ての戦闘ダメージを(トランプルによって)プレイヤーに割り振れる。

従って、最大 3+4=7点 をBに割り振ることができる。


問3 (トリビア)

PとQがゲームをしている。

あるカード(A)は、物理的に存在する(コピーでない)カードである。

PはAを唱えることができる。
しかし、優先権があれば、QもAを唱えることができる。

このようなAを作成せよ。


一例のみ示す。

Pがオーナーである《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》を、Pが唱え、
それを対象にQが《呪文乗っ取り/Spelljack》を唱える。

《呪文乗っ取り/Spelljack》を解決すると、《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》は追放される。

この追放された《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》は、

 ・追放領域にあってPがオーナーであるので、Pはこれを追放領域から唱えることができる。
 ・《呪文乗っ取り/Spelljack》の効果で、Qはこれを追放領域から唱えることができる。

となり、問題の条件を満たす。


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そんなところで。


奇跡のつくりかた:《渦まく知識》で置いてから《師範の占い独楽》で起こす。

おいら周りの大会宣伝です。

これからの日程については wikiを参照して下さい。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/


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12月 14日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
      ドラフトは18:50まで受付。19:00よりピック開始。

 形式/参加費:スタンダード構築戦(500円) ブースター・ドラフト(1500円)
 試合:スイス式3ラウンドのみ。


 12月からやってるリーグ戦の宣伝も再掲。

 12月 2日(日) (以降毎週日曜日)

 LOOP岡崎リーグ戦

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:15:30~16:00 (1回戦開始は16時から)
16:30~17:00 (1回戦開始は17時から)

 (途中のラウンドからでも参加可能)

 形式/参加費:スタンダード構築戦(100円)
 試合:スイス式4ラウンドのみ。

 *リーグ戦について
 ・1ヶ月に渡ってリーグポイントを競います。
 ・リーグポイントは、以下のようになります。(暫定)
    ・マッチに勝った +2点
    ・マッチに負けたor引き分けた +1点
    ・その週のリーグで優勝した  +2点
 ・翌月の頭に前の月のリーグポイントを集計し、表彰を行います。
 
wikiにも書きましたのでよろしくです。

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12月 15日(土)

 GPTシドニー - Magicians’ Place - BIGMAGIC名古屋店主催

 http://www.happymtg.com/tournaments/view/T013350

会場 港生涯学習センター
受付 09:30~10:00

GPTシドニーが行われます。場所と曜日にご注意下さい。


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12月 15日(土)

  ホビステ杯 #40  http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/330.html

場所:ホビーステーション 名古屋店
   参考URL: http://www.hbst.net/shop/nagoya/

受付時間:14:00~14:30
参加費:500円

形式:スタンダード構築戦

試合:スイス式4~6ラウンドのみ。

賞品:
参加されたプレイヤーの人数に応じて、WPNプロモカード。
上位にプロモカード、ブースターパック等を予定しております。

特記事項:
デッキリストは不要です。
上位入賞者のみ、大会終了後にデッキリストを書いて頂きます。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。


ホビステ杯も40回目となりました。50回になったら記念になにかやりたいですね。
GP名古屋が終わってスタンダード的には一段落、といった感じですが、
よろしくお願いいたします。

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#今年も後何日残っているかを気にする時期になりました。
#FMQの方は今週と来週に出題して今年度分はおしまいです。
#年末には恒例の「答えが出せなくはないんだけど詳しく書こうとは思わない記事」
#をざらざら挙げようとは思います。

本当は冬に出す本の原稿を進めたいのだけど、むー。

それでは、今週の出題。

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問1
かたならし○×。

「あるクリーチャーのP/Tは3/3で、『破壊されない』という効果を受けている。
 このクリーチャーには4点以上のダメージを与えても、致死ダメージとはみなされない。」

○か×か?

 
問2
GPも終わったことなので、値上がり幅を見て適当なカードを売り払おうとするプレイヤーAと、次に高騰するカードを夢見てワゴンにあるカードを漁る作業を日課とするプレイヤーBが、いつもの勝負をしている。

Aが数体のクリーチャーで攻撃し、Bはそのうち1体を《ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune》をクリーチャー化してブロックした。

戦闘終了後、第2メインフェイズで、その生き残った《ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune》を対象にAは《血統の切断/Sever the Bloodline》を唱えた。

B「はい、何もしません。」
A「じゃ、解決するね。そっちのまだクリーチャー化していない《ラクドスの魔鍵》も追放してよ。」
B「え? そんなことないだろ。」

さて、まだクリーチャー化していないBの《ラクドスの魔鍵》はどうなるか?


 
問3

PとQが対戦している。

Pが《殺戮遊戯/Slaughter Games》を「指定は《修復の天使/Restoration Angel》で。」と言いながら唱えた。

Qの手札には《修復の天使/Restoration Angel》と《雲散霧消/Dissipate》がある。

3-1)
Qはこの《殺戮遊戯/Slaughter Games》の解決前に、《修復の天使/Restoration Angel》を唱えることはできるか?

3-2)
上ができる場合、Pはその《修復の天使/Restoration Angel》が唱えられた後に、カード名の宣言を変えることはできるか?

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いつものように、回答は来週にでも。



#大掃除の時期なのですが、カード整理にいつも困る。


それでは、先週の回答。

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問1
かたならし○×。

「あるクリーチャーのP/Tは3/3で、『破壊されない』という効果を受けている。
 このクリーチャーには4点以上のダメージを与えても、致死ダメージとはみなされない。」

○か×か?


×

クリーチャーが負ったダメージがタフネス以上になったら、そのクリーチャーは致死ダメージを受けたことになる。(CR119.6)

従って、問題の場合、そのクリーチャーは致死ダメージを受けている。

 
問2
Aが数体のクリーチャーで攻撃し、Bはそのうち1体を《ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune》をクリーチャー化してブロックした。

戦闘終了後、第2メインフェイズで、その生き残った《ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune》を対象にAは《血統の切断/Sever the Bloodline》を唱えた。

B「はい、何もしません。」
A「じゃ、解決するね。そっちのまだクリーチャー化していない《ラクドスの魔鍵》も追放してよ。」
B「え? そんなことないだろ。」

さて、まだクリーチャー化していないBの《ラクドスの魔鍵》はどうなるか?


何も起こらない。戦場にとどまり続ける。

《血統の切断/Sever the Bloodline》のテキストは以下の通り。

Exile target creature and all other creatures with the same name as that creature.

従って、同名であったとしても、それがクリーチャーでないならば、追放されない。

 
問3

PとQが対戦している。

Pが《殺戮遊戯/Slaughter Games》を「指定は《修復の天使/Restoration Angel》で。」と言いながら唱えた。

Qの手札には《修復の天使/Restoration Angel》と《雲散霧消/Dissipate》がある。

3-1)
Qはこの《殺戮遊戯/Slaughter Games》の解決前に、《修復の天使/Restoration Angel》を唱えることはできるか?

3-2)
上ができる場合、Pはその《修復の天使/Restoration Angel》が唱えられた後に、カード名の宣言を変えることはできるか?


3-1)できる。

本来、《殺戮遊戯》のカード名選択は、その解決時に行われる。
Pは先に選択をしてしまったが、これ自体はなにも問題はない。

QはPの《殺戮遊戯》の解決前に優先権を得るので、Qは優先権を得ているときに、手札にある《修復の天使》を唱えることができる。


3-2)できる。

この問題のPのように、呪文と唱えたり能力を起動した時に、解決時に行なうべき選択を宣言した場合、何か対戦相手が対応しなかった場合には、その宣言通りの選択をしなければならない。(MTR4.2)

しかし、この場合はQはPの《殺戮遊戯》に対応して呪文を唱えているので、Pは宣言通りの選択をしなくてもよい。



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そんなところで。



おいら周りの大会宣伝です。

これからの日程については wikiを参照して下さい。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/


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12月 21日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
      ドラフトは18:50まで受付。19:00よりピック開始。

 形式/参加費:スタンダード構築戦(500円) ブースター・ドラフト(1500円)
 試合:スイス式3ラウンドのみ。

 お店は年中無休ですので、FNMは12/28まで、年明けは1/4からです。
 リーグ戦は同様に 12/30 まで、年明けは 1/6 からです。

 12月からやってるリーグ戦の宣伝も再掲。

 12月 2日(日) (以降毎週日曜日)

 LOOP岡崎リーグ戦

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:15:30~16:00 (1回戦開始は16時から)
16:30~17:00 (1回戦開始は17時から)

 (途中のラウンドからでも参加可能)

 形式/参加費:スタンダード構築戦(100円)
 試合:スイス式4ラウンドのみ。

 *リーグ戦について
 ・1ヶ月に渡ってリーグポイントを競います。
 ・リーグポイントは、以下のようになります。(暫定)
    ・マッチに勝った +2点
    ・マッチに負けたor引き分けた +1点
    ・その週のリーグで優勝した  +2点
 ・翌月の頭に前の月のリーグポイントを集計し、表彰を行います。
 
wikiにも書きましたのでよろしくです。

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12月 23日(日)

三河マジックコンベンション15  http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/329.html

場所:岡崎市竜美ヶ丘会館
(名鉄東岡崎駅から徒歩15分 無料駐車場有ります。)
(参考URL:http://tatumikaikan.com//

開場:9:30~ 早く来すぎないようにして下さい。
受付時間:10:00~10:30
参加費:600円

形式:スタンダード構築戦  スイス式4~6回戦

サイドイベントにはレガシーもあります。
詳しくは主催者ブログを参照下さい。 http://47742.diarynote.jp/


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12月 23日(日)

 C.B.L. 66th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/331.html

場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:15:00~15:30
参加費:500円

形式:レガシー
試合:スイス式4~5ラウンドのみ。

賞品:
上位にDCIプロモカード、ブースターパック等。

特記事項:
当日はデッキリストを提出して頂きます。
事前に準備してきたデッキリストを退出して頂いてもかまいません。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

いつも通りのCBLを行います。今年も一年ありがとうございました。
お礼の代わりと言ってはなんですが、賞品をちょっと用意しました。

各ラウンドで「お題」を達成したプレイヤーに、先着1名でRTRブースターパックを差し上げます。

いつもはプレリリースでやっている余興なのですが、構築、しかもレガシーでやるとどうなるのかという思いつきだけの企画です。達成できなかった分のパックは、最終順位の賞品へ還元されます。

お題の一例 (あくまで一例です。内容は予告なく変更される場合があります)

・同一ターンに唱えた呪文の色の数が5色になった。(《稲妻》と《死儀礼のシャーマン》を唱えたら3色とカウントする)
・基本土地カード全種類をコントロールした。
・1/1,2/2,3/3,4/4 のクリーチャーを同時にコントロールした。
・8/9の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をコントロールした。
・あなたのコントロールしているパーマネントの上に置かれたカウンターの総数が20を越えた。(カウンターの種類は問わない)
・ルールでなく、カードに書かれているテキストの効果で勝利した。
・『新枠のみ』のデッキでマッチに勝利した。(モダン構築というわけでなく、全ての物理的なカードが『新枠』である必要があります。)
・『旧枠のみ』のデッキでマッチに勝利した。(非モダン構築というわけでなく、全ての物理的なカードが『旧枠』である必要があります。)
・スタンダード構築のデッキでマッチに勝利した。
・1ターンキルした。(先手1ターン目、もしくは後手1ターン目でゲームに勝利した)

・・・などなど。

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それでは、よろしくお願いいたします。


Friday Magic Quiz. [12-29]

2012年12月21日 FMQ
#今年最後の出題となります。
#出題のおさらいなのですが、
#問1は文書の参照の仕方、
#問2は出会ってもおかしくない問題、
#問3はフリーダム
#となっております。問3は解けたり解けなかったりだけど、
#問2は正解してほしいな、と。

それでは、今週の出題。

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問1
かたならし○×。

「一般RELのチームシールドでは、マッチとマッチの間でチーム内でのカードの交換が認められる。」

○か×か?

 
問2
先攻を決めるダイスロールには勝つが、初手にマリガン癖があるプレイヤーAと、相手がマリガンすると自分もマリガンしてしまう妙なジンクスがあるプレイヤーBが、いつもの勝負をしている。

Bは飛行を持つ1/1のスピリット・トークンをコントロールしている。

Aのターン、Aは《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》を唱えて戦場に出した。

その誘発型能力に対応して、Bは《邪悪の排除/Spare from Evil》を唱えた。

さて、Bのスピリットは、結局どうなるだろうか?

 
問3
PとQが対戦している。

Pは《虹色の前兆/Prismatic Omen》をコントロールしている。
Qはその後、《血染めの月/Blood Moon》を出した。

3-1)
Pのコントロールしている《森/Forest》はどうなるか?

3-2)
Pのコントロールしている《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》はどうなるか?


次のゲーム。

Qが《血染めの月/Blood Moon》を出した後、
Pが《虹色の前兆/Prismatic Omen》を出した。

3-3)
Pのコントロールしている《森/Forest》はどうなるか?

3-4)
Pのコントロールしている《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》はどうなるか?

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いつものように、回答は来週にでも。

CBL 66th results.

2012年12月25日 Result
12月23日に行いました、CBL 66thは、34名の参加を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。

スイス5回戦の結果、Morikawa Taichi さんが優勝しました。おめでとうございます。

次回 CBL 67th は、1月14日(月・祝)の午前より行います。よろしくお願いいたします。

それでは、4勝以上のデッキリストです。お楽しみ下さい。

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** WINNER **

Morikawa Taichi

Main
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
1《Bayou》
2《Savannah》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
3《森/Forest》

3《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
3《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3《遺産のドルイド/Heritage Druid》
3《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
3《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》
3《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》
2《樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers》
2《Fyndhorn Elves》
3《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
2《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》
1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1《鏡の精体/Mirror Entity》
1《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader》
1《威厳の魔力/Regal Force》

4《垣間見る自然/Glimpse of Nature》
1《輪作/Crop Rotation》
3《生ける願い/Living Wish》
4《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》

Sideboard
3《窒息/Choke》
1《謙虚/Humility》
1《Karakas》
1《Maze of Ith》
1《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
1《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
1《威厳の魔力/Regal Force》
1《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》
1《遺産のドルイド/Heritage Druid》
1《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》
1《鏡の精体/Mirror Entity》
1《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》

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* 2nd place *

Takizawa Syun’ya

Main
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
2 《裏切り者の都/City of Traitors》
2 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
12 《山/Mountain》

3 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
4 《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》
2 《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》
4 《業火のタイタン/Inferno Titan》
4 《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1 《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
1 《災火のドラゴン/Balefire Dragon》
1 《Thunder Dragon》
1 《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》
1 《ニコル・ボーラス/Nicol Bolas》
1 《ドラゴンの暴君/Dragon Tyrant》
1 《マルフェゴール/Malfegor》
1 《ウトヴァラのヘルカイト/Utvara Hellkite》

4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
2 《金属モックス/Chrome Mox》
4 《厳かなモノリス/Grim Monolith》
3 《煮えたぎる歌/Seething Song》
3 《騙し討ち/Sneak Attack》

Sideboard
4 《血染めの月/Blood Moon》
3 《三なる宝球/Trinisphere》
2 《混沌のねじれ/Chaos Warp》
2 《異教徒の罰/Heretic’s Punishment》
2 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》


----

* 3rd place *

Ono Masatsugu

Main

2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《Volcanic Island》
3《Tropical Island》
4《不毛の大地/Wasteland》

4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
2《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

4《渦まく知識/Brainstorm》
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
3《思案/Ponder》
2《思考掃き/Thought Scour》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
4《目くらまし/Daze》
1《森の知恵/Sylvan Library》
1《四肢切断/Dismember》
4《Force of Will》

Sideboard
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《冬の宝珠/Winter Orb》
2《真髄の針/Pithing Needle》
1《炎渦竜巻/Firespout》
4《水没/Submerge》
1《壌土からの生命/Life from the Loam》
1《赤霊破/Red Elemental Blast》
2《紅蓮破/Pyroblast》

----

* 4th place *

Usuda Satoshi

Main

4《不毛の大地/Wasteland》
2《Karakas》
1《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
15《平地/Plains》

4《ルーンの母/Mother of Runes》
4《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》
4《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《サルタリーの僧侶/Soltari Priest》
3《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》

4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2《税収/Tithe》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
2《浄火の鎧/Empyrial Armor》
2《忘却の輪/Oblivion Ring》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》

Sideboard
4《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
2《神の怒り/Wrath of God》
1《解呪/Disenchant》
1《浄化の印章/Seal of Cleansing》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《呪われたトーテム像/Cursed Totem》
1《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1《Helm of Obedience》
1《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《暖気/Warmth》
1《沈黙のオーラ/Aura of Silence》


----

* 5th place *

Matsuno Katsuhiro

Main
3 《乾燥台地/Arid Mesa》
3 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3 《不毛の大地/Wasteland》
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2 《リシャーダの港/Rishadan Port》
6 《山/Mountain》
2 《Taiga》

4 《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
1 《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》
4 《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
3 《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
2 《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
1 《棘鞭使い/Stingscourger》
4 《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
4 《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
1 《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》
1 《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
4 《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
1 《タクタクの潰し屋/Tuktuk Scrapper》
1 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss》
1 《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
1 《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》

4 《霊気の薬瓶/AEther Vial》

Sideboard

2 《クローサの掌握/Krosan Grip》
3 《Pyrokinesis》
2 《赤霊破/Red Elemental Blast》
3 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2 《紅蓮破/Pyroblast》
2 《血染めの月/Blood Moon》

----

* 6th place *

Tsukahara Kazuto

Main
1 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
1 《地平線の梢/Horizon Canopy》
2 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4 《サバンナ/Savannah》
4 《不毛の大地/Wasteland》
2 《平地/Plains》
3 《森/Forest》

4 《ルーンの母/Mother of Runes》
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
3 《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1 《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
4 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
1 《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
1 《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》

4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1 《森の知恵/Sylvan Library》
2 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
4 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》

1 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》

Sideboard
1 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
2 《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
1 《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
2 《流刑への道/Path to Exile》
1 《クローサの掌握/Krosan Grip》
1 《窒息/Choke》
1 《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
1 《忘却の輪/Oblivion Ring》
2 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》

----



#本日21:30くらいから、ニコ生を行います。
#黒服放送と題して、Skypeで色んな人を呼んで話す感じで。
#内容としては今年のおさらいや、ジャッジ雑談など。
#GTCについてもちょっとだけ触れるかも。

それでは、先週の回答。

----

問1
かたならし○×。

「一般RELのチームシールドでは、マッチとマッチの間でチーム内でのカードの交換が認められる。」

○か×か?




デッキリストを用いない一般RELのイベントでは、マッチとマッチの間に限ってカード・プールの交換が認められる。(MTR8.6)

というそのものズバリの文章がMTRにある。従って○。

一般REL=普通はデッキリストを用いない=個人戦シールドでも交換は可能=チームでもOKでは?
という思考で○と答えられた人は素晴らしい。


 
問2
Bは飛行を持つ1/1のスピリット・トークンをコントロールしている。

Aのターン、Aは《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》を唱えて戦場に出した。

その誘発型能力に対応して、Bは《邪悪の排除/Spare from Evil》を唱えた。

さて、Bのスピリットは、結局どうなるだろうか?


タップされる。(ダメージは全て軽減される)

《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》のテキストは以下の通り。

When Thundermaw Hellkite enters the battlefield, it deals 1 damage to each creature with flying your opponents control. Tap those creatures.
雷口のヘルカイトが戦場に出たとき、それはあなたの対戦相手がコントロールする飛行を持つ各クリーチャーに、それぞれ1点のダメージを与える。それらのクリーチャーをタップする。

「それらのクリーチャー」とは、1ダメージを与えられたクリーチャーではなく、
「あなたの対戦相手がコントロールする飛行を持つ各クリーチャー」である。

従って、Bのスピリットは、プロテクションによってダメージは軽減されるが、
タップされる効果まではプロテクションで防げないので、タップされることになる。

 
問3
PとQが対戦している。

Pは《虹色の前兆/Prismatic Omen》をコントロールしている。
Qはその後、《血染めの月/Blood Moon》を出した。

3-1)
Pのコントロールしている《森/Forest》はどうなるか?

3-2)
Pのコントロールしている《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》はどうなるか?


次のゲーム。

Qが《血染めの月/Blood Moon》を出した後、
Pが《虹色の前兆/Prismatic Omen》を出した。

3-3)
Pのコントロールしている《森/Forest》はどうなるか?

3-4)
Pのコントロールしている《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》はどうなるか?


3-1)全ての基本土地タイプを持つ。
3-2)基本土地タイプとして山のみを持ち、元の能力は全て失われる。

《虹色の前兆/Prismatic Omen》と《血染めの月/Blood Moon》は、共に第4種の継続的効果であるが、互いに独立していて依存していない。なぜなら、2枚のカードは特殊タイプ"基本"を失わせたり、得させたりすることがないので、適用順番をどうしようが変わらないからである。

従って、この2枚の場合は単純にタイムスタンプ順になる。

3-3)全ての基本土地タイプを持つ。
3-4)全ての基本土地タイプを持ち、元の能力は全て失われる。

《血染めの月/Blood Moon》を先に適用することにより、全ての基本でない土地は山になる。
その後に《虹色の前兆/Prismatic Omen》により全ての基本土地タイプを持つ。

----
そんなところで。


今年もありがとうございました。

今年の更新は木曜日に大会アナウンスと記事にならない雑文をあげようと思います。


おいら周りの大会宣伝です。

これからの日程については wikiを参照して下さい。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/


----

12月 28日(金)(以降毎週金曜日)
新年は1月4日(金)より

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
      ドラフトは18:50まで受付。19:00よりピック開始。

 形式/参加費:スタンダード構築戦(500円) ブースター・ドラフト(1500円)
 試合:スイス式3ラウンドのみ。

 お店は年中無休ですので、FNMは12/28まで、年明けは1/4からです。
 リーグ戦は同様に 12/30 まで、年明けは 1/6 からです。

 12月からやってるリーグ戦の宣伝も再掲。

 12月 30日(日) (以降毎週日曜日)
新年は1月6日(日)より

 LOOP岡崎リーグ戦

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:15:30~16:00 (1回戦開始は16時から)
16:30~17:00 (1回戦開始は17時から)

 (途中のラウンドからでも参加可能)

 形式/参加費:スタンダード構築戦(100円)
 試合:スイス式4ラウンドのみ。

 *リーグ戦について
 ・1ヶ月に渡ってリーグポイントを競います。
 ・リーグポイントは、以下のようになります。(暫定)
    ・マッチに勝った +2点
    ・マッチに負けたor引き分けた +1点
    ・その週のリーグで優勝した  +2点
 ・翌月の頭に前の月のリーグポイントを集計し、表彰を行います。
 
12月の集計は1月6日(日)以降に行います。


----

次回CBL、CBM、CBVは1月14日(祝・月)となります。


それでは、来年もよろしくお願いいたします。


*年末、年始のおいらまわり大会予定はこっちを参照。
 http://74598.diarynote.jp/201212271057076056/


*年末恒例というわけではないのですが、「毎度記事にできない中途半端な思いつき」をつらつら挙げていくチラシの裏でございます。

*すべてに回答があるわけではありません。思考実験的なものもあります。

*今年度お世話になった、全てのプレイヤー/スタッフ/ジャッジ に感謝を。

*Twitterでは相変わらずなにかつぶやいてるとは思います。MTG関連とは限りませんが。いつものようにアイコンに関しては気にしないで下さい。

*Twitterで過去にツイートしたことも含まれております。

*何か質問がありましたら、質問箱、通称てすちーボックス( https://twitter.com/testing_box )に投げておいて下さい。そのうち回答しますです。

*あ、冬コミには行きます。例年通り。今年は電源なしって2日目ですよねー。

*それではつらつらと開始。

-------------------------------------

*mtg-jpで書いているFMQ-jpの記事は、GP近辺とそうでないときに書く内容をわざと前後させたりすることがある。GP近辺になって受付やら運営話をするのはしっかり読んでくれている人がいるため。

*ていうか水曜にmtg-jpで記事を更新してもらうと、そこからここ(DN)へのアクセスがちらほら見える。ユニークまでは数えてない。

*まあ更新しないときは平気で放置するので、3,4日くらいは何もない時があってもいいじゃない? いや、良くないか。まあ来年もがんばる。(ふらぐ

*最近フラグ立てすぎなんですよ。言霊でしたっけ? 電子上の文章よりも、生放送とかでしゃべって予想することが多くなったこの一年でした。まあ予想が斜め上に行くのはおいらの予知能力が未熟なのか、それともネタの神様に愛されているからなのかは不明。

*そんなわけでGP横浜2013の予想はしときました。2分割10回戦+6回戦です。1800オーバー。詳しいことは昨日の生放送であらかた喋ったので、タイムシフトできる人はお暇なときにでも。

*Lapse Trigger は失効しました。

*《群れネズミ/Pack Rat》をRTRのリミテッドで禁止にしたとする。
 RTRのドラフト時に、パックから《群れネズミ/Pack Rat》が出てきた。どうすればよいか?

*答:それはピック可能だが、ゲームで使用できない。
 (アンティカードがあるブロック(IAなど)のリミテッドで、アンティカードを引いた時の扱いと同様)


*「(このカード名)が戦場にある限り、(このカード名)のP/Tは、あなたの手札の枚数と等しい。」
 という能力をもつ [2/2] のクリーチャー・カードがある。このカードは特性定義能力を持つか?

*プレイヤーはオブジェクトではない。
 従ってプレイヤーが関わる能力は「関連している能力/Linked ability」ではありえない。(CR607.1)
 以下の例を考えよう。
 Aが《魂喰らいのオーグ/Soulgorger Orgg》を出し、その誘発型能力がスタックに置かれている時点で、Bがその《魂喰らいのオーグ/Soulgorger Orgg》を除去したとする。
 Aの最終的にいくつになるだろうか?

*答:《魂喰らいのオーグ/Soulgorger Orgg》の2つの能力は関連していない。従って戦場から離れた時に回復する値は、まだAがライフを失っていないので未定義であり0である。
 その後、《魂喰らいのオーグ/Soulgorger Orgg》の誘発型能力により、Aのライフは1になる。
 ……ほほう。

*"Sac ~this~ : Return ~this~ to the battlefield under your control."

 1)CR的にこのカードは成立しているか?
 2)生贄に捧げた結果、これが墓地以外の領域に移動していた場合の挙動は?
 3)《ちらつき》と比較せよ。

*上の例は、起動型能力がその発生源自身を別の領域に行かせ、その移動先の領域で見つけられない場合を考えている。さて、それは見つけられるだろうか? 見つけられる/られないとして、その理由は?

*二段攻撃や先制攻撃によって戦闘ダメージ・ステップが追加されるのはみなさん御存知の通り。
 
 1)「三段攻撃」なる能力を考える。戦闘ダメージ・ステップは計3つ作成され、三段攻撃を持つクリーチャーは、全ての戦闘ダメージ・ステップにおいてダメージを割り振る。この時、「二段攻撃」を処理せよ。
 2)同様に、「先制攻撃」を処理せよ。
 3)「n段攻撃」(nは4以上の正の整数)に拡張し一般化せよ。
 4)「p段攻撃」と「q段攻撃」(p,qは共に3以上の正の整数であり相異なる)を同時に持つクリーチャーについて考えよ。例えば、現状のCRでは先制攻撃と二段攻撃を共に持つクリーチャーは、二段攻撃のみを持つクリーチャーと、ほとんど変わらない。

*オブジェクトは呪文や能力の対象に取ることができる。そこで……

 1)非公開領域の特定のカードを対象にすることは可能か?
 2)非公開領域の一部が公開されている場合、その公開された特定のカードを対象に取ることは可能か?
 3)「手札にある一番右端のカード」を対象に取ることは可能か?
 4)「あるプレイヤーのライブラリーの上から5番目のカードを対象とする。それを追放する。」
  という呪文がある。選ばれたプレイヤーのライブラリーが4枚以下だった場合、どのカードが対象になりうるか? もしくはそれは唱えることができないか?
 5)4)を《失脚/Oust》の場合と共に考えよ。ライブラリーが空の場合どこに戻るか?


----

*それでは、良いお年を。

多分原稿はできていたので、出ると信じて告知します。

12/30 2日目 w09-b Crazy Clowns

"All About Legacy Extra -Eternal Party 2012 Deep Analysis- "
中綴じコピー本 28p たぶん300円。

AALのナモさんがエタパ2012の全デッキリストを入力、解析したデータが掲載されています。最新のレガシー環境を知るにはもってこいの一品。

おいらのジャッジコラム「ロング・ターンと試合時間の消費」も収録。

直前告知になりましたが、よろしくお願いします。

……出るよね?(汗


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