#遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。
#今年ものんべんだらりと更新していきますのでよろしくです。
#新年1回目のニコ生は1月9日(水)の22時過ぎ辺りからやります。
#お題はGTCのカードとメカニズムで。質問お待ちしてます。

《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate》を始め、各ギルド門のフレーバーテキストには、不自然にラインがズレている文字がありました。で、それらをつなげるとあるメッセージになっているのはご存じの方もおられると思います。

 参考) http://byorori.blogspot.jp/2013/01/blog-post.html

もちろん、このような仕掛けがしてある文字は、英語版、日本語版のみあらず、各国語版全てに存在します。

今から文字を拾おうという人のために、文字の拾い方を書いときます。

・Gathererデータベースで各国語版のカードを見る。

 画像だけではわかりづらいかもしれません。が、日本語版のように、テキストベースで『_る_』のような感じで他の文字と区別されていることがあります。

 文字はカード1枚につき1~4文字です。例えば、ドイツ語版の《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate》だと、"d l o n" の4文字が拾えます。

 カードごとに同数の文字が拾えるとは限りません。GTCの中国語版の場合、オルゾフだけ2文字、他は1文字づつ拾えます。


・拾った文字を《ギルドのタブレット/Tablet of the Guilds》の絵にある順番で並べる。

ようはアゾリウスから始めてカラーホイールの順番で並べればよいのです。
よくわからない場合は、《ギルドのタブレット/Tablet of the Guilds》の絵を見ながら順に並べましょう。
RTRなら、アゾリウス→イゼット→ラクドス→ゴルガリ→セレズニア です。
GTCはオルゾフから始めましょう。

・縦読みする。

あとは並べた文字を縦読みしていけば文章(文節)が現れます。


ストーリーラインに沿うとなると、次の第3セット、ドラゴンの迷路では果たして続きの文節が現れるのでしょうか? それとも……


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そんなところで。


昨年から、私的に行なっていた翻訳作業に力を入れるようになりました。
といっても、本業という意味での仕事というわけではありません。もっと多くの人に見られるような翻訳文が増えただけです。例えば、Judge Wiki という英語主体のWikiがありますが、その中の記事を日本語にしたり、意味を汲み取って日本語に起こしたりする、ということをやるようになりました。もちろん、mtg-jp内での記事監修もそのうちの一つです。

その中で、翻訳という作業について深く知ろうと思い、幾つかの本に手を伸ばしてみました。ただ、一般的な翻訳に関しては余り参考になりません。なぜなら、私の翻訳する文章は主にマジックに関するもので、それは「ごく一般的な」英語では無いことが多いからです。例えば、"trigger" という単語を見た場合に、一般的には「引き金(をひく)」といったことから、その文章は銃か何かを打つ場面を想像することになります。……が、マジックではご存知の通り、『誘発(する)』なので、何かの誘発型能力を頭に思いつかなくてはいけません。

そんななか、誤った訳文、いわゆる「誤訳」についての解説があり、これがなかなか面白かったので自分なりに理解したことを書いておこうと思います。いつものルール談義ではなく、毛色の違う話ではありますが、少しお付き合い下さい。


*正確な訳とは?

ある文を和訳した時に、その文が正確な訳である、とはどういうものを指すのでしょうか?
文としては成立しているが、解釈ができない文だった場合、それは正確な訳文でしょうか?

「あなたの維持の初めに、目標相手は、彼または彼女の図書館のトップ3枚のカードを明らかにします、戦場上にそれらの中からの創造物カードを置いてもよく、次に、彼または彼女の墓地に残りを入れる。」(エキサイト翻訳)

上の文章は限りなく正確です。ただし解釈はできないものです。つまり、正確な訳文とは、「文として成立し、一読してその原文の意味することが理解できる文。」であるべきであると言えます。

 
*直訳と意訳

訳を行う時にしばしば直訳か意訳かで迷うことがあります。直訳は逐語的であるのに対し、意訳は文全体、もしくは段落やもっと大きな固まりを見て行うものです。大抵は直訳しないと意味が取れないので、まずは直訳を行うことになります。その後、文章の調子を整えるために推敲し、時には意訳を行うこともあります。

 
*訳出可能性

訳ができるかどうか、ということがひとつの指標になります。

・直訳できて意味も通じる。

 この場合は原文の意味をとるというよりも、日本語的に読みやすさを優先することになります。英語力というよりかは国語的な能力が問われることになります。関係代名詞でむりやり文を繋げているとか、やけに長い文節を主語にしている文は、文を2つに切ったり、主語を最後にするなどの「国語的な」編集を行うほうがよいでしょう。

・直訳できるが意味が通じない。

 一般的でない意味に取らざるをえない単語や、カード・テキスト的な意味合いをもった文は直訳しても意味が通じません。この場合は意訳したり、テンプレート的な訳を参照することになります。

・直訳できない。

 造語や単語改変が行われていて直訳できない、もしくはそのものズバリの単語がないものを指します。タイトルとして使われることも多いです。この場合はカタカナにしたり、造語ならその意味合いを取って似た日本語を探すことになります。同音異義語はこんなときに活躍します。

 実際の例を挙げましょう。タイトルとして "Egg-cellent Additions" とあります。どんな訳を当てればよいでしょうか? 色々考えられると思われますが、大切な点として、これだけでは訳出できず、タイトル以降の内容を考えて訳を当てた方がよい、ということです。

・言語的問題で訳出不可能。

 逆さ言葉やオノマトペといった言語特有のものは訳出不可能です。その場合は日本語において意味を考えて「あてる」ことが必要です。……まさしく意訳ですね。また、単語的な意味合いでその通りの訳出ができないこともあります。例えばRTRのイゼットのキーワード「超過」は、注釈文を直訳しても意味が取れません。なので、注釈文に超過変更後のテキスト全体を書く、ということを行ったのだと考えられます。


*誤訳と悪訳

これまでは正確な訳文について、直訳と意訳という点から説明を行いました。
では、正確でない訳文、つまり誤訳について書きます。

そもそもの誤訳とは、原文の語句・構文や意味内容についてのはっきりと誤った解釈に由来するものであり、「良くない訳文」とは明確に異なります。正確であるが解釈できない文を思い出して下さい……それは良くない訳文ではありますが、決して誤訳ではありません。「library という語をライブラリーとせずに図書館と訳しているから誤訳である」という見方はできるでしょう。が、それはマジックのカード・テキストであるという主観的選択が入ったものであるので、誤訳とはことなります。それは単に良くない訳文であり、「悪訳」と言えます。

誤訳が原文の誤った解釈に寄るものであることに対し、悪訳とは解釈そのものは正しいが、訳文を通して内容の正しい理解に到達することが困難なものです。「あなたの維持の初めに、目標相手は~」とあっても、正しい理解に到達するためには 維持→ upkeep → アップキープ といったような変換を読者の頭の中で行う必要があります。これは底意地の悪い例であったとしても、以下の文は正しく理解されづらかったことは記憶に新しいでしょう。

 「このターンにダメージを与えたクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。」

つまるところ、誤訳とは解釈の誤りであり、悪訳とは表現の欠陥であるといえます。


*訳出レベルを上げるには

翻訳をよりよくするためにはどうすればよいでしょうか?

おそらく多くの本がこれについて書かれているとおもいますが、私の経験から言うと、「とにかく量をこなす」ことに尽きます。

誤訳を避けるには、解釈の誤りを防ぐことが必要なので、原文(=英語)に触れる機会を多くし、辞書を活用する回数を増やせば良いでしょう。幸い、マジックに関する文章のみで言えば、さほど複雑な表現は使われていません。どちらかというと文語表現よりはより口語表現(=米語表現というべきでしょうか)が使われていることが多く、単語やイディオムで分からない場合は、大抵〈米俗〉という凡例がついていたりします。

悪訳を避けるには、文章表現を見直すことが必要です。訳文を一度読み直してみて、意味が少なくとも通っているかどうかを確認するべきでしょう。無駄に繰り返し表現をしていませんか? 文節を繋げていった結果、異常なほど長い文章になっていませんか? やけにスラングが混じっていたりしませんか? 口語体と文語体が混じっていたりしませんか? このあたりを直せば、悪訳を避けるのに役立つでしょう。


*最後に

訳出の際にいつも使っているサイトを挙げておきます。

英辞郎 on the Web http://www.alc.co.jp/

Weblio類語辞典 http://thesaurus.weblio.jp/
 同じサイトの辞書もよく使います。

thesaurus.com http://thesaurus.com/
 日本語でピンと来なかった場合はこっちへ。単語の類語を調べることによってその単語がどのような意味を持つのかを把握します。

urbandictionary http://www.urbandictionary.com/
 よくわからない表現や、なんでもない単語なのに直訳して疑問点がでてきたらここに当たります。
 ていうかここに載っている表現は大抵キワモノ。わかるかそんなもーん。


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DN上、もしくは他のサイト上で記事の翻訳を載せている方々にエールを送ります。
全部は追いきれませんが、ちまちま読んでますよー。

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「とにかく引用して恥をかかないだけの翻訳でありたい」中島健蔵


ホビーステーションLOOP岡崎店で行われました、2012年12月のリーグ戦の集計結果が出ました。

点数はリーグポイントで、マッチに勝つと+2、分けか負けで+1、優勝で+2です。


30 andou wataru
27 fukunaga keisuke
26 inagaki yukihiro
26 sakai hiroetsu
25 boku takashi
23 okada jirou
18 ishikawa shinji
17 tanida akimasa


上位の方にはお店から賞品がありますので、1月11日(金)以降に受け取ってください。

今月もリーグ戦を行なっています。毎週日曜、16:30受付、17時開始の4回戦固定です。
レギュレーションはスタンダード構築戦です。

よろしくお願いいたします。


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おいら周りの大会宣伝です。

これからの日程については wikiを参照して下さい。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/


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1月 11日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00

 形式/参加費:スタンダード構築戦(500円)
 試合:スイス式3ラウンドのみ。


 12月からやってるリーグ戦の宣伝も再掲。

 1月 13日(日) (以降毎週日曜日)

 LOOP岡崎リーグ戦

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:16:30~17:00 (1回戦開始は17時から)

 (途中のラウンドからでも参加可能)

 形式/参加費:スタンダード構築戦(100円)
 試合:スイス式4ラウンドのみ。

 *リーグ戦について
 ・1ヶ月に渡ってリーグポイントを競います。
 ・リーグポイントは、以下のようになります。(暫定)
    ・マッチに勝った +2点
    ・マッチに負けたor引き分けた +1点
    ・その週のリーグで優勝した  +2点
 ・翌月の頭に前の月のリーグポイントを集計し、表彰を行います。
 

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1月12日(土)

 GPT横浜 (主催:美嶋屋)

 会場:東別院会館
 受付:09:30~10:00
 形式:スタンダード構築戦

参考: http://www.happymtg.com/tournaments/view/T014412


12日はGPT横浜が行われます。スタンダード構築&会場は店舗とは別 ですので、ご注意下さい。


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1月13日(日)

 三河マジックコンベンション16 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/335.html

場所:岡崎市竜美ヶ丘会館
(名鉄東岡崎駅から徒歩15分 無料駐車場有ります。)
(参考URL:http://tatumikaikan.com//

開場:9:30~ 
受付時間:10:00~10:30
参加費:600円

形式:スタンダード構築戦  スイス式4~6回戦

受付時にデッキリストの提出をしていただきます。記入のための時間を考えてお越し下さい。A4サイズでしたら書式は問いませんので、前もって用意していただけると助かります。


日曜日は三河MMCです。サイドイベントでレガシーもあるので、よろしくお願いいたします。


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1月14日(月・祝)

C.B.L. 67th  http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.L.%2067th

場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:10:15~10:45
参加費:500円

形式:レガシー
試合:スイス式4~6ラウンドのみ。

賞品:
参加者全員にWPNプロモカード(種類は選べません)
上位にDCIプロモカード、ブースターパック等。

特記事項:
この大会はデッキリストの提出が必要です。会場で受付時に白紙のデッキリストをお配りします。
事前に準備してきたデッキリストを提出して頂いてもかまいません。


というわけで今年最初のCBLです。午前からの開始ですのでご注意を。
デッキリストのオンライン提出は今回も受け付けます。
オンラインで提出してくれた方には100円返却のサービスも行なっております。

詳細は上記wikiのページをご覧ください。


 C.B.M. 11th  http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.M.%2011th
 C.B.V. 7th  http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.V.%207th


場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:15:30~16:00
参加費:500円

形式:モダン/ヴィンテージ
試合:スイス式4ラウンドのみ。

賞品:
参加者全員にWPNプロモカード(種類は選べません)
上位にDCIプロモカード、ブースターパック等。

特記事項:
当日は上位の方のみ、デッキリストを提出して頂きます。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。


祝日はエターナルな日。というわけで、C.B.M.とC.B.V.を行います。
モダンはそろそろシーズンですので、参加を考えている方は是非お越しください。

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そんなところで。皆様、よろしくお願いいたします。



#今年もつらつらと出題していきます。
#なるたけ毎週出題したいのですが、
#他の原稿や作業の状態とかをみつつ更新しますので、
#お休みすることもあります。

でも2週間に1回のペースは崩したくないな、とは思っております。

それでは、今週の出題。

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問1
かたならし○×。

「ある呪文のコピーを唱える場合に、その呪文に追加コストが必要であったのならば、
 その追加コストを支払わないとコピーを唱えることはできない。」

○か×か?

 
問2
毎日のGTCプレビューに一喜一憂しているプレイヤーAとBではあるが、とりあえずは自分のデッキを調整することに余念がない2人が、いつもの勝負をしている。

Aは《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》をコントロールしている。
Bも《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》をコントロールしている。

Aのターン、Aは何も呪文唱えずにBにターンを返した。

さて、Bのターンのアップキープに、この2枚の《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》は変身するが……

AもBも互いの《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》を倒したいと考えている。
この2枚の《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》はどうなるだろうか?

 
問3 (難)

PとQが対戦している。

Pのターン、Pは《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》を変異能力によって裏向きで唱えた。

Qはそれを《奪取/Desertion》で打ち消した。

さて、この《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》は、最終的にどの領域にどのような状態で置かれるだろうか?


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いつものように、回答は来週にでも。


1月14日に行いました、CBM, CBVは、それぞれ8名の参加を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。

スイス3回戦の結果、CBMは Hibino Yasutaka さん、
CBVは Murase Kiyonori さんが優勝しました。おめでとうございます。

次回CBM、CBVですが、2月の曜日は埋まってしまったので、
次回の開催は3月を予定しています。決まり次第告知いたします。

それでは、優勝した方のデッキリストです。お楽しみ下さい。

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** CBM WINNER **

Hibino Yasutaka

Main
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《蒸気孔/Steam Vents》
1《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1《繁殖池/Breeding Pool》
1《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
7《島/Island》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》

4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《呪文滑り/Spellskite》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2《粗石の魔道士/Trinket Mage》
2《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》
2《尖塔のゴーレム/Spire Golem》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》

1《真髄の針/Pithing Needle》
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
3《稲妻/Lightning Bolt》
1《卑下/Condescend》
3《イゼットの魔除け/Izzet Charm》
2《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
3《知識の渇望/Thirst for Knowledge》
2《謎めいた命令/Cryptic Command》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》

Sideboard
1《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》
1《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《広がりゆく海/Spreading Seas》
3《紅蓮地獄/Pyroclasm》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》



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** CBV WINNER **

Murase Kiyonori

Main
3《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《Tropical Island》
3《Tundra》
2《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1《島/Island》

1《Black Lotus》
1《Mox Emerald》
1《Mox Pearl》
1《Mox Sapphire》

4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
3《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
2《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》

3《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3《精神的つまづき/Mental Misstep》
2《狼狽の嵐/Flusterstorm》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
1《渦まく知識/Brainstorm》
1《思案/Ponder》
1《定業/Preordain》
1《Ancestral Recall》
3《Mana Drain》
1《Time Walk》
4《Force of Will》

3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Sideboard
3《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2《自然の要求/Nature’s Claim》
2《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》
1《静寂/Serenity》
1《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1《精神的つまづき/Mental Misstep》
1《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《流刑への道/Path to Exile》

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CBL 67th results.

2013年1月17日 Result


1月14日に行いました、CBL 67thは、34名の参加を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。

スイス5回戦の結果、Takizawa Shun’ya さんが優勝しました。おめでとうございます。

次回 CBL 68th は、2月17日(日)の午後より行います。よろしくお願いいたします。

それでは、4勝以上のデッキリストです。お楽しみ下さい。

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** WINNER **

Takizawa Shun’ya

Main
4 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
2 《裏切り者の都/City of Traitors》
2 《水晶鉱脈/Crystal Vein》
12 《山/Mountain》

4 《鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Claw》
4 《業火のタイタン/Inferno Titan》
4 《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1 《災火のドラゴン/Balefire Dragon》
1 《Thunder Dragon》
1 《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》
2 《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》
1 《ニコル・ボーラス/Nicol Bolas》
1 《ドラゴンの暴君/Dragon Tyrant》
1 《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
1 《マルフェゴール/Malfegor》
1 《ウトヴァラのヘルカイト/Utvara Hellkite》
3 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》

4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
3 《騙し討ち/Sneak Attack》
3 《煮えたぎる歌/Seething Song》
2 《金属モックス/Chrome Mox》
4 《厳かなモノリス/Grim Monolith》

Sideboard
3 《血染めの月/Blood Moon》
3 《三なる宝球/Trinisphere》
2 《混沌のねじれ/Chaos Warp》
2 《異教徒の罰/Heretic’s Punishment》
2 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2 《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
1 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》



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* 2nd place *

Hibino Yasutaka

Main
4 《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
3 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《修復の天使/Restoration Angel》
2 《悪意の大梟/Baleful Strix》

2 《対抗呪文/Counterspell》
3 《渦まく知識/Brainstorm》
2 《意志の力/Force of Will》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
1 《思考囲い/Thoughtseize》
2 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1 《名誉回復/Vindicate》

1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》

2 《Underground Sea》
3 《Tundra》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 《島/Island》
1 《平地/Plains》
1 《沼/Swamp》
4 《変わり谷/Mutavault》
1 《人里離れた谷間/Secluded Glen》

Sideboard
3 《至高の評決/Supreme Verdict》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《拘留の宝球/Detention Sphere》
1 《根絶/Extirpate》
1 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1 《強迫/Duress》
2 《意志の力/Force of Will》
2 《解呪/Disenchant》
1 《名誉回復/Vindicate》

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* 3rd place *

Hada Nobuto

Main
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《Tropical Island》
3《Volcanic Island》

4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
3《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
2《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

4《渦まく知識/Brainstorm》
3《思案/Ponder》
2《思考掃き/Thought Scour》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
4《稲妻/Lightning Bolt》
2《二股の稲妻/Forked Bolt》
4《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》
1《森の知恵/Sylvan Library》

Sideboard
1《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《紅蓮破/Pyroblast》
1《赤霊破/Red Elemental Blast》
1《壌土からの生命/Life from the Loam》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《水没/Submerge》
2《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》


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* 4th place *

Hoshino Shin’ya

Main
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《乾燥台地/Arid Mesa》
2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3《地平線の梢/Horizon Canopy》
2《Taiga》
2《Savannah》
2《Plateau》
1《Karakas》
1《平地/Plains》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》

4《野生のナカティル/Wild Nacatl》
3《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
2《農芸師ギルドの魔道士/Granger Guildmage》
3《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
2《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
2《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
3《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
1《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos》

4《稲妻/Lightning Bolt》
4《Chain Lightning》
3《流刑への道/Path to Exile》
2《稲妻のらせん/Lightning Helix》
1《森の知恵/Sylvan Library》

Sideboard
3《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《忘却の輪/Oblivion Ring》
1《流刑への道/Path to Exile》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
2《火山の流弾/Volcanic Fallout》
2《紅蓮破/Pyroblast》
1《赤霊破/Red Elemental Blast》


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* 5th place *

Inui Takashi

Main

4《教議会の座席/Seat of the Synod》
4《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
4《空僻地/Glimmervoid》
2《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
2《古えの墳墓/Ancient Tomb》

4《メムナイト/Memnite》
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch》
4《エーテリウムの達人/Master of Etherium》
2《刻まれた勇者/Etched Champion》
3《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》

4《オパールのモックス/Mox Opal》
4《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》
2《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4《物読み/Thoughtcast》
2《撤廃/Repeal》

3《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》

Sideboard
2《呪文貫き/Spell Pierce》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《非業の死/Perish》
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》

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おいら周りの大会宣伝です。

これからの日程については wikiを参照して下さい。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/


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1月 18日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00

 形式/参加費:スタンダード構築戦(500円)
 試合:スイス式3ラウンドのみ。


 12月からやってるリーグ戦の宣伝も再掲。

 1月 20日(日) (以降毎週日曜日)

 LOOP岡崎リーグ戦

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:16:30~17:00 (1回戦開始は17時から)

 (途中のラウンドからでも参加可能)

 形式/参加費:スタンダード構築戦(100円)
 試合:スイス式4ラウンドのみ。

 *リーグ戦について
 ・1ヶ月に渡ってリーグポイントを競います。
 ・リーグポイントは、以下のようになります。(暫定)
    ・マッチに勝った +2点
    ・マッチに負けたor引き分けた +1点
    ・その週のリーグで優勝した  +2点
 ・翌月の頭に前の月のリーグポイントを集計し、表彰を行います。
 

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1月 19日(土)

 GPT横浜  主催:BIGMAGIC 名古屋店

 会場:東別院会館
 受付:09:30~10:00
 形式:スタンダード

http://www.happymtg.com/tournaments/view/T014414

今週土曜日は東別院会館でGPT横浜です。スタンダードなのでご注意下さい。


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ついでにおいら周りのGPT横浜の情報を。
詳細を決定したらWikiにも書きます。


2月10日(日)

 GPT横浜@ホビーステーションLOOP岡崎
 形式:リミテッド

2月16日(土)

 GPT横浜@ホビーステーション名古屋店
 形式:スタンダード

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それでは、皆様よろしくお願いいたします。


#回答を書いた原稿が虚空に消えてしまったので、
#[13-01A]は来週に回します。申し訳なく。

脊髄反射でYESって答えるとろくな目に合わないのだ。(教訓)

それでは、今週の出題。

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問1
かたならし○×。

「《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》で作成された紋章の色は青である。」

○か×か?

 
問2
GTCが出る前に余っているRTRのパックを使ってゲームをしようと持ちかけたプレイヤーAと、DGMでRTR使うんだから少しは残しとこうと言ったプレイヤーBが、いつものゲームをしている。

Bは《安全の領域/Sphere of Safety》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《蠢く甲虫/Drudge Beetle》で攻撃しようとした。

B「エンチャントは1枚だけだから1マナ払ってよ。」
A「じゃあそのマナは《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》で、そっちの墓地の土地を追放しながら出すよ。」

Aの行動は可能か?


問3

PとQが対戦している。

Pは《殴打頭蓋/Batterskull》のついた0/0の細菌・トークンをコントロールしている。

Qのターン、QはPの細菌・トークンを《次元のほころび/Reality Ripple》でフェイズ・アウトさせた。

3-1)《殴打頭蓋/Batterskull》はどうなるか?
3-2)次のターンのAのアンタップ・ステップに何が起こるか?

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いつものように、回答は来週にでも。



#先々週分の回答です。
#ペースは崩したくないな、と言いながら早くも崩れていることに猛省。

それでは、先々週の回答。

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問1
かたならし○×。

「ある呪文のコピーを唱える場合に、その呪文に追加コストが必要であったのならば、
 その追加コストを支払わないとコピーを唱えることはできない。」

○か×か?




《余韻》のように、「コピーする」ならば必要ないが、「コピーを唱える」のであれば、
唱えるためにコストを払う必要がある。
大抵の場合は「マナ・コストを支払わずに~」という一文があるが、それでも追加コストに関しては支払わないといけない。


 
問2
Aは《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》をコントロールしている。
Bも《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》をコントロールしている。

Aのターン、Aは何も呪文唱えずにBにターンを返した。

さて、Bのターンのアップキープに、この2枚の《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》は変身するが……

AもBも互いの《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》を倒したいと考えている。
この2枚の《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》はどうなるだろうか?


Bの《高原の狩りの達人》が破壊される。

両方の《高原の狩りの達人》の能力が誘発し、スタックに積まれる。
APNAPルールに従い、NAPのほうから先に解決される。

つまり、Aの《高原の狩りの達人》が《高原の荒廃者》に変身したあと、誘発型能力が誘発し、それがスタックに積まれる。
その後、その誘発型能力が解決されて2ダメージを与える段階になっても、APであるBの《高原の狩りの達人》は、まだ変身前で、「変身する」という誘発型能力がスタックに積まれている状態である。

従って、Bの《高原の狩りの達人》は2/2で2ダメージを負った状態になるので破壊される。


 
問3 (難)

PとQが対戦している。

Pのターン、Pは《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》を変異能力によって裏向きで唱えた。

Qはそれを《奪取/Desertion》で打ち消した。

さて、この《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》は、最終的にどの領域にどのような状態で置かれるだろうか?


スタック上にあって、《奪取/Desertion》の対象になった呪文はクリーチャー呪文なので、《奪取/Desertion》のコントロールを変更する効果が影響する。
さらに、《奪取/Desertion》によってこのオブジェクトがスタックから戦場に出る際には、「裏向きで戦場に出る」という効果は無いので、それは通常の位相--「アンタップ/反転前/表向き/フェイズ・イン」という位相で出る。

従って、Qのコントロール下で、表向きの《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》が戦場に出る。

#変異能力によって裏向きであったクリーチャー呪文が裏向きの位相で戦場に出るのは、
#そのクリーチャー呪文が解決された場合である。
#この問題の場合、そのクリーチャー呪文は打ち消されているので解決されていない。

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そんなところで。

#FAQも発表されたことですし、今週水曜にニコ生を行います。
#時間は22時すぎくらいに。お題はGTCのFAQと他の更新について。


「ギルド門侵犯」のFAQが発表されています。

http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/faq/gtc

いつものように、ざっくり紹介。

以下はFAQ全文の転載ではありません。全文は上記リンクからたどって下さい。
日本語を始め各国語版もあり、.docでダウンロードできます。

既存CRより自明である項目や、文章から簡単にわかる解説文は省略しています。
また、おいら的注釈を新たに加えている場合(コメント行が#で始まるもの)もあります。

参考にしたのは 2013/01/21 版です。FAQ本体は以後アップデートされる可能性があります。
 
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製品情報
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ラヴニカへの回帰の公式発売日:2013年2月1日 

セットレアリティー内訳:コモン101、アンコモン80、レア53、神話レア15 の計249種。
(基本土地はRTRと同じです。)

2013年2月1日(金)より、構築戦でギルド門侵犯が使用可能になります。
これにより、スタンダードで使用できるセットは以下のようになります。

 イニストラード、闇の隆盛、アヴァシンの帰還、マジック2013
 ラヴニカへの回帰、ギルド門侵犯

なお、エクステンデッドで使用できるセットは以下のようになります。

 ゼンディカー、ワールドウェイク、エルドラージ覚醒、マジック2011
 ミラディンの傷跡、ミラディン包囲戦、新たなるファイレクシア、マジック2012
 イニストラード、闇の隆盛、アヴァシンの帰還、マジック2013
 ラヴニカへの回帰、ギルド門侵犯


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一般注釈
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** オルゾフのキーワード:強請 **

702.99.強請

702.99a 強請は誘発型能力である。「強請」とは、「あなたが呪文を1つ唱えるたび、あなたは{W/B}を支払ってもよい。そうした場合、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたはこれにより失われたライフに等しい点数のライフを得る。」ということを意味する。

702.99b あるパーマネントが複数の強請を持っている場合は、それぞれ誘発する。


*強請1回の誘発にしたいして支払えるマナは{W/B}1つのみである。

*強請はプレイヤーを対象としない。

#読みは「きょうせい」である。

 
** ディミーアのキーワード:暗号 **

702.97.暗号

702.97a 暗号は一部のインスタントおよびソーサリーが持つ。これは2つの常在型能力を表しており、1つは呪文がスタックに置かれている間に作用し、もう1つは暗号を持つカードが追放領域にある間に作用する。「暗号」とは、「この呪文があるカードで表されている場合、あなたはあなたがコントロールするクリーチャー1体に暗号化した状態で、このカードを追放してもよい。」および「このカードがそのクリーチャーに暗号化されているかぎり、そのクリーチャーは『このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは暗号化されたカードをコピーし、そのコピーをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。』を得る。」ということを意味する。

702.97b 「暗号化」という用語は、追放領域に置かれている暗号を持つカードと、そのカードが表す呪文の解決時に選ばれるクリーチャーとの関係を示す。

702.97c 暗号を持つカードは、その暗号を持つカードが追放され、また選ばれたクリーチャーが戦場に残っているかぎり、選ばれたクリーチャーに暗号化された状態で残る。そのカードは、そのオブジェクトが戦場に残っているかぎり、それのコントローラーが変わったり、それがクリーチャーでなくなったりしても、そのオブジェクトに暗号化され続ける。


*暗号化を行った場合、その呪文カードはスタックから直接追放領域に置かれる。墓地は経由しない。

*魔鍵など、クリーチャーになることができるクリーチャーでないパーマネントに暗号を持つカードを暗号化したい場合、そのパーマネントは暗号を持つ呪文の解決が始まる前にクリーチャーになる必要がある。カードを暗号化する際に選べるのはクリーチャーのみである。

*追放された暗号を持つカードは、それが暗号化されたクリーチャーに誘発型能力を与える。そのクリーチャーがその能力を失い、その後にプレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、誘発型能力は誘発しない。ただし、追放されたカードは引き続きそのクリーチャーに暗号化され続ける。

*他のプレイヤーがそのクリーチャーのコントロールを得た場合、そのプレイヤーが誘発型能力をコントロールする。従ってそのプレイヤーが暗号化されたカードのコピーを作成し、それを唱えてもよいことになる。


** グルールの能力語:湧血 **

殺戮角
{2}{G}
クリーチャー ― ビースト
3/2
湧血 ― {G}, 殺戮角を捨てる:攻撃クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+3/+2の修整を受ける。


*各湧血能力のボーナスは、湧血を持つクリーチャーのパワーとタフネスとその他の能力に結びついている。

#例えば、湧血を持つ生物が先制攻撃をもっていたのなら、湧血によっても先制攻撃を付与することになる。


** ボロスの能力語:大隊 **

戦心の歩兵
{2}{R}
クリーチャー ― エレメンタル・兵士
2/3
大隊 ― 戦心の歩兵と少なくとも2体の他のクリーチャーが攻撃するたび、戦心の歩兵はターン終了時まで+2/+0の修整を受ける。


#誘発する条件は「これ自体と少なくとも2体の他のクリーチャーが攻撃する」である。他に必要な攻撃クリーチャーの数は2で固定されている。ボーナスは異なる。

*3体の攻撃クリーチャーは同じプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃していなくてもよい。

** シミックのキーワード:進化 **

702.98.進化

702.98a 進化は誘発型能力である。「進化」とは、「クリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、そのクリーチャーのパワーがこのクリーチャーよりも大きいか、そのクリーチャーのタフネスがこのクリーチャーよりも大きいか、またはその両方に該当する場合、このクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。」ということを意味する。

702.98b クリーチャー1体が複数の進化を持っている場合は、それぞれ誘発する。


#クリーチャーの数値は、パワーとパワー、タフネスとタフネスを比較する。
#例)2/4 進化持ち(A)がいて、1/3のクリーチャー(B)が出た場合、進化は誘発しない。
# Bのタフネス > Aのパワーであるが、このようには比較しない。

#進化は「if節のルール」に従う。誘発時と解決時の両方において、パワーとパワー、タフネスとタフネスの数値を比較する。

*進化能力が解決される際に数値を比較するとき、より大きい数値がパワーからタフネスに変わる可能性がある。そうした場合、この能力は依然として解決し、あなたは進化を持つクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。
 例)あなたが進化を持つ2/2のクリーチャーを1体コントロールしており、1/3のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出た場合、それのタフネスの方が大きいため進化が誘発する。これに対応して1/3のクリーチャーが+2/-2の修整を受けたとする。進化の誘発型能力の解決時点では、それのパワーのほうが大きい。よってあなたは進化を持つクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置くことになる。


混成カード、二色土地、ギルド門、魔鍵 については省略します。

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カード別注釈
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《一族の信号》
{R}{G}
インスタント
あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを3枚探し、それらを公開する。あなたが異なる名前を持つカードを3枚公開した場合、その中から1枚のカードを無作為に選び、それをあなたの手札に加える。残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。


*異なる名前を持つクリーチャー・カードを3枚公開しなかった場合、あなたは単にライブラリーを(公開したカードも含めて)切り直す。

#全てのプレイヤーは、あなたの手札に入ったのが何か、かつ、ライブラリーに加えて切り直されたカードが何なのかを知ることができる。

#(直前の項目は英語版ではあるが、日本語版.docでは欠落している)

《演劇の舞台》
土地
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
{2}, {T}:土地1つを対象とする。演劇の舞台はそれのコピーとなり、この能力を得る。


*最後の起動型能力によるコピー効果は持続期間を持たない。それは《演劇の舞台》が戦場を離れるか他のコピー効果がそれを上書きするまで継続する。そのパーマネントは《演劇の舞台》の1つ目の能力を持たなくなる。

#例えば、《進化する未開地/Evolving Wilds》をコピーすると、タップして{1}を出すことはできなくなる。起動型能力を起動してさらに他の土地のコピーにはなれる。

《汚染された地》
{1}{B}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地は沼である。
エンチャントされている土地がタップ状態になるたび、それのコントローラーは2点のライフを失う。


*エンチャントされている土地はそれに書かれている既存の土地タイプや能力をすべて失う。それは沼という土地タイプと、「{T}:あなたのマナ・プールに{B}を加える。」という能力を持つ。《汚染された地》はその土地の名前やその土地が持つ他のタイプまたは特殊タイプ(基本や伝説など)には影響しない。

#ただし、サブタイプは失われる。
#例)《雲上の座/Cloudpost》に《汚染された地》をつけると、それは土地--沼 になって神座ではない。


《オレリアの憤怒》
{X}{R}{W}
インスタント
望む数のクリーチャーかプレイヤー(またはその組み合わせ)を対象とする。オレリアの憤怒はそれらに、X点のダメージをあなたの望むように分割して与える。これによりダメージを与えられた各クリーチャーをそれぞれタップする。これによりダメージを与えられたプレイヤーは、このターン、クリーチャーでない呪文を唱えることができない。


*《オレリアの憤怒》を唱えるときは、その一部としてXの値とダメージの割り振り方を宣言する。選ばれた各対象にはそれぞれ少なくとも1点のダメージが与えられなければならない。

*《オレリアの憤怒》は、プレインズウォーカーとそのプレインズウォーカーのコントローラーの両方にダメージを与えることはできない。


《外出恐怖症》
{1}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは-5/-0の修整を受ける。
{2}{U}:外出恐怖症をオーナーの手札に戻す。


*プレイヤーは戦闘ダメージが割り振られてから与えられるまでの間、呪文を唱えたり能力を起動するための優先権を持たない。これは、あなたが戦闘ダメージが与えられる前に《外出恐怖症》をオーナーの手元に戻そうとする場合、戦闘ダメージが割り振られる前にそうしなければならない(そしてクリーチャーは-5/-0の修整を受けなくなる)ことを意味する。


《瓦礫帯の略奪者》
{1}{R/G}{R/G}{R/G}
クリーチャー ― 人間・戦士
3/3
瓦礫帯の略奪者が攻撃するたび、これの上に、+1/+1カウンターをあなたがコントロールする攻撃クリーチャー1体につき1個置く。


**修正**
カードには「瓦礫帯の略奪者が攻撃するたび、あなたがコントロールする各攻撃クリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。」と印刷されていますが、誤りです。

《虚無の王》
{4}{B}{B}{B}
クリーチャー ― デーモン
7/7
飛行
虚無の王がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーのライブラリーの一番上から7枚のカードを追放する。その後、それらのカードの中からクリーチャー・カードを1枚あなたのコントロール下で戦場に出す。


*《虚無の王》の能力は任意ではない。あなたが追放した7枚のカードの中にクリーチャー・カードがある場合、あなたはそれをあなたのコントロール下で戦場に出さなければならない。

《グルールの憤怒獣》
{5}{R}{G}
クリーチャー ― ビースト
6/6
グルールの憤怒獣か他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。その戦場に出たクリーチャーはそれと格闘を行う。


*《グルールの憤怒獣》の誘発型能力は任意ではない。ただし、あなたのコントロール下でクリーチャーが出たときにどの対戦相手もクリーチャーをコントロールしていない場合、その能力はスタックから取り除かれる。

《グルールの魔除け》
{R}{G}
インスタント
以下の3つから1つを選ぶ。「このターン、飛行を持たないクリーチャーではブロックできない。」「あなたがオーナーであるすべてのパーマネントのコントロールを得る。」「グルールの魔除けは飛行を持つ各クリーチャーに、それぞれ3点のダメージを与える。」


*2つ目のモードを選んだ場合、《グルールの魔除け》の効果はそれらのパーマネントの他のコントロール変更効果をすべて上書きする。この効果に期限はない。

*トークンのオーナーは、それが最初に戦場に出たときにそれをコントロールしていたプレイヤーである。

#→《刻印/Brand》

《幻術師の篭手》
{2}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーの能力が1つ起動されるたび、それがマナ能力でない場合、その能力をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
装備 {3}


*起動型能力のコストが《幻術師の篭手》またはそれを装備しているクリーチャーを生け贄に捧げることを求める場合、その能力はコピーされない。能力が起動されたとみなされる時点(すべてのコストが支払われた後)で、そのクリーチャーはもう《幻術師の篭手》を装備していないことになる。


《ザーメクのギルド魔道士》
{G}{U}
クリーチャー ― エルフ・ウィザード
2/2
{G}{U}:このターン、あなたがコントロールする各クリーチャーは、それぞれ+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。
{G}{U}, あなたがコントロールするクリーチャー1体の上から+1/+1カウンターを1個取り除く:カードを1枚引く。


*《ザーメクのギルド魔道士》の1つ目の能力は累積する。たとえば、1つのターンでそれが2回解決した場合、そのターンにあなたのコントロール下で戦場に出る各クリーチャーは、+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。


《シミックの変転魔道士》
{2}{U}
クリーチャー ― マーフォーク・ウィザード
1/2
進化(クリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、そのクリーチャーのパワーかタフネスがこのクリーチャーよりも大きい場合、このクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
{1}{U}, {T}:クリーチャー1体を対象とし、シミックの変転魔道士の上に置かれている+1/+1カウンターを1個、そのクリーチャーの上に移動する。


*あるクリーチャーから他のクリーチャーにカウンターを移動するには、1体目のクリーチャーからカウンターを取り除き、2体目のクリーチャーの上にそれを置く。2体目のクリーチャーにつき、それの上にカウンターが置かれることに関連する能力は適用される。

#→つまり、"placed"とみなされる。

《首席議長ゼガーナ》
{2}{G}{G}{U}{U}
伝説のクリーチャー ― マーフォーク・ウィザード
1/1
首席議長ゼガーナは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xはあなたがコントロールする他のクリーチャーの中のパワーの最大値に等しい。
首席議長ゼガーナが戦場に出たとき、これのパワーに等しい枚数のカードを引く。


**修正**
#カードには「あなたがコントロールするクリーチャーの中のパワーの最大値」と書かれています。ルール上の処理は変わりませんが、誤りです。


《処刑人の一振り》
{W}{B}
インスタント
このターンにダメージを与えたクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-5/-5の修整を受ける。


#→《報復の矢/Avenging Arrow》。

#つまり、このターンにどこかにダメージを与えたクリーチャーを対象にする。
#何らかによってダメージを負ったクリーチャーではない。

《水形》
{G}{U}
インスタント
土地1つを対象とする。それはターン終了時まで飛行を持つ3/3のエレメンタル・クリーチャーになる。それは土地でもある。


#これは継続的効果第4種+第6種+第7b種 である。色は変化しない。


《水深の魔道士》
{2}{G}{U}
クリーチャー ― 人間・ウィザード
1/1
進化(クリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、そのクリーチャーのパワーかタフネスがこのクリーチャーよりも大きい場合、このクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
水深の魔道士の上に+1/+1カウンターが1個配置されるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。


*《水深の魔道士》が(《練達の生術師》などにより)+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出た場合、それの最後の能力は、戦場に出たときに置かれた+1/+1カウンター1個につき1回誘発する。

《頭蓋割り》
{1}{R}
インスタント
このターン、プレイヤーはライフを得られない。このターン、ダメージは軽減できない。プレイヤー1人を対象とする。頭蓋割りはそのプレイヤーに3点のダメージを与える。


#「ダメージは軽減できない」の部分はプレイヤーのみならず、クリーチャーやプレインズウォーカーにも影響する。
#→プロテクション
#→《正義の勇者ギデオン》

《正義の勇者ギデオン》
{2}{W}{W}
プレインズウォーカー ― ギデオン

[+1]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体につき1個の忠誠カウンターを正義の勇者ギデオンの上に置く。
[0]:ターン終了時まで、正義の勇者ギデオンは破壊されない人間・兵士・クリーチャーになる。これのパワーとタフネスは、それぞれ彼の上に置かれた忠誠カウンターの数に等しい。彼はプレインズウォーカーでもある。このターン、彼に与えられるすべてのダメージを軽減する。
[-15]:他のすべてのパーマネントを追放する。


*《正義の勇者ギデオン》の2つ目の能力が解決した後に軽減できないダメージが《正義の勇者ギデオン》に与えられた場合、そのダメージが持つすべての結果が適用される。具体的には、ギデオンがそのダメージを負い(クリーチャーになっているため)、またそのダメージの点数に等しい数の忠誠カウンターが彼の上から取り除かれる(プレインズウォーカーでもあるため)。《正義の勇者ギデオン》は破壊されないが、その上に忠誠カウンターが置かれていない場合、彼は状況起因処理によりオーナーの墓地に置かれる。

*あなたが《正義の勇者ギデオン》の2つ目の能力を起動し、その後対戦相手が戦闘前に彼のコントロールを得たとする。あなたは望む数のあなたのクリーチャーで《正義の勇者ギデオン》を攻撃してもよい(彼はプレインズウォーカーであるため)。その後、《正義の勇者ギデオン》はブロックすることができる(彼はクリーチャーでもあるため)。彼は、自分を攻撃しているクリーチャーを含め、自分がブロック可能なクリーチャーならどの攻撃クリーチャーでもブロックできる。戦闘の間、彼は攻撃されているプレインズウォーカーとして、またブロックしているクリーチャーとして適宜行動する。たとえば、彼は自分がブロックしているクリーチャーに戦闘ダメージを与えるが、自分を攻撃しているブロックされていないクリーチャーには戦闘ダメージを与えない。

《精神削り》
{X}{U}{R}
ソーサリー
各対戦相手はそれぞれ自分のライブラリーの一番上から、土地カードがX枚公開されるまでカードを公開し続ける。その後これにより公開されたすべてのカードを自分の墓地に置く。Xは0にできない。


*他の呪文や能力があなたに「そのマナ・コストを支払うことなく」《精神削り》を唱えるよう指示した場合、あなたはそれを唱えることができない。呪文を「そのマナ・コストを支払うことなく」唱えるときはマナ・コストのXを0にしなければならないが、《精神削り》のマナ・コストのXは0にできない。

#つまり、唱えることはできない。

《空隠しの杖》
{1}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは+1/+0の修整を受けるとともに、飛行を持つクリーチャーによってはブロックされない。
装備 {3}({3}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、これをつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)


**修正**
カードには「エンチャントされているクリーチャーは」と印刷されていますが、誤りです。

《魂の代償》
{2}{U}{B}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
あなたはエンチャントされているクリーチャーをコントロールする。
カードを2枚捨てる:魂の代償のコントローラーはこれを生け贄に捧げ、その後カードを2枚引く。対戦相手のみがこの能力を起動できる。


*ほとんどの場合、あなたは対戦相手がコントロールするクリーチャーをエンチャントし、それによりあなたはそのクリーチャーのコントロールを得る。あなたの対戦相手は誰でもカードを2枚捨てることで《魂の代償》の最後の能力を起動できる。この能力の解決時にあなたは《魂の代償》を生け贄に捧げ、カードを2枚引く。

《肉貪り》
{1}{B}
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げ、その後そのクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。


**修正**
#カードには「対戦相手1人を対象とする。」と印刷されていますが、誤りです。

《身分詐称》
{4}{U}{U}
ソーサリー
アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とし、それのコピーであるトークンを1つ戦場に出す。
暗号


*あなたが生み出したトークンがクリーチャーのコピーである場合、あなたは《身分詐称》そのトークンに暗号化した状態で追放することができる。

《誘導稲妻》
{2}{R}{R}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。誘導稲妻はそれ、およびそれと同じ名前を持つ他の各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。


*クリーチャー・トークンの名前は、それが他のクリーチャーのコピーであるか、トークンを生み出した効果がそれに異なる名前を与えていないかぎり、それのクリーチャー・タイプと同じである。たとえば、1/1の兵士トークンの名前は「兵士」である。


《幽霊議員オブゼダート》
{1}{W}{W}{B}{B}
伝説のクリーチャー ― スピリット・アドバイザー
5/5
幽霊議員オブゼダートが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたは幽霊議員オブゼダートを追放してもよい。そうした場合、あなたの次のアップキープの開始時に、これをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。これは速攻を得る。


*《幽霊議員オブゼダート》がその最後の能力によって戦場に戻った時、それは永続的に速攻を得る。これは、プレイヤーが後になって速攻を与えない呪文や能力を使ってそのコントロールを得た場合に関係することがある。

《ヴィズコーパのギルド魔道士》
{W}{B}
クリーチャー ― 人間・ウィザード
2/2
{1}{W}{B}:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで絆魂を得る。
{1}{W}{B}:このターン、あなたがライフを得るたび、各対戦相手はそれぞれその点数に等しい点数のライフを失う。


*2つ目の能力が解決するたびに、遅延誘発型能力が作成される。そのターン、あなたがライフを得るたびにそれらの各能力が誘発する。たとえば、あなたが2つ目の能力を2回起動し(そしてそれらの能力を解決させ)、その後2点のライフを得た場合、各対戦相手はそれぞれ合計4点のライフを失う。つまりライフを1回得るたびに能力が2つ誘発し、そのそれぞれが対戦相手に2点のライフを失わせるわけである。

《ヴィズコーパの聴罪司祭》
{3}{W}{B}
クリーチャー ― 人間・クレリック
1/3
強請
ヴィズコーパの聴罪司祭が戦場に出たとき、ライフを望む点数だけ支払う。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはその点数に等しい枚数のカードを自分の手札から公開する。あなたはその中から1枚を選んで追放する。


#《ヴィズコーパの聴罪司祭》の最後の能力の解決時点で対象となる対戦相手が不適正な対象になっていた場合、その能力は打ち消され、その効果は一切発生しない。よってあなたはライフを支払わず、どのプレイヤーもカードを公開しない。

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おまけ:再録カード

《帰化/Naturalize》[いっぱい]

《反逆の行動/Act of Treason》[M12]
《突撃するグリフィン/Assault Griffin》[M12]

《予言のプリズム/Prophetic Prism》[ROE]
《汚染された地/Contaminated Ground》[ROE]
《強打/Smite》[ROE]

《亡霊招き/Beckon Apparition》[EVE]

《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire》[RAV]
《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》[RAV]
《湿った墓/Watery Grave》[RAV]
《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》[GPT]
《神無き祭殿/Godless Shrine》[GPT]
《繁殖池/Breeding Pool》[DIS]

《くすぶり獣/Ember Beast》[ODY]

《激情の耕作/Frenzied Tilling》[INV]

《燃えがらの精霊/Cinder Elemental》[MMQ]

《正義の突撃/Righteous Charge》[PO2]


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MOキューブのカードリストが更新されています。

http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/01222013D

キューブイベントは1月30日の定期メンテナンス後から、2月6日の定期メンテナンスまで行われます。

今回の更新はHoliday Cube(パワー9が入っていたキューブ)からではなく、
それ以前のキューブ(2012 Sep26 - Oct10)からの更新です。

2012 Sep26 - Oct10 Cube Pool
http://www.wizards.com/Magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/09252012d

差分はすでにもとのページにもありますが、再掲。

なお、INしたカードは全てRTRからです。

IN:
《究極の価格/Ultimate Price(RTR)》
《守護者の木立ち/Grove of the Guardian(RTR)》
《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars(RTR)》
《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》
《戒厳令/Martial Law(RTR)》
《剣術の名手/Fencing Ace(RTR)》
《大軍のワーム/Armada Wurm(RTR)》
《至高の審判者、イスペリア/Isperia, Supreme Judge(RTR)》
《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》
《竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius(RTR)》
《ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord(RTR)》
《見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen(RTR)》
《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter(RTR)》
《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》
《戦慄掘り/Dreadbore(RTR)》
《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》
《イゼットの魔除け/Izzet Charm(RTR)》
《ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler(RTR)》
《屑肉の刻み獣/Dreg Mangler(RTR)》

OUT:
《恐怖/Terror(10E)》
《バントの魔除け/Bant Charm(ALA)》
《発展の代価/Price of Progress(EXO)》
《剥奪/Deprive(ROE)》
《崇拝/Worship(9ED)》
《白騎士/White Knight(M11)》
《長毛のソクター/Woolly Thoctar(ALA)》
《吸収/Absorb(INV)》
《占いの達人/Augury Adept(SHM)》
《ナックラヴィー/Nucklavee(EVE)》
《軋み森のしもべ/Creakwood Liege(EVE)》
《魂売り/Spiritmonger(APC)》
《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch(RAV)》
《領土を滅ぼすもの/Realm Razer(ALA)》
《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad(ROE)》
《化膿/Putrefy(RAV)》
《空砕きの呼び声/Call the Skybreaker(EVE)》
《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(ALA)》
《死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born(ISD)》

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リアルキューブを作成しているひとはご注意を。

おいら周りの大会宣伝です。

これからの日程については wikiを参照して下さい。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/

今週末はGTCプレリリースです。
各店舗、会場で新しいカードを使って楽しんで下さい。

今回は異状のあるカードが散見されています。
公式のアナウンスもあります。( http://mtg-jp.com/publicity/004200/

また、個人的にですが、主催者用に、A4準拠の紙に印刷できるように、
異状集をまとめたpdfファイルを作成しました。
店内の掲示や、プレイヤーに配布などして、周知を行なっていただけるよう、お願いいたします。

http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/2013/01/gtc-pdf.html

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あと、GTCチェックリストの勝手直し版をいつものように作成しています。
「混成」を新たに作成しました。

http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/2013/01/gtc-20130123.html


よろしくお願いいたします。

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1月 25日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00

 形式/参加費:スタンダード構築戦(500円)
 試合:スイス式3ラウンドのみ。


 (リーグ戦は毎週日曜日にやっていますが、GTCプレリリースと被っているため、
  1/27のリーグ戦はおそらく不成立と思われます。楽しみにしている方には申し訳なく)

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以下はおいらが関わっているプレリリースの宣伝です。両方共日曜日です。


1月27日(日)

 ギルド門侵犯 プレリリース @ホビーステーション名古屋店
 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/347.html

場所:ホビーステーション 名古屋店
   参考URL: http://www.hbst.net/shop/nagoya/

受付時間:14:00~14:30
参加費:2500円
最大人数:36 (人数が多い場合は抽選となります)

形式:シールド戦(プレリリース特製 ギルドパックx1を使用)

試合:スイス式4ラウンドのみ。

賞品:
4ラウンド終了時点での上位に、ブースターパック等を予定しております。

特記事項:
デッキリストは使用しません。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

ギルド選択:
今回のプレリリースでは、各ギルドごとのギルドパックが用意されています。このギルドパックには数に限りがあるため、ギルドの選択については当日に希望するギルドを聞き、希望者多数の場合は抽選方式になります。


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1月27日(日)

 ギルド門侵犯 プレリリース大会 in ホビーステーション LOOP岡崎店
 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/348.html

場所:ホビーステーション LOOP岡崎店
   参考URL: http://www.hbst.net/shop/okazaki/

受付時間:16:00~17:00 (1回戦開始が17時30分ですので、それまでにデッキを組んでください)
参加費:2500円

形式:シールド戦

試合:4ラウンド固定

賞品:
上位の方にはさらにブースターパックなどを差し上げます。

特記事項:
基本土地は支給いたします。
店舗がLOOP岡崎の中になりますので、忘れ物などが無いようにしてください。
その他のアナウンスは会場で行います。

ギルド選択:
今回のプレリリースでは、各ギルドごとのギルドパックが用意されています。このギルドパックには数に限りがあるため、希望者多数の場合、ギルドの選択については抽選で行います。

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以上、よろしくお願いいたします。



#プレリリースはちょっとした質問を集めるのにちょうど良い。

毎度おなじみ、九印さんところでカード名辞書が配布されています。
さあ、みんな使うんだ。

http://www.magikuin.com/

それでは、今週の出題。

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問1
かたならし○×。

「あるカードが暗号化されたクリーチャーが戦闘ダメージをプレイヤーに与え、
 そのカードのコピーを唱えた場合、強請能力は誘発する。」

○か×か?

問2

GTCのスポイラーを見ながらのAとBの会話。

A「《魂の代償/Soul Ransom》って強いよな。」
B「そうか? 相手に選択をさせる余地のある……」
A「……カードは弱い、だっけか。」
B「そうそう。」
A「つけてしまえば一方的じゃない?」
B「外すには2枚捨てるんだっけ。」
A「ええと、例えば、Bのクリーチャーを僕が《魂の代償/Soul Ransom》で奪うよね。」
B「で、俺がカードを2枚捨てる、と。」
A「それに対応して、僕がさっきのクリーチャーを《投げ飛ばし/Fling》とかして、
 戦場からなくしたら、その起動したやつはどうなるの?」

さて、どうなるか?

 
問3

P、Q、Rが多人数戦のゲームをしている。

Pは《発光の始源体/Luminate Primordial》を戦場に出し、
Qの《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》と、
Rの《修復の天使/Restoration Angel》を、誘発型能力の対象に取った。

3-1)
Qはそれに対応して、《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》を起動して
生け贄に捧げて、戦場にあるアーティファクトを1つ破壊した。

《発光の始源体/Luminate Primordial》の能力の解決時に、QとRは何点のライフを得るか?

3-2)
Qはそれに対応して、《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》を起動して
生け贄に捧げて、戦場にあるアーティファクトを1つ破壊した。

さらに、Rは《信仰の盾/Faith’s Shield》を自分の《修復の天使/Restoration Angel》を対象にして唱え、それにプロテクション(白)を与えた。

《発光の始源体/Luminate Primordial》の能力の解決時に、QとRは何点のライフを得るか?


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回答は来週かその翌週に。



#ちょいとばかし体調不良のために原稿仕事をサボっておりました。
#2週間分の回答をお届けします。今週の出題はお休みです。


問1
かたならし○×。

「《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》で作成された紋章の色は青である。」

○か×か?


×

紋章はカード名を持たず、カード・タイプを持たず、マナ・コストを持たず、色を持たず、エキスパンション・シンボルを持たない。(CR113.3)

従って問題の紋章の色は無いので×。


 
問2
Bは《安全の領域/Sphere of Safety》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《蠢く甲虫/Drudge Beetle》で攻撃しようとした。

B「エンチャントは1枚だけだから1マナ払ってよ。」
A「じゃあそのマナは《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》で、そっちの墓地の土地を追放しながら出すよ。」

Aの行動は可能か?


不可能。

攻撃クリーチャー宣言ステップのターン起因処理の間に、Aはマナを支払う必要がある。
このターン起因処理の間に、攻撃するためのコストにマナが要求されたので、
Aはマナ能力を起動する機会を得る……が、《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》の1番目の能力はご存知のようにマナ能力ではないので、これを起動することはできない。

また、その前のステップ(=戦闘開始ステップ)で《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を起動してマナを出したとしても、ステップを越えてしまうとマナは消失するので、攻撃クリーチャー宣言ステップまで持ち越せない。

従って、Aの言う行動はどうやっても不可能である。


問3

PとQが対戦している。

Pは《殴打頭蓋/Batterskull》のついた0/0の細菌・トークンをコントロールしている。

Qのターン、QはPの細菌・トークンを《次元のほころび/Reality Ripple》でフェイズ・アウトさせた。

3-1)《殴打頭蓋/Batterskull》はどうなるか?
3-2)次のターンのPのアンタップ・ステップに何が起こるか?



3-1)「間接的に」フェイズ・アウトする。

パーマネントがフェイズ・アウトすると、そのパーマネントについていたオーラ、装備品、城砦は同時にフェイズ・アウトする。(CR702.24f)
この方法でのフェイズ・アウトは「間接的に/indirectly」フェイズ・アウトしたと表現される。

3-2)

間接的にフェイズアウトしたオーラや装備品、城砦はそれ自身でフェイズ・インすることはなく、そのついているパーマネントと一緒にフェイズ・インしてくる。(CR702.24f)

したがって、《殴打頭蓋/Batterskull》はそのついているパーマネント=細菌トークン と共にフェイズ・インするが、フェイズ・アウトしたトークンは状況起因処理で消滅するため、共にフェイズ・インするべきパーマネントは既に無い。

従って、この《殴打頭蓋/Batterskull》はフェイズ・アウト位相のままになる。

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そんなところで。

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