#《魂の洞窟》についての裁定ですが、変更がありました。
#《魂の洞窟》からマナを出して呪文を唱える際に、その呪文がいずれのマナ能力からでも
#唱えることができうる場合、「2番目の能力を使用して色マナを出し」たことを宣言しなくても
#「打ち消されない」ほうの効果を適用してマナを適切に使用した、と認められます。

#例)《島》と《魂の洞窟》(宣言:人間)をタップして《瞬唱の魔道士》を唱えた場合、
#  《魂の洞窟》の2番目のマナ能力で色マナを出して唱えられたものとして扱われる。

#よりプレイヤーがとりうる行動に近くなった、と言えます。

#もちろん、実際の判断はジャッジが行いますが、RELが高い大会(GPTやPTQなど)では、
#自分の行動を宣言することで、明確なコミュニケーションを行うようにしましょう。
#ジャッジのアナウンスもよく聞くようにしてください。



それでは、先週の回答。

問1
かたならしかもしれない○×。

「《雲隠れ/Cloudshift》で兵士・トークンを対象にとって解決した場合、
 そのトークンは状況起因処理により戻ってこない。」

○か×か?


×

問題のような状況の場合、《雲隠れ/Cloudshift》の解決が終わったとしても、確かにトークンは戦場に戻ってこない。

この理由は状況起因処理ではなく、戦場を離れたトークンが他の領域に移動することがない、というルールによる。(CR110.5g)そのようなトークンが領域を変更しようとする場合、その代わりに現在の領域にありつづけることになる。

仮に状況起因処理によりトークンが戻ってこないのであれば、《雲隠れ/Cloudshift》の解決中には状況起因処理のチェックが行われないことを思い出そう。トークンは戦場に戻ってくるように考えてしまうのではないだろうか。

そんなことが無いように、CR110.5gがある。


 
問2
Aは3/3のビースト・トークンを3つコントロールしている。

Bのターン、Bは《金屑の嵐/Slagstorm》を唱え、全てのクリーチャーに3点の方を選んだ。

Aは《神聖なる反撃/Divine Deflection》を持っていて、トークンを全て助けたいのだが、
Xをいくつの値で宣言する必要があるだろうか?


3以上。

《神聖なる反撃/Divine Deflection》は、あなたもしくはあなたのコントロールするクリーチャーに与えられるダメージを、どれでも軽減してよいテキストになっている。実際にダメージが与えられ場合、どのクリーチャーまたはプレイヤーに与えられるダメージを何点軽減するかを選ぶ。

従って、各ビースト・トークンに与えられるダメージを最低1点ずつ軽減するように選択すれば、ビースト・トークンはすべて生き残る。


問3

Pは《類似の金床/Semblance Anvil》を戦場に出し、それに《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》を刻印した。

その後、Pはその刻印した《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》を、追放領域から唱えようとした。

Pの支払うべきマナはいくつか?


{2}{U}{U}

追放領域の《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》を唱えることを宣言すると、
それは追放領域からスタック領域に置かれる。その後、支払うコストを決定することになるが、
その時点で《類似の金床/Semblance Anvil》には何も刻印されていない。
従ってコストが減ることは無く、(通常通り){2}{U}{U}を支払うことになる。


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そんなところで。

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