#きちんとイベント申請をしておかないと泣きを見る、の典型。

それでは、先週の回答。

問1
かたならし◯×。

「ある呪文や能力の対象が、オブジェクトAからBに変更された場合、Bの持つ
 『Bが呪文や能力の対象になるたび~』 という誘発型能力は誘発する。」

◯か×か?




Bが対象になっていない状態から、Bが対象になった状態になったので、
「の対象になるたび~」という誘発型能力の誘発条件を満たす。
従って、問題の文は正しい。

同じことが《呪文滑り/Spellskite》+《活線の鞭/Livewire Lash》でも起こる。


 
問2

プレイヤーAは《呪文滑り/Spellskite》、《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》、
《呪詛の寄生虫/Hex Parasite》をコントロールしている。

Bのターン、Bは《業火のタイタン/Inferno Titan》を唱え、それを解決して戦場に出した。

B「《業火のタイタン》の誘発型能力を…うーん、どうするかな。」
A「除去したいのは《ファイレクシアの破棄者》? それとも《呪詛の寄生虫》?」
B「できれば両方。でも、《呪詛の寄生虫》の方を先に除去しときたいね。」
A「まあ、ライフは十分にあるから、《呪文滑り》の能力はきちんと起動するけどね。」

さて、Bはこの《業火のタイタン》が戦場に出たことによる誘発型能力で、
《呪詛の寄生虫》を除去することができるだろうか?


できる。

《呪文滑り/Spellskite》の能力は、対象の呪文や能力にある対象のうち1つを《呪文滑り》に変更する。

呪文や能力の対象を変更する場合、それらの変更が適正であるかどうかは、最終的に決定された
対象の選び方だけを確認する。(CR114.6e)

これらを踏まえると、《業火のタイタン》の誘発型能力の対象のうち1つを《呪文滑り》にして、
他の対象を《呪文滑り》以外にした場合、《呪文滑り》は有効に機能しない。

例を挙げる。

《業火のタイタン》の誘発型能力をスタックに積む際に、対象を2つ取るようにして、
「《呪文滑り》に1点、《呪詛の寄生虫》に2点」 と割り振るようにする。
この誘発型能力に対して《呪文滑り》の能力を使用すると、《呪文滑り》の能力の解決時には

  「《呪文滑り》に1点、↓《呪詛の寄生虫》に2点」
  「《呪文滑り》に1点、《呪文滑り》に2点」・・・(*1)

という対象の変更を行えるように考えられる。しかし、この誘発型能力は対象を2つ取っており、
その2つの対象は同じオブジェクトを指定できない。(CR114.3)
したがって、(*1)というような選択は適正ではないので、このような変更はできない。

従って、《呪文滑り》は期待するような挙動は示さない。


#一番良いと考えられるBの選択は、
#「《呪文滑り》に1点、《呪詛の寄生虫》に1点、《ファイレクシアの破棄者》に1点」
#という割り振りを宣言し、3つの対象を持つ能力にすることである。
#この場合、《呪文滑り》は、《呪詛の寄生虫》や《ファイレクシアの破棄者》に向けられた対象を
#自身に向け直すことができない。

 
問3

PとQがゲームをしている。

既にラウンドの制限時間は切れており、延長ターンに入っている。
ゲームカウントは1対1で、現在は3本目である。

延長3ターン目であるPのターンに、Pは《解放された者、カーン》の3番目の能力を起動し、
ゲームを再び開始した。

さて、このマッチはどのように処理すればよいか?


ゲームを再び開始し、先手側の第1ターンを延長4ターン目とし、マッチを続行する。

ゲームを再び開始することとマッチの制限時間とは何も関係がない。
従って、延長ターンの規則に従い、追加ターンのカウント数のみを足して、マッチを続行させるのが適正である。

#この処理は、やたらに大会進行を遅くすると考えられるので、MTRの変更があるのかもしれない。

##かつてのMTRには「延長ターンに入っているマッチは、新たなゲームを始めない」という
##文言があったかと思われたのだが、そのような文言は見当たらない。
##心当たりのある方はコメントください。

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そんなところで。




今週のおいら周り大会の告知です。

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6月 3日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
 参加費:500円

 形式:スタンダード構築戦
 試合:スイス式3ラウンドのみ。

 鷹狩りの季節はおしまい。
 6月からのFNMカードは《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》です。なぜ?


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6月 4日(土)

 ホビステ杯 #23

 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/148.html

 場所:ホビーステーション 名古屋店
 受付時間: 14:00 - 14:30
 参加費:500円

 大会形式:スイス・ラウンド4~6回戦
 フォーマット:スタンダード構築戦

特記事項:
 * デッキリストは不要です。
 * 上位入賞者のみ、大会終了後にデッキリストを書いて頂きます。
 * 予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。


前回は主催者の都合に付き一時間早めてしまいましたが、
今回はいつも通りの時間でまったり行います。
スタンダードを回したい人は是非どうぞ。


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6月 5日(日)

 Mcupラウンド2

 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/152.html


 場所:南部生涯学習センター
  参考URLhttp://www.city.kariya.lg.jp/hp/menu000002400/hpg000002338.htm
 受付時間:9:30~10:30
 参加費:1000円

 形式:ミラディンの傷跡ブロック構築
 試合:スイス式
 
 特記事項:
 デッキリストは不要です。
 上位入賞者のみ、大会終了後にデッキリストを書いて頂きます。
 予約などは受け付けておりません。直接会場にお越し下さい。

こちらは日曜に行われるMcupです。レギュレーションがブロック構築なので注意ですよー。



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あと、6月18日の統率者発売記念パーティですが、色々悩んだ結果、以下のようにします。

 *カードプール

  Magic Online の "Modern" に従います。
  エキスパンションは以下のとおりです。分かりやすく言うと新枠のみです。

 基本セット 8版/9版/10版/Magic2010/Magic2011
 ミラディンブロック
 神河ブロック
 ラヴニカブロック
 コールドスナップ
 時のらせんブロック
 ローウィン・シャドームーアブロック
 アラーラブロック
 ゼンディカーブロック
 ミラディンの傷跡ブロック
 上記に加え、『統率者』に収録されているカードを使用できます。
 #わかりやすく言うと、《Sol Ring》は入れて可です。

  Modernでの禁止カードは以下のとおりです。

 *アーティファクト土地5種サイクル
  (《古えの居住地/Ancient Den》《教議会の座席/Seat of the Synod》《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
   《大焼炉/Great Furnace》《伝承の樹/Tree of Tales》)
 *《金属モックス/Chrome Mox》
 *《暗黒の深部/Dark Depths》
 *《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
 *《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
 *《弱者の剣/Sword of the Meek》
 *《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
 *《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》

  これらを禁止します。
  したがって、今回の当発売記念パーティで使用できないカードリストは以下のとおりです。

 *上記"modern"での禁止カード
 *《生命の律動/Biorhythm》
 *《合同勝利/Coalition Victory》
 *《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
 *《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
 *《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》
 *《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
 *《一望の鏡/Panoptic Mirror》
 *《変幻の大男/Protean Hulk》
 *《威圧の杖/Staff of Domination》
 *《星の揺らぎ/Sway of the Stars》

 

少々ややこしいですが、全体的なカードパワーを下げるための処置です。

なお、当日はフリーエントリー制/チケット争奪戦 の形を取り、
通常のスイス・ラウンド制では行いません。

『統率者』デッキの貸し出しも行いますので、手ぶらで来てもOKです。
(ただし、貸し出せるデッキの数には限りがありますのでご了承ください。)

より詳しい案内は近日中に@wikiに載せますので、よろしくおねがいいたします。

http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/


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そんなところで。


#サウンドカードを購入したので、ニコニコ生放送を行ってみました。
#本来の用途とは全然違いますが。
#始めてやってみましたけど、面白いですね。
#おいらはプレイングに関してはへっぽこなので、ゲーム実況とかはやりませんが、
#新セットが発売されたときや、プレミアイベントの後とかにまた生放送をやってみたいと思います。

PT名古屋の時にやってみたいのですが、時間あるかな? いや作るのか。

それでは、今週の問題。

問1
かたならし◯×。

「現在のスタンダードにおいて、対戦相手の墓地のカードの順番を好きに並べ替えても良い。」

◯か×か?

 
問2
《殴打頭蓋/Batterskull》の強さに惚れたプレイヤーAが、どんなデッキにでも《殴打頭蓋》を
1枚差しておくのに対し、プレイヤーBは《処罰の力線/Leyline of Punishment》を貼ってドヤ顔を
するという不毛な個人メタを始めたプレイヤーAとBがいつもの勝負をしている。

プレイヤーAは《天界の列柱/Celestial Colonnade》と、他5枚の土地をコントロールしている。
プレイヤーBは《ノーンの別館/Norn’s Annex》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《天界の列柱》以外の土地を全てタップし、《天界の列柱》をクリーチャー化して
これで攻撃を宣言した。

B「んじゃ、他に白マナは無さそうだから、2ライフ払うんだな?」
A「いや、《天界の列柱》から白マナを出してそれを払うよ。」
B「ん? それだとタップしちゃうから攻撃クリーチャーにできなくね?」
A「攻撃クリーチャーとして指定してからマナを出すんで、それで良いでしょ?」

さて、Aがこの《天界の列柱》で攻撃するたには、2ライフを支払わなくてはいけないのだろうか?

 
問3

PとQが対戦している。

Pは《三なる宝球/Trinisphere》をアンタップ状態でコントロールしている。

QはPの《墓忍び/Tombstalker》を対象に、《四肢切断/Dismember》を唱えた。

Q「コストが{1}{B/P}{B/P}なので3マナだから《三なる宝球》は影響しない。
 コストを支払う際に{1}と4ライフで支払うよ。」

Qの主張は正しいか?

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いつものように、回答は来週にでも。



6月4日に行いました、ホビステ杯#23は、
28名の参加を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。

スイス5回戦の結果、全勝で Fukunaga Keisuke さんが優勝しました。
おめでとうございます。

次回のホビステ杯は6月18日(土)に行います。
『統率者』発売記念パーティとなります。
よろしくおねがいいたします。

それでは、4勝以上した方のデッキリストです。お楽しみ下さい。

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** WINNER **

Fukunaga Keisuke

Main
4《天界の列柱/Celestial Colonnade》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
4《地盤の際/Tectonic Edge》
1《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
1《湿地の干潟/Marsh Flats》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4《平地/Plains》
3《島/Island》

4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
2《太陽のタイタン/Sun Titan》

4《定業/Preordain》
3《マナ漏出/Mana Leak》
2《乱動への突入/Into the Roil》
2《未達への旅/Journey to Nowhere》
1《神への捧げ物/Divine Offering》
1《四肢切断/Dismember》
2《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》
2《審判の日/Day of Judgment》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

2《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Sideboard
2《糾弾/Condemn》
2《瞬間凍結/Flashfreeze》
2《天界の粛清/Celestial Purge》
2《呪文滑り/Spellskite》
2《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
2《神への捧げ物/Divine Offering》
1《審判の日/Day of Judgment》
1《決断の手綱/Volition Reins》
1《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》

-------

* 2nd place *

Kaji Kyousuke

Main
4《ぐらつく峰/Teetering Peaks》
2《乾燥台地/Arid Mesa》
3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
15《山/Mountain》

4《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
2《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》
2《トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder》
4《燃えさし運び/Ember Hauler》
3《ゴブリンの戦煽り/Goblin Wardriver》
4《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
2《躁の蛮人/Manic Vandal》
2《オキシド峠の英雄/Hero of Oxid Ridge》

4《稲妻/Lightning Bolt》
3《噴出の稲妻/Burst Lightning》
4《焼尽の猛火/Searing Blaze》

2《槌のコス/Koth of the Hammer》

Sideboard
1《躁の蛮人/Manic Vandal》
2《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》
2《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
2《電弧の痕跡/Arc Trail》
3《四肢切断/Dismember》
2《焼却/Combust》
3《溶鉄鋼のドラゴン/Moltensteel Dragon》

-------

* 3rd place *

Ikeda Kazuki

Main
4《天界の列柱/Celestial Colonnade》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
4《地盤の際/Tectonic Edge》
1《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
1《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4《平地/Plains》
3《島/Island》

4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
1《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
1《太陽のタイタン/Sun Titan》

4《定業/Preordain》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
3《マナ漏出/Mana Leak》
2《四肢切断/Dismember》
1《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
3《審判の日/Day of Judgment》

4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》

Sideboard
3《神への捧げ物/Divine Offering》
4《失脚/Oust》
1《審判の日/Day of Judgment》
3《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
4《瞬間凍結/Flashfreeze》

-------

* 4th place *

Shirai Yusuke

Main
4《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
4《乾燥台地/Arid Mesa》
1《山/Mountain》
13《平地/Plains》

4《メムナイト/Memnite》
2《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
4《磁器の軍団兵/Porcelain Legionnaire》
2《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
2《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》
2《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
1《覇者、ジョー・カディーン/Jor Kadeen, the Prevailer》

2《オパールのモックス/Mox Opal》
2《キマイラ的大群/Chimeric Mass》
3《急送/Dispatch》
4《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol》
4《鍛えられた鋼/Tempered Steel》
2《四肢切断/Dismember》

Sideboard
1《四肢切断/Dismember》
4《コーの火歩き/Kor Firewalker》
3《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
3《神への捧げ物/Divine Offering》
1《屈折の罠/Refraction Trap》
1《攻撃的な行動/Act of Aggression》
2《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind》

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#明後日からPT名古屋本戦なことに今さら気づく。

それでは、先週の回答。


問1
かたならし◯×。

「現在のスタンダードにおいて、対戦相手の墓地のカードの順番を好きに並べ替えても良い。」

◯か×か?


×

ウルザズ・サーガ以降のカードだけからなる形式においては、自分の墓地にあるカードの順番は
好きに変更してもよい。対戦相手の墓地の順番を入れ替えてはならない。(MTR3.13)

とある通り、対戦相手の墓地の順番は入れ替えてはならない。


 
問2
プレイヤーAは《天界の列柱/Celestial Colonnade》と、他5枚の土地をコントロールしている。
プレイヤーBは《ノーンの別館/Norn’s Annex》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《天界の列柱》以外の土地を全てタップし、《天界の列柱》をクリーチャー化して
これで攻撃を宣言した。

B「んじゃ、他に白マナは無さそうだから、2ライフ払うんだな?」
A「いや、《天界の列柱》から白マナを出してそれを払うよ。」
B「ん? それだとタップしちゃうから攻撃クリーチャーにできなくね?」
A「攻撃クリーチャーとして指定してからマナを出すんで、それで良いでしょ?」

さて、Aがこの《天界の列柱》で攻撃するたには、2ライフを支払わなくてはいけないのだろうか?


ライフで支払わなくても良い。

攻撃クリーチャー指定ステップにおいて、攻撃クリーチャーを指定する場合には以下の手順を踏む。(CR508.1)

 ・攻撃クリーチャーにするクリーチャーを選ぶ。
 ・それらがどこに攻撃するかを選ぶ
 ・それらが攻撃制限/強制を満たすかどうかをチェックする。
 ・選んだクリーチャーをタップする。
 ・攻撃に参加する総コストを決める。
 ・マナ能力を起動する機会を得る。
 ・先ほど決めたコストを支払う。

《天界の列柱》は警戒をもっているので、途中にある「選んだクリーチャーをタップする」の時点で
タップされることはない。

つまり、総コストを決め(《ノーンの別館》に対して{W}を払うことを選択し)、
マナ能力を起動する機会に得た際に、《天界の列柱》から{W}を引き出して、支払えばよい。



問3
PとQが対戦している。

Pは《三なる宝球/Trinisphere》をアンタップ状態でコントロールしている。

QはPの《墓忍び/Tombstalker》を対象に、《四肢切断/Dismember》を唱えた。

Q「コストが{1}{B/P}{B/P}なので3マナだから《三なる宝球》は影響しない。
 コストを支払う際に{1}と4ライフで支払うよ。」

Qの主張は正しいか?


正しくない。

《三なる宝球/Trinisphere》の能力は総コストを直接変更する効果を持つ。

CR601.2 の手順に従うと、《四肢切断/Dismember》を唱える際に、{B/P}をどう支払うかを
決定するのは、CR601.2bである。
……ただし、これは現行のCRでは明記されていない。
ファイレクシア・マナ・シンボルで示されたコストを色マナで支払うか、ライフで支払うかを
決定するのは、混成マナ・シンボルを決める際と同じである、とNPHFAQにはある。

これに従って考えると、{1}{B/P}{B/P}というマナ・シンボルで示された呪文を
CR601.2bの時点で「無色1マナと4ライフ」で支払うと宣言した場合、
CR601.2eの総コストを決定する時点で《三なる宝球》が影響し、支払うべき総コストは
「無色3マナと4ライフ」に固定される。

#NPHFAQで書かれているファイレクシア・マナ・シンボルについての記述は、
#次回CRの更新分で補填されるそうなので、期待しておきましょう。


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そんなところで。




今週はマジック・ウィークエンド名古屋です。
おいらも会場でスタッフをしてますので、見かけても石を投げないでください。
その関係上、今週のFMQはお休みです。おおゆうしゃよしんでしまうとはなさけない。

それではいつもの告知。

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6月 10日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
 参加費:500円

 形式:スタンダード構築戦
 試合:スイス式3ラウンドのみ。

 通常のFNM、スタンダードなのですよー。
 市内まではちょっと無理、という方は是非。

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6月18日の統率者発売記念パーティ@ホビステ名古屋ですが、詳細を@wikiに告知しました。

http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/156.html

受付時間は14時からで、以後フリーエントリーとなります。
みんなでわいわい遊びましょー。

重要なカードプールの部分だけ再掲。

 *カードプール

  Magic Online の "Modern" に従います。
  エキスパンションは以下のとおりです。分かりやすく言うと新枠のみです。

 基本セット 8版/9版/10版/Magic2010/Magic2011
 ミラディンブロック
 神河ブロック
 ラヴニカブロック
 コールドスナップ
 時のらせんブロック
 ローウィン・シャドームーアブロック
 アラーラブロック
 ゼンディカーブロック
 ミラディンの傷跡ブロック
 上記に加え、『統率者』に収録されているカードを使用できます。
 #わかりやすく言うと、《Sol Ring》は入れて可です。

  Modernでの禁止カードは以下のとおりです。

 *アーティファクト土地5種サイクル
  (《古えの居住地/Ancient Den》《教議会の座席/Seat of the Synod》《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
   《大焼炉/Great Furnace》《伝承の樹/Tree of Tales》)
 *《金属モックス/Chrome Mox》
 *《暗黒の深部/Dark Depths》
 *《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
 *《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
 *《弱者の剣/Sword of the Meek》
 *《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
 *《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》

  これらを禁止します。
  したがって、今回の当発売記念パーティで使用できないカードリストは以下のとおりです。

 *上記"modern"での禁止カード
 *《生命の律動/Biorhythm》
 *《合同勝利/Coalition Victory》
 *《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
 *《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
 *《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》
 *《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
 *《一望の鏡/Panoptic Mirror》
 *《変幻の大男/Protean Hulk》
 *《威圧の杖/Staff of Domination》
 *《星の揺らぎ/Sway of the Stars》
 


『統率者』デッキの貸し出しも行いますので、手ぶらで来てもOKです。
(ただし、貸し出せるデッキの数には限りがありますのでご了承ください。)
もちろん、店頭で『統率者』を購入して、そのまま参加するのもOK。

自分で『統率者』のデッキをビルドアップするのも楽しみの一つです。

それでは皆さん、よろしくおねがいいたします。



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そんなところで。

先週のマジック・ウィークエンド名古屋にスタッフとして参加させていただきました。
日本語、英語、そして英語ともつかない外国語が入り乱れる中、色んな人とお話できて
楽しい時間を過ごすことができました。この場をかりて感謝を。

さて、そんなMW名古屋での興味深かったルーリング事項をつらつらと。

ついでにスタッフから見た総括と、統率者戦について今日の23時くらいからニコ生をやろうと思います。
ゲストもいない雑談放送ですが、よしなに。


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*《呪文滑り/Spellskite》

ある程度プレイヤーが慣れてきたとはいえ、やはりこれ関連の質問は多かったです。
「《業火のタイタン/Inferno Titan》の誘発型能力で相手に3点」という能力を
《呪文滑り/Spellskite》に移せるか? などといった質問は、そこそこ受けました。

ただ、自分が警戒していたよりかは質問を受けなかった、という印象です。
プレイヤー達の理解度が高い(さらによく使われるので注目度も高い)1枚かと。

 
*《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》

PT本戦のMVPにして、一番聞かれたカード。

戦場にそれぞれがコントロールしている《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》が
あると、擬似的に好きなだけドローを繰り返せるようになりますが、あくまで擬似的です。

正確には(AP=アクティブ・プレイヤー、NAP=ノン・アクティブ・プレイヤー)

 ・APのドローステップにドロー → NAPの《聖別されたスフィンクス》誘発
 ・NAPの《聖別されたスフィンクス》で2枚引く→APの《聖別されたスフィンクス》が2回誘発
 ・APの《聖別されたスフィンクス》の1回目の能力で2枚引く→NAPの《聖別されたスフィンクス》が2回誘発
 ・・・・・・
 
となり、以後APとNAPの誘発型能力が交互に2回連続でスタックに積まれていく形になれます。
なので、「APが望む枚数を引いてから、NAPが望む枚数を引く」というショートカットは認められません。

RELが一般の場合には認めてもいいですが、他にカードをドローすることによる誘発型能力が
ある場合、きちんとスタックの順番に従って処理を行うべきです。

 
あと、相手の《聖別されたスフィンクス》に対して《乱動への突入/Into the Roil》を
キッカー・コスト込みで唱えた場合、相手が2枚引けるのか? といった質問も受けました。

回答は「引けません。」 《乱動への突入》でドローを行った時点で、《聖別されたスフィンクス》
は既に戦場にいませんから、それの能力が誘発することもありません。

 
*双頭巨人戦
パブリックイベント(PE)での双頭巨人戦で、ゲーム開始前の手順や基本的なことをよく聞かれました。
普段あまりやらないフォーマットが、ポイントだけ押さえておきましょう。

 ・初期共有ライフは30ライフです。
 ・毒カウンターはチームで共用されます。15個を超えると敗北します。
 ・先手チームの第1ターンのドロー・ステップはありません。
 ・マリガンの仕方:
   1)4人ともにカードを7枚引きます。
   2)先手チームから、一人づつ、「マリガンする」か「マリガンしない」を選びます。
   3)4人共にマリガンの有無を選択したら、「マリガンする」と宣言したプレイヤーはマリガンする。
    1回目のマリガンのみ7枚引き直せる。それ以降は6→5→4…となる。
    「マリガンしない」と宣言したプレイヤーは、それ以後マリガンできません。
   4)全員「マリガンしない」を選択したらゲームを開始します。

 
*《法務官の掌握/Praetor’s Grasp》
ルールというよりも、カードテキストを知らないプレイヤーが多数いました。
おいら含む数名のジャッジは携帯端末でオラクルを持っていますが、
「オラクル持ってる?」と聞かれた場合に、探すように言われたのは大抵これでした。

#スペイン語を話すジャッジが中国語版の《法務官の掌握》を指し、日本人がオラクルを探して
#英語で概要を伝える。素晴らしきかな。

 
*《解放された者、カーン/Karn Liberated》
第3能力を使用した場合の処理について、よく聞かれました。

 ・起動した側が「先手」です。選択権はありません。
 ・サイドボーディングはできません。
 ・先手側(=つまり起動した側)の第1ターンのドロー・ステップはありません。
  #つまり、カードを引いてしまうとちょっと危険なことに……
 ・《解放された者、カーン》によって追放されていたカードが戻ってきたあと、
  第1ターンが始まるので、あなたはそれらを「ターンの開始時から」コントロールしています。

とりあえずこれくらいを押さえていればよいでしょう。

 
*《緑の太陽の頂点》と《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》は緑でありクリーチャーです。
なので、《緑の太陽の頂点》で持ってくることができます。、

 
*《三なる宝球/Trinisphere》と《四肢切断/Dismember》
これに関しても会場で質問を受けました。
《三なる宝球/Trinisphere》の影響下で、《四肢切断/Dismember》を「1マナと4ライフ」を
支払うことで唱えることを選んだ場合、支払うべきライフは「3マナと4ライフ」です。

この部分に関しては先週末に発表されたUpdate Bulletinで書かれてありますので、
CRの改定後にでも解説を行います。

 
*《漸増爆弾/Ratchet Bomb》

APがNAPの《漸増爆弾》を対象にして《真っ二つ》を唱えました。
それに対応し、NAPは無言で《漸増爆弾》をタップし、指さししてから墓地におきました。
それを見て、APは《真っ二つ》が解決されたものと思い込んで、カードを引いてしまいました。

幸い、引いたカードが明確で(手札がそれだけだった)ので、処理は簡単でしたが、
ゲーム中のコミュニケーションはしっかり取って欲しいところです。

 
*ヘッドジャッジへの上告

プレイヤーはフロアジャッジの裁定に対し、ヘッドジャッジへ上告を行うことができます。
なので、フロアジャッジの裁定に不服があった場合はヘッドジャッジへ上告してください。
ゲームが終わった、もしくはイベント終了後に「あのジャッジの判断は間違いだった」
と言われても何もできません。


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そんなところで。


Commander FAQ

2011年6月15日 Ruling
『統率者』のFAQが発表されております。
http://www.wizards.com/magic/TCG/Resources.aspx?x=magic/rules/faqs

カードイメージギャラリーはこちらへ。
http://www.wizards.com/magic/tcg/productarticle.aspx?x=mtg/tcg/commander/cig

忘れちゃいけない総本山。
http://mtgcommander.net/rules.php

ルールの邦訳版は、みらこーさんのサイトへ。
http://logicwolf.sakura.ne.jp/magic/edh.html

いつものように、ざっくり紹介。

以下はFAQ全文の転載ではありません。全文は上記リンクからたどって下さい。
日本語を始め各国語版も.rtfでダウンロードできます。

既存CRより自明である項目や、文章から簡単にわかる解説文は省略しています。
また、おいら的注釈を新たに加えている場合もあります。

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製品情報
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『統率者』公式発売日:2011年6月17日

発売されるデッキは以下の5種類。
「天界の業火」「鏡の秘術」「切り返し」「策略の傀儡」「力の要求」

全て"Wedge"カラー(友好色+その共通対抗色の3色)の3色デッキである。

『統率者』で初めて印刷されたカードは51種類。
各色レアリティーの違いは以下のとおり。

 ・コモン:上記5種類のデッキそれぞれに1枚ずつ入っている。
 ・アンコモン:上記5種類のデッキのうち3種類に1枚ずつ入っている。
 ・レア:上記5種類のデッキのうちいずれか1つにのみ1枚入っている。
 ・神話レア:レアと同じだが必ずWedgeカラーの伝説のクリーチャー。

なお、『統率者』以前のエキスパンションから再録されたカードは、
再録元のレアリティーと同じになっている。それらのカードの同梱数は上記とは異なる。
例えば、《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》はアンコモンであるが、
5種類全てのデッキに1枚入っている。

『統率者』に収録されている新カードは、レガシー及びヴィンテージ構築戦に使用できる。
スタンダード、エクステンデッドでは使用できない。



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一般注釈
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** 新能力語:同調/Join Forces **

同調は能力語である。これは、全体に対する効果に対しすべてのプレイヤーがマナを支払うことのできる能力の先頭に書かれている。(能力語自体にはルール上の意味は無い。)

*同調能力は、それをもつ呪文や能力の解決時に、プレイヤー全員がマナを支払う。
 唱えたり能力がスタックに乗った時点ではない。

*同調能力をもつ5つのカードのうち、4つは呪文であり、1つは誘発型能力である。

*同調能力をもつ4つの呪文では、全員が同じ恩恵を受ける。


** 新キーワード能力:呪禁/Hexproof **

呪禁は、以前からある能力に新たなキーワードがついたものである。呪禁に関するルールは以下の通り。

702.11.呪禁

702.11a 呪禁は常在型能力である。

702.11b パーマネントが持つ「呪禁」は「このパーマネントは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になることができない。」を意味する。

702.11c プレイヤーが持つ「呪禁」は「あなたは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になることができない。」を意味する。

702.11d 1つのパーマネントや1人のプレイヤーに複数の呪禁能力があっても意味はない。


*あなたのチームメイトはあなたの対戦相手ではない。従って、あなたのチームメイトは
 あなたのコントロールする呪禁能力持ちのパーマネントを対象に取れる。

** サイクル "誓約/Vows" **

"誓約"は一連のオーラのサイクルで、あなたのクリーチャーを強化したり、他のクリーチャーを強化しつつあなたを攻撃させないようにする政治的駆け引きに使用したりするものである。

*"誓約"はあなたがコントロールするクリーチャーにエンチャントできる。そのクリーチャーのコントロールを対戦相手が得た場合、"誓約"のコントローラーはあなたなので、そのクリーチャーはあなたやあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃できない。

** 大判統率者 **

マジック:ザ・ギャザリング―統率者のパックには、そのパック内のカードに対応する大判プレミアム統率者カードが3枚入っている。これらのうち、あるゲームで使えるのは1枚だけである。

*大判の統率者と同じ通常のマジックのカードがデッキに入っている必要がある。

*その統率者が、公開領域(統率領域、戦場等)にある場合、通常のマジックのカードの代わりに大判カードを使ってもよい。

*統率者が非公開領域(ライブラリー、手札等)にある場合は、通常のマジックのカードを使用する。

*大判カードは趣味で使用するだけのものであり、統率者戦に必須というわけではない。



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カード別注釈
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《歩く墓場、髑髏茨》
{B}{G}
伝説のクリーチャー ― ゾンビ・エレメンタル
1/1
速攻
歩く墓場、髑髏茨がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
歩く墓場、髑髏茨の上に置かれているカウンターは、それがいずれかのプレイヤーの手札からライブラリー以外の領域に移動しても残る。


*《歩く墓場、髑髏茨》はすべてのカウンターを保持する。+1/+1カウンターに限らない。

*《歩く墓場、髑髏茨》が領域を変えた時に残されたカウンターは、その上に"置かれる"わけではない。《倍増の季節》や《シルヴォクののけ者、メリーラ》のような効果はこのカウンターに影響しない。

##"place"ではなく"remain"であるため。単に残る。

*《歩く墓場、髑髏茨》のパワーやタフネスを修正するカウンターは、戦場以外の《歩く墓場、髑髏茨》のパワーやタフネスに影響する。例えば、統率領域にある+1/+1カウンターが1個置かれた《歩く墓場、髑髏茨》は2/2である。

*《エイヴンの擬態術士》のように「そのクリーチャーに[ある種類の]カウンターが置かれ続けているかぎり」続く効果は、《歩く墓場、髑髏茨》が戦場を離れたら適用を終える。《歩く墓場、髑髏茨》はそのカウンターを維持するが、それは新たなオブジェクトでアリ、これまでの領域にあったものとは関係が無い。

*《歩く墓場、髑髏茨》の最後の能力は、それが直前にあった領域でその能力を持っている場合にのみ機能する。例えば、《イクスリッドの看守》(「墓地にあるカードはすべての能力を失う。」)が戦場にある場合に、《歩く墓場、髑髏茨》が墓地から戦場に置かれる場合、それはすべてのカウンターを失う。逆に、戦場に《謙虚》(「すべてのクリーチャーは全て能力を失い、1/1である。」)がある場合、墓地から戦場に移動した《歩く墓場、髑髏茨》はカウンターを保持する。《謙虚》がまだ戦場にある状態で《歩く墓場、髑髏茨》が戦場を離れたら、それはカウンターを失う。

*あるカードが《歩く墓場、髑髏茨》のコピーになった場合、そのカードに置かれているカウンターは、それが戦場を離れても(手札やライブラリーに行かないかぎり)そのまま残る。そうなった場合、それは《歩く墓場、髑髏茨》のコピーであることをやめるため、それが次に領域を変更した時点でカウンターは消滅する。

《家路》
土地
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
{T}:各プレイヤーは、自分がオーナーであるすべてのクリーチャーのコントロールを得る。


*トークンのオーナーは、それが戦場に出た時にそれをコントロールしていたプレイヤーである。

《海溝喰らい》
{6}{U}{U}
クリーチャー ― リバイアサン
6/6
トランプル
海溝喰らいが戦場に出たとき、あなたはあなたのライブラリーから望む枚数の土地カードを探してもよい。そうしたなら、それを追放し、その後あなたのライブラリーを切り直す。そうした場合、海溝喰らいのパワーとタフネスは、それぞれこれにより追放されたカードの枚数に等しくなる。


*この能力は「戦場に出たとき~」という誘発型能力である。戦場に出るに際して追放するのではない。《海溝喰らい》の能力がスタックに積まれている間、それは6/6で戦場に存在する。

*探さないことにした場合、《海溝喰らい》は単純に6/6である。


《鎌の死霊》
{4}{B}{B}
クリーチャー ― スペクター
4/4
飛行
鎌の死霊がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、各対戦相手はカードを1枚捨てる。これにより捨てられたカードの中で最も高い点数で見たマナ・コストが最も高いカードを捨てた各プレイヤーは、その点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。


*各対戦相手はターン順に捨てるカードを公開しないまま選択し、選んだカード全てを同時に捨てる。あるプレイヤーがどのカードを捨てるかを選ぶ際に、他のプレイヤーが捨てるカードを知ることはできない。

*複数のカードが最も高い点数で見たマナ・コストを持つ場合、それらのカードを捨てた各プレイヤーは、その点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。

*いずれかの対戦相手が分割カードを捨てた場合、それぞれの側は別々にチェックされる。例えば、1人目の対戦相手が《増進+衰退》を捨て、2人目の対戦相手が《巨大化》を捨て、他のすべての対戦相手が土地を捨てた場合、1人目と2人目の対戦相手はそれぞれ1点のライフを失う。

*《鎌の死霊》が(戦闘ダメージの一部が他のプレイヤーに移し替えられた等で)複数のプレイヤーに同時に戦闘ダメージを与えた場合その能力はそれぞれのプレイヤーにつき1回誘発する。

《擬態の原形質》
{2}{G}{U}{B}
伝説のクリーチャー ― ウーズ
0/0
擬態の原形質が戦場に出るに際し、あなたは墓地にあるクリーチャー・カードを2枚追放してもよい。そうした場合、それはそれらのカードの内の1枚のコピーとして、もう1枚のカードのパワーに等しい数の+1/+1カウンターが追加で置かれた状態で戦場に出る。


*クリーチャー・カードを1枚だけ追放することはできない。

*対象とする2枚のクリーチャー・カードは、同じ墓地にあっても違う墓地にあってもかまわない。

*《擬態の原形質》が、+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出るクリーチャーのコピーとして戦場に出る場合、《擬態の原形質》はその+1/+1カウンターの数に、追放したもう一方のカードのパワーに等しい数の+1/+1カウンターを加えた状態で戦場に出る。


《巨大なるカーリア》
{1}{W}{B}{R}
伝説のクリーチャー ― 人間・クレリック
2/2
飛行
巨大なるカーリアがいずれかの対戦相手に攻撃するたび、あなたはあなたの手札にある天使・クリーチャー・カード1枚かデーモン・クリーチャー・カード1枚かドラゴン・クリーチャー・カード1枚を、タップ状態でその対戦相手を攻撃している状態で戦場に出してもよい。


*《巨大なるカーリア》の能力は、それがプレインズウォーカーに攻撃した場合は誘発しない。

*能力の解決時に《巨大なるカーリア》が攻撃していた対戦相手が存在していなかった場合、あなたは天使・クリーチャー・カード1枚かデーモン・クリーチャー・カード1枚かドラゴン・クリーチャー・カード1枚をタップ状態で戦場に出してもよいが、それは誰も攻撃しておらず、攻撃クリーチャーでもない。

《締め付け》
{3}{R}
エンチャント
あなたの対戦相手はライブラリーを探せない。
いずれかの対戦相手が追加ターンを得る場合、代わりにそのプレイヤーはそのターンを飛ばす。


*対戦相手が《締め付け》をコントロールしていて、ある効果が「あなたは自分のライブラリーから~を探してもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す」である場合、ライブラリーから探すことを選べないので、ライブラリーを切り直さない。

*対戦相手が《締め付け》をコントロールしていて、ある効果が「あなたは自分のライブラリーから~を探す。その後、あなたのライブラリーを切り直す」である場合、探す効果は失敗するが、ライブラリーは切り直さなければいけない。

*対戦相手はライブラリーからカードを探せず、その中のカードを見つけることができない。この効果はすべての対戦相手とすべてのライブラリーに適用される。これにはあなたのライブラリーが含まれる。呪文や能力の効果の一部がカードを探すことや見つけることに依存しない場合、それは通常通り効果を発揮する。

*対戦相手にライブラリーのカードを公開させたり、ライブラリーの一番上から何枚かのカードを見たりさせる効果は通常通り効果を発揮する。「探す」という単語を持つ効果のみが失敗する。

*"追加ターン"は、呪文や能力により作成されたターンを指す。認定トーナメントで、制限時間が終了した後に与えられる追加ターンを指さない。

*《締め付け》が戦場にある状態でいずれかの対戦相手が追加ターンを作成したが、そのターンが始まる前に《締め付け》が戦場を離れた場合、その対戦相手はその追加ターンを通常通りに得る。



《敵対の大天使》
{5}{W}{W}
クリーチャー ― 天使
6/6
飛行
敵対の大天使が戦場に出るに際し、各プレイヤーは「戦争」か「平和」のいずれかを選ぶ。
「戦争」を選んだプレイヤーがコントロールするクリーチャーは+3/+0の修整を受ける。
「平和」を選んだプレイヤーがコントロールするクリーチャーは+0/+3の修整を受ける。


*《敵対の大天使》の2つ目の能力と3つ目の能力は関連している。同様に、2つ目の能力と4つ目の能力は関連している。プレイヤーのクリーチャーが得るボーナスは、《敵対の大天使》が戦場に出た時の選択にのみ影響される。

*手番プレイヤーが最初に「戦争」か「平和」かを選択し、以降、各プレイヤーはターン順に選択を行う。各プレイヤーは、それまでのプレイヤーの選択を知った上で自分の選択を行える。

*《敵対の大天使》のボーナスはただちに適用される。選択に応じ、《敵対の大天使》は9/6か6/9のクリーチャーとして戦場に出る。

* 戦場に2体の《敵対の大天使》がいて、その一方で「戦争」を、もう一方で「平和」を選んだ場合、あなたのクリーチャーは+3/+3の修整を受ける。

《統率の塔》
土地
{T}:あなたのマナ・プールに、あなたの統率者の固有色のいずれかの1色の色のマナ1点を加える。


*統率者の固有色はゲームの開始前に確定し、ゲーム中には変わらない。これは統率者が非公開領域(手札やライブラリー)に置かれた場合や、何らかの効果で統率者の色が変わった場合を含む。

*あなたの統率者が《真実の解体者、コジレック》等で固有色に色が無い場合、《統率の塔》の能力はマナを生み出さない。

*統率者戦以外のフォーマットでは、《統率の塔》はマナを生み出さない。

《フォモーリのルーハン》
{1}{R}{W}{U}
伝説のクリーチャー ― 巨人・戦士
7/7
あなたのターンの戦闘の開始時に、対戦相手1人を無作為に選ぶ。フォモーリのルーハンは可能ならそのプレイヤーを攻撃する。


*《フォモーリのルーハン》は、可能なら選ばれたプレイヤーを攻撃する。そのプレイヤーがコントロールするプレインズウォーカーではない。

*あなたの攻撃クリーチャー指定ステップ中、《フォモーリのルーハン》が、タップ状態である、呪文や能力によりそれが攻撃できない、あなたのターンの開始時から連続してあなたのコントロール下にあったのでない(速攻も持っていない)場合、それは攻撃しない。 《フォモーリのルーハン》が選ばれたプレイヤーを攻撃するに伴ってコストが必要な場合、あなたはコストの支払いを強制されない。したがって、この場合もそのプレイヤーを攻撃しなくてもよい。

*《フォモーリのルーハン》が上記の理由により選ばれたプレイヤーを攻撃できないが、それでも攻撃が可能である場合、あなたは《フォモーリのルーハン》に他のプレイヤーやプレインズウォーカーを攻撃させたり、まったく攻撃させなかったりすることを選べる。


《幽霊の酋長、カラドール》
{5}{B}{G}{W}
伝説のクリーチャー ― ケンタウルス・スピリット
3/4
幽霊の酋長、カラドールを唱えるためのコストは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき{o1}少なくなる。
あなたのターン中、あなたはクリーチャー・カードを1枚あなたの墓地にから唱えてもよい。


*《幽霊の酋長、カラドール》が統率者である場合、コストの増加(《幽霊の酋長、カラドール》を統率領域から唱えた回数を基準とする物を含む)を計算し、その後に《幽霊の酋長、カラドール》のコストの減少を計算する。

*何らかの方法で《幽霊の酋長、カラドール》を墓地から唱える場合、そのコスト減少能力は自身を数に入れない。

##まず墓地のこのカードがスタックに積まれてから、コストを決定するため。

*《幽霊の酋長、カラドール》の2つ目の能力は、あなたの各ターンに、あなたの墓地からクリーチャー・カードを唱えることを認めるものであり、そのカードがいつ唱えられるかは変更しない。それが瞬速を持たないかぎり、そのクリーチャーを唱えるのはあなたのメイン・フェイズで、スタックが空でなければならない。

* 《幽霊の酋長、カラドール》の1つ目の能力はスタック上で機能する。《幽霊の酋長、カラドール》の2つ目の能力は戦場でのみ機能する。


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そんなところで。




今週末の大会告知です。

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6月 17日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
 参加費:500円

 形式:スタンダード構築戦
 試合:スイス式3ラウンドのみ。

 通常のFNM、いつものスタンダードなのですよー。
 調整とかにも使ってやってください。

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6月 18日(土)

 S-Cup 24th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/149.html

 場所:熱田生涯学習センター
 受付時間:9:30~10:30
 参加費:一般 1000円
     :高校生以下 500円 (学生証の提示が必要です)

 形式:スタンダード構築戦
 試合:規定のスイス式ラウンド+Top4によるプレイオフ

 賞品:
 Top4およびスイスラウンド終了時にTop4と同じポイントを得た方にブースターパック等

Samoaさん主催のS-Cupが行われます。
翌日は日本選手権予選@名古屋ですので、練習にも是非どうぞ。
サイドイベントのレガシーもあります。


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6月 18日(土)

 ホビステ杯EX13 統率者発売記念パーティ
 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/156.html

 場所:ホビーステーション 名古屋店
   参考URL: http://www.hbst.net/shop/nagoya/

 受付時間:14:00~14:30 以降フリーエントリー制。

 14:30で第1ゲームを開始します。途中からの参加も歓迎です。
 19:00あたりで新規ゲームの開始・受付を止めます。

 参加費:500円

 形式:カジュアル多人数戦・統率者フォーマット(改変あり)

 *自作統率者デッキの持ち込みもOKです。後述する構築ルールを参照してください。
 *当日はデッキの貸し出しも行います。手ぶらできてもOKです。
  (数には限りがあります)

 試合:フリーマッチング制チケットバトル

 賞品:
 参加賞として『統率者』発売記念プロモカード、WPN計略カードを。
 その他、チケットに応じた賞品を予定しております。

S-Cupとかぶってしまいましたが、ホビステ名古屋で統率者発売記念パーティを行います。
昼下がりからのフリーエントリーなので、気軽にどうぞ。

あと、アーチエネミーも持って行きますので、「魔王戦やりたい」って方も歓迎します。

チケットによる賞品はお店に来てのお楽しみ、ということで。


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あと、6月17日付けで統率者戦の禁止カード改訂が告知されました。



 《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》 禁止解除

 http://mtgcommander.net/Forum/viewtopic.php?f=1&t=9564
 
以上です。

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そんなところで。




#統率者の発売に合わせて、アーチエネミーの計略デッキを作成するおいら。


それでは、今週の問題。

 
問1
かたならしというわけでもない◯×。

「競技RELのイベントにおいて、ジャッジを呼ぶ際に、『ジャッジの◯◯さん呼んでください』
 と、特定のフロアジャッジを名指しすることは認められる。」

◯か×か?

 
問2
パブリックイベントの賞品を、パックウォーズにして消費するのが好きなプレイヤーAと、
やったことがない形式の2人用ドラフトをやってみようと提案するプレイヤーBが、
いつものゲームをしている。

プレイヤーAは《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》をコントロールしている。
Aの残りライフは3で、毒カウンターも8個持っている。

Bのターン、Bは《とどろくタナドン/Thundering Tanadon》でAに攻撃した。

B「特に除去もブロッカーも無さそうだし、これで勝ちかな。」
A「そうか? まだライフはマイナスでも生きている気がするよ。」
B「0を下回ったらあとは毒でダメージ食らうんだろ?」

さて、Aは敗北するのだろうか?

 
問3

とある統率者戦でのこと。

Pは《啓発のジン/Djinn Illuminatus》をコントロールしている。
Pは、《はらわた撃ち/Gut Shot》を見せながらこう言った。

P「《はらわた撃ち/Gut Shot》の複製コストに対して、2ライフを5回と、赤マナを5つ支払って、
 都合10個のコピーを作成します。」

さて、このような宣言は可能か?

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いつものように、回答は来週にでも。



三ヶ月に1度の阿鼻叫喚、もしくは平穏無事でよかったねー、といえる禁止・制限カードの発表です。

http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/148a

 公示:2011年6月20日
 発効:2011年7月1日
 MOでの発効:2011年6月29日

 スタンダード
  《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》 禁止
  《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》 禁止

 除外規定:
 発売されている構築済みイベントデッキには、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が
 収録されているもの1種類がある。そのイベントデッキは、そのデッキ内容を変更せず、
 そのままのカードリストであるかぎり、スタンダード構築で使用できる。

 MO-Pauper
  《大あわての捜索/Frantic Search》 禁止


実に親和パーツ(《古えの居住地/Ancient Den》他)以来となる、
スタンダード構築での禁止カードが発表されました。

環境を席巻し続けた2枚のカードとはいえ、あと3ヶ月でセットごとローテーションされるのにも
関わらず、このタイミングでの禁止発表には驚かされます。

普通ならば金曜日の記事で禁止・制限カードリストに関する説明がされるのに、
B&Rリストの更新日である今日に説明記事が載っているというのも、個人的にはびっくりです。

Standard Bannings Explained
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/148


とはいえ、この変更は7月1日から。

つまり、今週末に控えている、日本選手権予選(最終週)には、まだ上記2枚は使用できます。
参加される方はご武運を。


 
そして、ようこそ新しいスタンダードへ。
次のデッキはなんでしょうかね。楽しみです。


6月20日付で、MTRとIPGが更新されました。
発効は2011年7月1日となります。

いつものように、変更点をざらっと紹介。

原文はこちらから。
http://www.wizards.com/wpn/Events/Rules.aspx


-----------------------------
MTR (マジック・イベント規定)
-----------------------------

各フォーマット、新製品情報に「Magic2012」、「イニストラード("Innistrad")」が追加されました。
また、前回の更新では間に合わなかった"Action" が"新たなるファイレクシア"に直されています。

 
2.3 ゲーム開始前の手順

ゲーム開始前の手順において、「ゲームを再び開始する」場合、メインデッキとサイドボード
のカードの入れ替えを行ってはいけない、ということが明記されました。

また、先攻・後攻の選択について若干の変更がありました。
先攻・後攻の選択は、通常、サイドボードの入れ替え終了までに行わなくてはいけません。

「デッキを互いに提示してシャッフルを求めた」あと、手札を見る前までに
先攻・後攻を決めていなかった場合、選択権を持つプレイヤーは先手を選んだとみなされる、
という点が今回更新されました。

 
3.14 サイドボード

「ゲームを再び開始する」場合、再開前のゲームと同じ内容でゲームを始めることが明記されました。
つまり、《解放された者、カーン/Karn Liberated》の第3能力を使用した場合、サイドボードと
メインデッキのカードを入れ替えることはできません。


4.2 イベントでの手順省略

プレイヤーは省略された一連の行動の途中で割り込むことができますが、
それは自分自身が省略した一連の行動中であっても割り込んで良い、という一文が追加されました。

6.3 スタンダード形式デッキ構築

スタンダードの禁止カードリストが追加されました。(《精神を刻む者、ジェイス》、《石鍛冶の神秘家》)
同時に、例外規定も書かれています。(イベントデッキ)

6.5 ヴィンテージ形式デッキ構築
6.6 レガシー形式デッキ構築

使用できるエキスパンションが明確化されました。
『From the Vault』シリーズや『統率者』などの特殊セットは、その発売日から上記構築戦で使用可能になります。

 
-----------------------------
IPG (マジック違反処置指針)
-----------------------------


3. ゲーム上の誤り

一部の文章が 3.6. ゲーム上の誤り ─ その他一般のゲームルール抵触行為 へ移動しました。


3.6. ゲーム上の誤り ─ その他一般のゲームルール抵触行為

ゲームの状況に誤りがあった場合、「全て巻き戻す」か「まったく巻き戻さない」のうち
どちらかを選ぶ必要がありますが、それには2つの例外があります。
そのような例外うちの1つ目が更新されました。

 例外1)プレイヤーが戦場に出ているパーマネントに関する必要な選択をし忘れていたもしくは
 不適正な選択を行っていた場合、そのプレイヤーはその選択を行なう。

例えば、エクステンデッド構築において、あるプレイヤーが《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で
《神の怒り/Wrath of God》を宣言しました。
この宣言は不適正です。
ジャッジは[ゲーム上の誤り ─ その他一般のゲームルール抵触行為]にあたるとして、
このプレイヤーに【警告】を与え、そのプレイヤーに適正な選択を選びなおすように促します。

4.9. イベント上の誤り ― デッキ/リストの問題

追加措置がより簡便になるように訂正されました。

5.3. 非紳士的行為 ─ 結果の捏造

無作為の方法でゲームの結果を決めることは許されません。

これを分かりやすくするため、「じゃんけんによってゲームの結果を決めた」という例が追加されました。

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そんなところで。




新しいCRが発表されましたので、2011年6月20日CR更新分のざっくり訳をお届けします。
参照する項目のナンバリング振りなおしや細かい文法、言葉、記号の変更などは表記しません。

http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/146a&page=3

今回は『統率者』による変更が主な部分です。

------------------------
青文字は既存の変更、赤文字は新規項目です。

103.1a (ゲームの開始)

統率者戦において、ゲームの開始前に統率者を統率領域に置いて、残りをライブラリーとして
使用するということが明記されました。

この文章自体は統率者戦の項目に書かれていたものと同じです。

CR103項には一般的なゲームの始め方が書かれていますが、双頭巨人戦や魔王戦といった
他の変種ルールについても追加項目で書かれているので、統率者戦によるこのルールも
103項に追記されることとなりました。

 
107.4f (ファイレクシア・マナ・シンボル)

{W/P}、{U/P} を始めとするファイレクシア・マナ・シンボルはそれぞれの色を意味していますが、
これが直接的に書かれている項番はありませんでした。そのため、各ファイレクシア・マナ・シンボル
がそれぞれの色であることがこの項番に書き加えられました。

 
121.1a (+X/+Y カウンター)

戦場領域以外のオブジェクトに置かれている+X/+Y カウンターについての挙動は、
これまでそのような事態が存在しなかったため、CRでは説明ができません。

しかし、《歩く墓場、髑髏茨》というカードの出現によって、そのような事態が起こりうる
ようになってしまったため、新たに文章が書き換えられました。

クリーチャー、もしくは戦場領域以外にあるクリーチャー・カード 
の上に置かれている+X/+Y カウンターは、Xをそのオブジェクトのパワーに加え、Yをそのタフネスに加える
ということを意味します。

例)統率領域にあって、+1/+1カウンターが3つ置かれている《歩く墓場、髑髏茨》のP/Tは、4/4です。

#そういえば、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターの相殺って、パーマネントのみにだったような。
#「-1/-1カウンターを置き、そのクリーチャーを破壊する」なんて効果があれば、
#『+1/+1カウンターと-1/-1カウンターが同時に乗っているクリーチャー・カード』が作れそうですね。


206.2c (能力語)

同調/Join Forces が追加されました。


601.2b (呪文を唱える手順)

ファイレクシア・マナ・シンボルを色マナで支払うかライフで支払うかの選択は、
混成マナ・シンボルをいずれの側で支払うかの選択と同じ手順で行う、ということが追記されました。

この記述自体はNPHのFAQにありましたが、前回のCRの更新には追いつかず、結果として
ファイレクシア・マナ・シンボルの支払いについていくつかの誤解が生じました。

例を出しましょう。
《外科的摘出/Surgical Extraction》を2ライフのみ支払って唱えることを選んだ場合、
それにマナは支払われていないので《拒否/Nix》で打ち消すことができます。
また、唱える際に《三なる宝球/Trinisphere》がアンタップ状態で戦場にあった場合、
{3}と2ライフを支払わないと唱えることが完了できません。


700.6 (その他のルール)

死亡/Die についての文章が追加されました。
「(これ)が戦場から墓地に置かれる」を意味します。
死亡/Die に関するオラクル・テキストの変更は、7月中旬に行われます。(=Magic2012)

先取りしてCRが変更になっているのは、DofP2012 のためです。

#これはキーワード処理でないことに注意すること。
#「戦場から墓地に置く」という動作を示しているわけではない。(→「破壊する」)
#「戦場から墓地に置かれた」という状態を示している。

 
702.11 (呪禁/Hexproof)

キーワード能力、呪禁/Hexproof が追加されました。
以後のキーワード能力は項番が1つずつずれています。


713.2 (ゲームを再び開始する)

ゲームを再び開始した場合、旧ゲームの開始時にはなかったカードも新しいゲームに存在します。
そのような場合でも、カードのオーナーは変更されないということが追加されました。


810.10c (双頭巨人戦の毒カウンター)

双頭巨人戦において、チームのうちある一人が「毒カウンターを得ない」場合、
そのチーム全体が毒カウンターを得ません。(→《シルヴォクののけ者、メリーラ》)

《白金の帝像》と同じ挙動を示すようになりました。

903.1 (統率者戦の使用カードについて)

http://mtgcommander.net/ へのリンクが張られました。

903.5c (固有色とデッキ構築ルール)

統率者戦のデッキ構築ルールと固有色について、文章がより明確になりました。

(拙訳)
『マナ・コストまたは特性定義能力によって定められる色が、統率者の固有色と重ならないカード、あるいは統率者の固有色の一部でない色の色マナ・シンボルをマナ・コストやルール文章に含むカードは、統率者デッキに入れることができない。』

#本質は変わっていません。

903.13 (裏向きに追放されたカードと統率者)

《法務官の掌握/Praetor’s Grasp》のように、カードを裏向きで追放することがあります。
その表側をあるプレイヤーが見ることができる場合、そのプレイヤーは即座に表側を確認しなくてはいけません。
それがあるプレイヤーの統率者だった場合、そのカードは表向きに統率領域へ置かれます。

この新しく追加されたルールにより、統率者が裏向きに追放されたままで見捨てられることがなくなります。


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そんなところで。




今週末の大会告知です。

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6月 24日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
 参加費:500円

 形式:スタンダード構築戦
 試合:スイス式3ラウンドのみ。

 通常のFNM、いつものスタンダード、だけど《精神を刻む者、ジェイス》と
 《石鍛冶の神秘家》は最後のFNMになります。
 来週7月1日FNMからは禁止後の世界なのですよー。

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6月 26日(日)

 C.B.L. 49th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/155.html

 場所:BIGMAGIC 矢場町店
 受付時間:14:00~14:30
 参加費:500円

 形式:レガシー
 試合:スイス式4~5ラウンドのみ。

 賞品:
 参加者全員にWPNプロモカード(種類は選べません)
 上位にDCIプロモカード、ブースターパック等。

 特記事項:
 当日はデッキリストを提出して頂きます。
 事前に準備してきたデッキリストを提出して頂いてもかまいません。
 予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

C.B.L.も49回目となりました。参加してくれている人に感謝。
今回こそは終わった後に統率者戦のフリープレイをしたいところですが……
最近は人数が多くて終わる時間が遅いので悩みどころ。40分回し限定でやる?


以上、よろしくおねがいいたします。

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これだけでは何なので。めずらしくデッキのお話。

 
* Birthing Pod Toolbox

mtg-jp公式の津村さんの記事( http://mtg-jp.com/reading/tsumura/001719/ )にあった、
緑黒《出産の殻/Birthing Pod》デッキですが、以前からローグデッキとして見られた形では、
緑黒タッチ白でした。

なんで白? 
いや、いるじゃないですか。最強のETB持ちが。……そう、《石鍛冶の神秘家》です。


Birthing Pod Toolbox

4《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket》
4《活発な野生林/Stirring Wildwood》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《湿地の干潟/Marsh Flats》
2《森/Forest》
1《平地/Plains》
5《沼/Swamp》
1《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》

4《極楽鳥/Birds of Paradise》
2《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker》
4《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
2《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
1《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
1《恐血鬼/Bloodghast》
1《森のレインジャー/Sylvan Ranger》
1《刃の接合者/Blade Splicer》
1《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye》
1《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter》
1《納墓の総督/Entomber Exarch》
1《皮裂き/Skinrender》
1《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
1《酸のスライム/Acidic Slime》
1《先駆のゴーレム/Precursor Golem》
1《墓所のタイタン/Grave Titan》
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》

4《出産の殻/Birthing Pod》
1《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
2《強迫/Duress》
2《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》


さて、《石鍛冶の神秘家》の禁止後のことを考えると、無闇に白を足す意味も無いので、
緑黒の2色で組んだほうが安定度は上がります。

少し前、自分なりに改良を加えながらFNMで遊んでいたToolboxはこんな形でした。


Birthing Pod Toolbox (testing)

4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
10《森/Forest》
6《沼/Swamp》
3《地盤の際/Tectonic Edge》

3《極楽鳥/Birds of Paradise》

1《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
1《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
1《森のレインジャー/Sylvan Ranger》
1《草茂る胸壁/Overgrown Battlement》

1《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye》
1《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter》
1《裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor》
1《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica》

1《納墓の総督/Entomber Exarch》
1《皮裂き/Skinrender》
1《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
1《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》

2《酸のスライム/Acidic Slime》
1《先駆のゴーレム/Precursor Golem》

1《墓所のタイタン/Grave Titan》
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1《非道の総督/Brutalizer Exarch》

1《囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One》

4《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
3《出産の殻/Birthing Pod》
2《ミミックの大桶/Mimic Vat》
2《破滅の刃/Doom Blade》
3《強迫/Duress》



サイドボードは《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》、《記憶殺し/Memoricide》、
《四肢切断/Dismember》、《呪文滑り/Spellskite》、《自然の要求/Nature’s Claim》、
《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》、《漸増爆弾/Ratchet Bomb》などです。

《出産の殻/Birthing Pod》が4枚でなかったり(3枚しか持ってない……)、
《虐殺のワーム/Massacre Wurm》や、《溶鉄の尾のマスティコア/Molten-Tail Masticore》などの
クリーチャーに対抗出来るクリーチャーを入れていないので、あんまりできは良くないです。

ともあれ、Toolboxは面白くて「あー、マジックやってる」という気分にさせてくれる
Johnnyにはたまらないデッキになっています。

お試しあれ。


#今週末を境に《精神を刻む者、ジェイス》が手に入りやすくなるといいなあ、とか。
#今週分の出題は都合によりお休みです。また来週。

それでは、先週の回答。


問1
かたならしというわけでもない◯×。

「競技RELのイベントにおいて、ジャッジを呼ぶ際に、『ジャッジの◯◯さん呼んでください』
 と、特定のフロアジャッジを名指しすることは認められる。」

◯か×か?


×

プレイヤーは特定のジャッジに対して要求に応えるよう要求してはならない。(MTR1.8)

プレイヤーがフロアジャッジの裁定に対し不服がある場合、
ヘッドジャッジへの上告を行うことができることも覚えておくと良い。

 
問2
プレイヤーAは《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》をコントロールしている。
Aの残りライフは3で、毒カウンターも8個持っている。

Bのターン、Bは《とどろくタナドン/Thundering Tanadon》でAに攻撃した。

B「特に除去もブロッカーも無さそうだし、これで勝ちかな。」
A「そうか? まだライフはマイナスでも生きている気がするよ。」
B「0を下回ったらあとは毒でダメージ食らうんだろ?」

さて、Aは敗北するのだろうか?


敗北しない。

Aのライフは0以下ではないので、与えられるダメージは通常通りになる。

問題の場合、Aは5点のダメージを与えられて、ライフは-2になる。
《ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife》の効果により、Aはライフが0以下でも
敗北しないので、Aは敗北しない。


 
問3

とある統率者戦でのこと。

Pは《啓発のジン/Djinn Illuminatus》をコントロールしている。
Pは、《はらわた撃ち/Gut Shot》を見せながらこう言った。

P「《はらわた撃ち/Gut Shot》の複製コストに対して、2ライフを5回と、赤マナを5つ支払って、
 都合10個のコピーを作成します。」

さて、このような宣言は可能か?


可能。

要求される複製コストはそのマナ・コストと同一なので、{R/P}になる。
従って、複製コストを何回支払うかを決め、そのあとでそれらのファイレクシア・マナ・シンボル
に対して、マナもしくはライフで支払うかを決めることになる。

それぞれのマナ・シンボルに対してどのように支払っても良いため、
問題分のような宣言は可能である。

----
そんなところで。



C.B.L. 49th results

2011年6月29日 Result

6月26日に行いました、C.B.L. 49thは、29名で行ないました。ありがとうございました。

スイス5回戦の結果、Tonouchi Keita さんが優勝しました。
おめでとうございます。

まだまだマーフォークはTier1ですが、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を始め、
現代兵器の強さがよく見られました。

次回 50th ですが、せっかくのキリ番なので、午前から受付を行い、
シングルエリミネーションまで行おうと考えています。
肝心の日程ですが、7月はM12の発売と日本選手権があるので、行うのが難しい状況です。
そのため、8月を予定しています。詳しい日取りはもう少しお待ちください。

それでは、4勝以上のデッキリストです。お楽しみ下さい。

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** WINNER **

Tonouchi Keita

Main

4《変わり谷/Mutavault》
4《不毛の大地/Wasteland》
13《島/Island》

4《銀エラの達人/Silvergill Adept》
4《アトランティスの王/Lord of Atlantis》
4《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》
4《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》

4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《目くらまし/Daze》
4《行き詰まり/Standstill》
3《四肢切断/Dismember》
4《Force of Will》

Sideboard
3《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
3《火薬樽/Powder Keg》
3《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
1《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》
1《四肢切断/Dismember》

----
* 2nd place *

Oodan Takeshi

Main
4《不毛の大地/Wasteland》
4《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《乾燥台地/Arid Mesa》
3《Tundra》
3《平地/Plains》
3《島/Island》

4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》

4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry》
4《行き詰まり/Standstill》
1《弱者の剣/Sword of the Meek》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
2《神の怒り/Wrath of God》
4《Force of Will》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Sideboard
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《真髄の針/Pithing Needle》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
2《流刑への道/Path to Exile》
2《解呪/Disenchant》

----
* 3rd place *

Kani Takayoshi

Main
4《不毛の大地/Wasteland》
4《変わり谷/Mutavault》
12《島/Island》

3《呪い捕らえ/Cursecatcher》
4《銀エラの達人/Silvergill Adept》
4《アトランティスの王/Lord of Atlantis》
4《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》
4《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》
2《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner》

4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
1《呪文貫き/Spell Pierce》
3《目くらまし/Daze》
3《行き詰まり/Standstill》
4《Force of Will》

Sideboard
2《水没/Submerge》
2《四肢切断/Dismember》
2《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
3《基本に帰れ/Back to Basics》
2《魔力流出/Energy Flux》
2《呪文貫き/Spell Pierce》

----
* 4th place *

Sumiya Takayuki

Main
3《不毛の大地/Wasteland》
4《湿地の干潟/Marsh Flats》
4《乾燥台地/Arid Mesa》
1《Karakas》
4《Plateau》
3《平地/Plains》
1《山/Mountain》

4《ルーンの母/Mother of Runes》
3《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
1《運命の大立者/Figure of Destiny》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2《サルタリーの僧侶/Soltari Priest》
2《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder》
3《セラの報復者/Serra Avenger》
2《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》

3《流刑への道/Path to Exile》
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《Chain Lightning》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
2《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1《殴打頭蓋/Batterskull》

Sideboard
2《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
1《浄化の印章/Seal of Cleansing》
1《静寂/Serenity》
1《ルーンの光輪/Runed Halo》
1《血染めの月/Blood Moon》
1《万力鎖/Manriki-Gusari》
1《赤霊破/Red Elemental Blast》
3《紅蓮破/Pyroblast》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》

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* 5th place *

Iwamoto Nobuyuki

Main
3《不毛の大地/Wasteland》
1《Karakas》
1《市長の塔/Tower of the Magistrate》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《乾燥台地/Arid Mesa》
2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3《Taiga》
2《Plateau》
1《Savannah》
1《平地/Plains》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》

4《貴族の教主/Noble Hierarch》
4《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl》
2《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
1《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》

4《稲妻/Lightning Bolt》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2《森の知恵/Sylvan Library》
3《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》

1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》

Sideboard
3《クローサの掌握/Krosan Grip》
1《紅蓮破/Pyroblast》
2《赤霊破/Red Elemental Blast》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《忍び寄る腐食/Creeping Corrosion》
1《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
1《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1《Maze of Ith》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》

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今週末の大会告知です。

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7月 1日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
 参加費:500円

 形式:スタンダード構築戦
 試合:スイス式3ラウンドのみ。

 通常のFNM、いつものスタンダード。
 そして、《精神を刻む者、ジェイス》と《石鍛冶の神秘家》はもういません。
 イベントデッキそのまま? ならOKなのです。
 

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7月 2日(土)

 Mcup ラウンド4

 場所:南部生涯学習センター
   参考URL: http://www.city.kariya.lg.jp/hp/menu000002400/hpg000002338.htm

 受付時間:9:30~10:30
 参加費:1000円

 形式:スタンダード構築戦
 試合:スイス式(ラウンド数は人数によって上下します)

こちらは友人の夜鷲くん主催のMcupです。
禁止後のスタンダードを練習したいって方は是非。

サイドイベントでドラフトや統率者戦もありますよー。


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さてM12のプレビューが始まっていますが、今回は基本セットにしてはトリッキーなカードが多くて
FAQの分量がちょっとだけ心配です。 (東のほうを向きつつ)

M12のFAQは通常だとプレリ前の水曜あたりに発表になるので、
発表されたらニコ生でもやろうと思います。

そんなところで。

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