Answer: Friday Magic Quiz. [12-28A]
2012年12月19日 FMQ#大掃除の時期なのですが、カード整理にいつも困る。
それでは、先週の回答。
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問1
かたならし○×。
「あるクリーチャーのP/Tは3/3で、『破壊されない』という効果を受けている。
このクリーチャーには4点以上のダメージを与えても、致死ダメージとはみなされない。」
○か×か?
×
クリーチャーが負ったダメージがタフネス以上になったら、そのクリーチャーは致死ダメージを受けたことになる。(CR119.6)
従って、問題の場合、そのクリーチャーは致死ダメージを受けている。
問2
Aが数体のクリーチャーで攻撃し、Bはそのうち1体を《ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune》をクリーチャー化してブロックした。
戦闘終了後、第2メインフェイズで、その生き残った《ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune》を対象にAは《血統の切断/Sever the Bloodline》を唱えた。
B「はい、何もしません。」
A「じゃ、解決するね。そっちのまだクリーチャー化していない《ラクドスの魔鍵》も追放してよ。」
B「え? そんなことないだろ。」
さて、まだクリーチャー化していないBの《ラクドスの魔鍵》はどうなるか?
何も起こらない。戦場にとどまり続ける。
《血統の切断/Sever the Bloodline》のテキストは以下の通り。
Exile target creature and all other creatures with the same name as that creature.
従って、同名であったとしても、それがクリーチャーでないならば、追放されない。
問3
PとQが対戦している。
Pが《殺戮遊戯/Slaughter Games》を「指定は《修復の天使/Restoration Angel》で。」と言いながら唱えた。
Qの手札には《修復の天使/Restoration Angel》と《雲散霧消/Dissipate》がある。
3-1)
Qはこの《殺戮遊戯/Slaughter Games》の解決前に、《修復の天使/Restoration Angel》を唱えることはできるか?
3-2)
上ができる場合、Pはその《修復の天使/Restoration Angel》が唱えられた後に、カード名の宣言を変えることはできるか?
3-1)できる。
本来、《殺戮遊戯》のカード名選択は、その解決時に行われる。
Pは先に選択をしてしまったが、これ自体はなにも問題はない。
QはPの《殺戮遊戯》の解決前に優先権を得るので、Qは優先権を得ているときに、手札にある《修復の天使》を唱えることができる。
3-2)できる。
この問題のPのように、呪文と唱えたり能力を起動した時に、解決時に行なうべき選択を宣言した場合、何か対戦相手が対応しなかった場合には、その宣言通りの選択をしなければならない。(MTR4.2)
しかし、この場合はQはPの《殺戮遊戯》に対応して呪文を唱えているので、Pは宣言通りの選択をしなくてもよい。
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そんなところで。