新しいCRが発表されましたので、2012年6月1日CR更新分のざっくり訳をお届けします。
参照する項目のナンバリング振りなおしや細かい文法、言葉、記号の変更などは表記しません。
なお、DKA→AVRのupdate差分記事をすっかりさぼっていたために、
一気に2段階(DKA→AVR→PC2)分の記事になります。ご了承ください。
Update Bulletin(原文):
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/192a
CR(英語)
http://www.wizards.com/magic/TCG/Resources.aspx?x=magic/rules
日本語版はしばし待つのじゃ。
http://mjmj.info/data/
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青文字は既存の変更、赤文字は新規項目です。
まずは DKA -> AVR
・ 112 (呪文のコントローラー)
呪文のコントローラーは、通常、それをコントロール下でスタックに置いたプレイヤーである。
というように、トートロジーに陥っている文章になっていたので、修正されました。
単純に、スタックにそれを置いたプレイヤーが、その呪文のコントローラーになります。
・ 118.7, 118.8 (ライフの増減が不可である場合の交換)
ライフを得ることができない場合、プレイヤーのライフがより高い値になるような交換はできません。
また同様に、ライフを失わない場合、プレイヤーのライフがより低い値になるような交換はできません。
旧文章ではライフを交換できるのはプレイヤー同士に限るような書き方になっていましたが、
問題となるのはプレイヤー同士でのライフ交換とは限らないため、単に「高く/低くなる交換」という表現になっています。(→《解放の樹/Tree of Redemption》)
#mjmj.infoの日本語版ではこの部分が更新されていないようなのであとで投げます。
・ 205.3j (プレインズウォーカー・タイプ)
タミヨウとティボルトが新しく仲間になりました。コンゴトモヨロシク。
・ 303.4, 4a, 4c (オーラ)
オーラがつくことのできる先はキーワード能力「エンチャント」に書いてある通りになります。
以前はこれが restricted/制限 という表現を用いていたために、エンチャント能力が無いオーラは、制限がない(=unlimited)ことになってどこにでもつけられるのか? という点があいまいになっていました。
今回、この表現が define/規定 となって、エンチャント能力によって示された先にしかエンチャントできないことになりました。つまり、エンチャント能力をもっていないオーラはどこにもつくことができません。
#このような事態は《魂を捕えるもの/Soul Seizer》+《蛙変化/Turn to Frog》で、できる。
#エンチャント能力が複数ある場合それらの規定を全て満たさないとつけられない。
・ 613.7a (依存)
ある2つの継続的効果が依存している場合、それらはどちらも特性定義能力ではありませんでした。
次の例を考えてみましょう。
《縫合グール/Sutured Ghoul》が《マロー/Maro》を追放して戦場に出ているとします。
この《縫合グール/Sutured Ghoul》のP/Tは、自身の特性定義能力により、《マロー/Maro》のP/Tを見ます。しかし、《マロー/Maro》のP/Tも特性定義能力なので、《縫合グール/Sutured Ghoul》のP/Tを知るためには、結局《マロー/Maro》のP/Tの値を見なくてはいけません。
つまり、《縫合グール/Sutured Ghoul》の特性定義能力は、(手札の数によってP/Tが変わる)《マロー/Maro》の特性定義能力に依存しているのです。
しかも、この2つのオブジェクトは同時に領域を移動するので、タイムスタンプは好きに決めることができます。従って依存を考慮に入れないとすると、全く同じように見えて、タイムスタンプの前後のみで《縫合グール/Sutured Ghoul》のP/Tががらっと変わることになってしまいます。
このようなことがないよう、2つの継続的効果が両方とも特性定義能力によるものならば、それらは依存するようになりました。
・ 701.3b (つける)
効果がオーラでも装備品でも城塞でもないオブジェクトを、他のオブジェクトやプレイヤーにつけようとする場合、その効果はなにもせず、移動させようとしたオブジェクトは元の場所に留まる。
ということが新規に書き加えられました。
・ 702.92 (奇跡)
奇跡/Miracle が追加されました。
・ 702.93 (結魂)
結魂/Soulbond が追加されました。
・ 715.5d (魔王戦でのサブゲーム)
魔王戦におけるサブゲーム終了時の計略デッキの取り扱いについて追加されました。
魔王戦でのサブゲームが終了した場合に、サブゲームの統率領域に存在する表向きの計略カードを裏向きにして計略デッキの一番下に戻します。その後、魔王は自分の計略デッキをサブゲームの統率 領域からメインゲームの統率領域に動かし、切り直す。
#なんたるマッポーめいたフォーマットであろうか!
・ 800.4i (あなたの次のターンまで、という効果)
《妖術師の封印/Conjurer’s Ban》のように、「あなたの次のターンまで~」という効果を考えます。
多人数戦において、例えばプレイヤーAが《妖術師の封印/Conjurer’s Ban》を唱え、カード名を《稲妻/Lightning Bolt》としました。その後、次にAにターンが帰ってくるよりも前に、Aが敗北しゲームから離脱しました。もう、「Aの次のターン」は来ません。残ったプレイヤーは《稲妻/Lightning Bolt》を永遠に唱えられないのです。
・・・このようなことが無いように、 プレイヤーがゲームから除外されたとき、そのプレイヤーの次のターン、あるいはそのターン内のいずれかの瞬間まで持続する継続的効果は、そのターンが始まるはずだった瞬間まで残るようになりました。
例の場合、本来Aのターンが始まるはずだった瞬間まで《稲妻/Lightning Bolt》は唱えることができませんが、その瞬間がすぎれば、《稲妻/Lightning Bolt》は唱えられるようになります。
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用語集
*エンチャント、モード が変更されました。
*奇跡、結魂 が追加されました。
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ここからは AVR -> PC2
・ 310 (現象)
プレインチェイス2012で新規に収録されたカード・タイプ、現象/Phenomenon が新たに項目として追加されました。
以下、適宜に現象/Phenomenon が追加された項目は省略します。
(109.4b, 205.3p, 300.1, 400.4b, 613.6c, 613.6e, 701.21b, 701.21c, 701.21d, 715.2a, 715,5a, 801.20, 901ほぼ全部, 用語集「プレインチェイス戦」「プレインズウォーク(する)」
・ 103.2 (ターンの進行順)
規定のターン順とは、開始プレイヤーから始めて時計回りである、と記載されました。
#→現象《時間のひずみ》
・ 103.6 (プレインチェイス戦でのゲーム開始準備)
「最初に公開されたのが現象カードであった場合、それを次元デッキの一番下に入れ、再度一番上を公開する。これを次元カードが公開されるまで続ける。」
という文章が追記されました。
・ 107.2 (カオス・シンボル)
カオス・シンボルによる能力は誘発型能力である、と明記されました。
#次元ダイスを振ってカオス面がでた「とき」なので、ある意味当たり前なのです。
・ 108.3a (次元デッキ)
次元デッキに入るカードが次元カードのみとは限らなくなったので、文言が一般的に変更されました。
・ 115.2f (特別な処理;次元ダイスを振る)
次元ダイスを振ることは特別な処理で、この処理を行うたびに追加のマナがコストとして必要になります。
プレインチェイス2012に収録されたカードの効果が加わったことで、
「この処理を行った回数」=「次元ダイスを振った回数」
とは単純に言えなくなりました。このことが追記されています。
#→《砕けたパワーストーン》
#《砕けたパワーストーン》の2番目の効果によって次元ダイスを振った回数は、
#追加のマナとしては考慮しない。あくまで「特別な処理で次元ダイスを振った」回数を参照する。
・ 205.3n (次元タイプ)
Azgol, Belenon, Ergamon, Fabacin, Innistrad, Kephalai, Kolbahan, Kyneth, Mongseng, New Phyrexia, Regatha, Vryn, Xerex,
が追加されました。
・ 309.6 (次元)
{PW}シンボル云々の文章が削除されました。
#→901.8へ移動。
・ 704.5x (状況起因処理)
新しい状況起因処理が追加されました。
プレインチェイス戦において、現象カードが表向きに統率領域にあり、それによる「あなたが~に直面したとき」という誘発型能力がスタックに置かれておらず、スタックに置かれるのを待っている状態でもない場合(打ち消されるなどの原因で解決されることなくスタックを離れた場合など)、次元コントローラーはプレインズウォークする。
#現象カードが表向きのままニートになっている状態にはならない、ということです。
・ 801.15b (影響範囲限定)
影響範囲内において軽減効果を考慮する場合について書かれていますが、クリーチャーかプレイヤーのみであって、他のダメージを受けうるもの(=プレインズウォーカー)について考慮されていない書き方になっていました。
今回、「クリーチャー」が「パーマネント」と改められています。
・ 901.5 (プレインチェイス戦のゲーム開始)
プレインチェイス戦においては、
1)手札決定
2)手札からゲーム開始時にできる行動(各種《力線》など)を行う
3)次元デッキの一番上を公開する。現象カードであった場合、それを一番下に入れて次を公開する。次元カードが出るまでこれを繰り返す。
という順番になるように明記されました。
・ 901.8 (プレインズウォーク能力)
旧309.6に書かれていたプレインズウォーク能力に関する文章が独立して1項目になりました。
後の番号はそれぞれ足されています。
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用語集
*直面(する)/Encounter が追加されました。
*現象/Phenomenon が追加されました。
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そんなところで。
今週末にC.B.L. 60thを開催しますが、今回よりデッキリストのオンライン提出を行おうと思います。
リストの形式とか色々あるとは思いますが、とりあえずはメールで受け取って
受け取った人間が処理するので、「規定に従っていればなんでもあり」とします。
#あ、当然、今までどおりの紙でのデッキリスト提出や、事前準備してきたデッキリストでも構いません。
*デッキリストの規定
基本的にはテキスト形式です。
・メインデッキとサイドボードは別々に書いて下さい。
・カードは1行に 枚数+半角スペース+カード名 のように書いて下さい。
・カード名は英語表記があればOKです。日本語表記のみはNGです。
・カード名辞書にある《》はそのままでOkです。
・デッキ名は書いても書かなくても構いません。
例)
//Main
24 Swamp
4 《強迫/Duress》
4 《Hymn to Tourach》
4 《悪疫/Pox》
4 《小悪疫/Smallpox》
4 《冥界の影/Nether Shadow》
4 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
4 《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4 《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》
1 《破滅の刃/Doom Blade》
1 《グリセルブランド/Griselbrand》
2 《動く死体/Animate Dead》
//Sideboard
15 《島/Island》
*ツールによる整形されたデッキリスト
MTG関連の各種ツールによって整形されたデッキリストもOKとします。
ただし、中身がテキストであることが条件です。
.dec なんかは中身がテキストなのでOKです。
*送り先
メール表題を "CBL60th decklist"
メール本文に
・名前
・DCIナンバー
・デッキリスト(添付でも可)
を書いて、 cbl.decklist(あっとまーく)gmail.com
まで送って下さい。
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それではよろしくお願いいたします。
Tournament announcements
2012年6月7日 Announcement コメント (1)#需要あるんだかないんだかわからない記事アイデア:
#・統率者戦組み合わせ表(n人の時の卓組み合わせ)
#・次元デッキ大会(大会用単一次元デッキなるものを作って、それが参加者全員に影響する)
#・"do A and do B" テンプレートのイベントは同時なのか否か。
まあ戯言なので記事として書くかどうかはびみょーなところですが。
おいら主催、およびおいら周りの大会宣伝です。
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6月 8日(金)(以降毎週金曜日)
LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html
場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
受付時間:18:30~19:00
参加費:500円
形式:スタンダード構築戦
試合:スイス式3ラウンドのみ。
というわけで今週も行います。
LOOP岡崎自体は6月5日より1~3Fが営業再開してますので、先週までのようなことはないかと。
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6月 9日(土)
ホビステ杯 #35 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/255.html
場所:ホビーステーション 名古屋店
参考URL: http://www.hbst.net/shop/nagoya/
受付時間:14:00~14:30
参加費:500円
形式:スタンダード構築戦
試合:スイス式4~6ラウンドのみ。
賞品:
参加されたプレイヤーの人数に応じて、WPNプロモカード。
上位にプロモカード、ブースターパック等を予定しております。
特記事項:
デッキリストは不要です。
上位入賞者のみ、大会終了後にデッキリストを書いて頂きます。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。
通常通りのホビステ杯です。
なお、ホビステ名古屋店では、6月より平日スタンダード(月曜18:00~)
を開催しておりますので、そちらもご参加下さい。
7月からはホビステ名古屋店でもFNMを開催しますよー。
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6月 10日(日)
C.B.L. 60th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/256.html
場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:14:30~15:00
参加費:500円
形式:レガシー
試合:スイス式4~5ラウンドのみ。
賞品:
参加者全員にWPNプロモカード(種類は選べません)
上位にDCIプロモカード、ブースターパック等。
特記事項:
・この大会はデッキリストの提出が必要です。会場で受付時に白紙のデッキリストをお配りします。
・事前に準備してきたデッキリストを提出して頂いてもかまいません。
・オンラインでのデッキリスト提出もできます。以下の形式に従ってください。
http://74598.diarynote.jp/201206061039439796/
というわけでCBLなのです。
今回よりデッキリストのオンライン提出が可能になっています。
とりあえずしばらくは継続しますので、よろしくお願いいたします。
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6月 10日(日)
三河マジックコンベンション9(MMC9)
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/246.html
場所:岡崎市竜美ヶ丘会館
(名鉄東岡崎駅から徒歩15分 無料駐車場有ります。)
(参考URL:http://tatumikaikan.com//)
受付時間:10:00~10:30
参加費:700円
人数制限:70人
形式:モダン構築戦 スイス式4~6回戦
受付の際にデッキリストを提出していただきます。
賞品:参加者40人以上の場合、1位の方に英語版ギルドランド10種1枚セットを用意しています。40人未満の場合はご希望の5種類を選んでもらうかたちになります。
こちらは岡崎で行われるMMCです。
今回はモダンですのでお間違えのないように。
サイドイベントはレガシーですよー。
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それでは、よろしくお願いいたします。
Friday Magic Quiz.[12-14]
2012年6月8日 FMQ#WERとDCIrの比較ってのはそれこそたくさんあるのですが、
#一番の違いは「お店用(少人数)」なのか、「大会用(大人数)」なのか、ということです。
#DCIrにあってWERに無い機能や、その逆もあるわけで。
#たとえば、ペアリングをさっくりWebで見れる形式に変換する、っていうのは
#DCIrだと簡単にできますが、WERだとそうはいきません。
WMCQでペアリングをオンラインで「も」掲示したいのですよ。ツイートとか使って。
スコアキーパーが死にそうになりますが。はい、おいらです。
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それでは、今週の問題。
問1
かたならしっぽい○×。
「《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》の誘発型能力の色は赤である。」
○か×か?
問2
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》のような両面カードを使用するときに、チェックリストカード用に両面カードを別にするのがめんどいという理由でスリーブに気を使っているプレイヤーAと、1枚だけ光っている両面カードを使いたいが為にチェックリストカードを使用しているプレイヤーBがいつもの勝負をしている。
A「2枚同時に出ると光ってない方も出さないといけないよねえ。」
B「だから本当は2枚光らせたいんだよ。でも《野生の狩りの達人》とか無理でしょ。」
A「まあ今日はモダンなんでそんなことはないんだけどね。」
Aのターン、Aは《裂け目の突破/Through the Breach》を唱えて、
《引き裂かれし永劫、エムラクール》を出して攻撃した。
Aのターン終了時に、《引き裂かれし永劫、エムラクール》は生け贄に捧げられて墓地に置かれた。
A「墓地のカードをライブラリーに加えてシャッフルしてもいい?」
B「いや、その前に《外科的摘出/Surgical Extraction》を《引き裂かれし永劫、エムラクール》に打つよ。」
この《外科的摘出/Surgical Extraction》は解決され、《引き裂かれし永劫、エムラクール》は全て追放された。
さて、Aは「墓地のカードをライブラリーに加えて切り直す」ことはできるだろうか?
問3
あるプレイヤーのコントロールしている、《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart》と
《野生の狩りの達人》が組になっている。
このプレイヤーは《無限反射/Infinite Reflection》を唱え、それを《ウルフィーの銀心》につけた。
さて、このつけられた《ウルフィーの銀心》のP/Tはいくつになるか?
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いつものように、回答は来週にでも。
Answer: Friday Magic Quiz.[12-14A]
2012年6月13日 FMQ#機材チェックの意味を込めて、今日22時30分くらいよりニコ生を行います。
#お題はWMCQとかGP横浜とか。6月20日予想とかもするかも。
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それでは、先週の回答。
問1
かたならしっぽい○×。
「《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》の誘発型能力の色は赤である。」
○か×か?
×
スタックにある起動型能力や誘発型能力は、その能力のテキストだけを持ち、他の特性は持たない。(CR405.4)
従って、《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》の誘発型能力"自体の"色は無い。
《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》の誘発型能力を、プロテクション(赤)を持つパーマネントに対して対象に取れないのは、「その発生源の色が赤」だからである。
問2
のターン、Aは《裂け目の突破/Through the Breach》を唱えて、
《引き裂かれし永劫、エムラクール》を出して攻撃した。
Aのターン終了時に、《引き裂かれし永劫、エムラクール》は生け贄に捧げられて墓地に置かれた。
A「墓地のカードをライブラリーに加えてシャッフルしてもいい?」
B「いや、その前に《外科的摘出/Surgical Extraction》を《引き裂かれし永劫、エムラクール》に打つよ。」
この《外科的摘出/Surgical Extraction》は解決され、《引き裂かれし永劫、エムラクール》は全て追放された。
さて、Aは「墓地のカードをライブラリーに加えて切り直す」ことはできるだろうか?
できる。
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》の誘発型能力によって、これと墓地のカードがライブラリーに入れられて切り直される。これは、入れられるべきカードの一部が、能力の解決前に領域を移動したとしても、残りのカードについて実行される。(CR701.16e)
従って、上記の場合では、追放された《引き裂かれし永劫、エムラクール》をライブラリーに入れることはできないが、残りの墓地にあるカードはライブラリーに入れられて切り直される。
問3
あるプレイヤーのコントロールしている、《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart》と
《野生の狩りの達人》が組になっている。
このプレイヤーは《無限反射/Infinite Reflection》を唱え、それを《ウルフィーの銀心》につけた。
さて、このつけられた《ウルフィーの銀心》のP/Tはいくつになるか?
12/12
クリーチャーが組でなくなる条件は以下の通りである。(CR702.93e)
・他のプレイヤーがそれまたはそれと組になったクリーチャーのコントロールを得る
・それまたはそれと組になったクリーチャーがクリーチャーでなくなる
・それまたはそれと組になったクリーチャーが戦場を離れる
問題の文章では、どの条件も満たしていない。単に特性が変化しただけである。
従って、互いに《ウルフィーの銀心》の文章を持ち、互いの文章に書かれている修整を得ることになり、この《ウルフィーの銀心》のP/Tは12/12となる。
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そんなところで。
Hobby Station Cup #38 results.
2012年6月14日 Result6月9日に行いました、ホビステ杯#38は、28名の参加を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。
スイス5回戦の結果、Takei Jun さんが優勝しました。
おめでとうございます。
次回ホビステ杯は、7月8日(日)に行いますM13プレリリースになります。
また、ホビステ名古屋店では、毎週月曜日に平日スタンダードを行なっております。
18時スタートですのでよろしくお願いいたします。
それでは、上位5名のデッキリストです。お楽しみ下さい。
なお、一部のデッキリスト作成に カード名変換ツール Deckling を使わせていただいています。
http://pinchi.diarynote.jp/201206121230256609/
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** WINNER **
Takei Jun
Main
4《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
4《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
3《魂の洞窟/Cavern of Souls》
10《沼/Swamp》
4《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》
4《墓所這い/Gravecrawler》
4《血の芸術家/Blood Artist》
4《幻影の像/Phantasmal Image》
3《名門のグール/Highborn Ghoul》
4《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
1《血統の守り手/Bloodline Keeper》
4《思案/Ponder》
3《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
3《ゲスの評決/Geth’s Verdict》
3《迫撃鞘/Mortarpod》
2《殺戮の波/Killing Wave》
Sideboard
1《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
3《煙霧吐き/Fume Spitter》
1《人間の脆さ/Human Frailty》
1《鋼の妨害/Steel Sabotage》
3《死せざる邪悪/Undying Evil》
2《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
3《脳食願望/Appetite for Brains》
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* 2nd place *
Hoshino Youhei
Main
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress》
3《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》
1《平地/Plains》
8《島/Island》
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
2《修復の天使/Restoration Angel》
2《地下牢の霊/Dungeon Geists》
4《思案/Ponder》
4《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》
4《マナ漏出/Mana Leak》
3《思考掃き/Thought Scour》
3《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
2《はらわた撃ち/Gut Shot》
1《信仰の盾/Faith’s Shield》
1《雲散霧消/Dissipate》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1《戦争と平和の剣/Sword of War and Peace》
Sideboard
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《幻影の像/Phantasmal Image》
2《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
2《天界の粛清/Celestial Purge》
2《存在の破棄/Revoke Existence》
1《否認/Negate》
1《鋼の妨害/Steel Sabotage》
1《移し変え/Redirect》
1《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
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* 3rd place *
Adatchi Kazutoshi
Main
4《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket》
4《銅線の地溝/Copperline Gorge》
2《処刑者の要塞/Slayers’ Stronghold》
1《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
1《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
4《平地/Plains》
1《山/Mountain》
7《森/Forest》
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
3《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim》
3《ヴィリジアンの密使/Viridian Emissary》
2《絡み根の霊/Strangleroot Geist》
2《刃の接合者/Blade Splicer》
1《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》
1《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger》
1《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage》
2《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》
1《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
1《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
1《修復の天使/Restoration Angel》
2《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》
1《食百足/Vorapede》
1《原始のタイタン/Primeval Titan》
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1《業火のタイタン/Inferno Titan》
1《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》
1《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
2《雲隠れ/Cloudshift》
4《出産の殻/Birthing Pod》
Sideboard
2《精神的つまづき/Mental Misstep》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter》
1《大翼のドラゴン/Archwing Dragon》
1《虐殺のワーム/Massacre Wurm》
1《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart》
2《はらわた撃ち/Gut Shot》
1《酸のスライム/Acidic Slime》
1《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
1《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》
2《神聖なる反撃/Divine Deflection》
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* 4th place *
Takeuchi Akinari
Main
4 《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
2 《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》
4 《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
7 《沼/Swamp》
4 《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
2 《島/Island》
4 《屍百足/Necropede》
3 《ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother》
1 《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
4 《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader》
4 《疫病のマイア/Plague Myr》
2 《伝染病の留め金/Contagion Clasp》
2 《喉首狙い/Go for the Throat》
4 《悪性の傷/Virulent Wound》
2 《ゲスの玉座/Throne of Geth》
1 《旅行者の護符/Traveler’s Amulet》
2 《破滅の刃/Doom Blade》
4 《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》
4 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
Sideboard
3 《呪文滑り/Spellskite》
2 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
1 《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold》
2 《血統の切断/Sever the Bloodline》
3 《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
2 《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《伝染病の留め金/Contagion Clasp》
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* 5th place *
Segou Kenji
Main
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
1《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel》
1《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
1《進化する未開地/Evolving Wilds》
3《幽霊街/Ghost Quarter》
1《大天使の霊堂/Vault of the Archangel》
2《平地/Plains》
3《島/Island》
2《沼/Swamp》
2《幻影の像/Phantasmal Image》
2《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2《太陽のタイタン/Sun Titan》
1《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
3《マナ漏出/Mana Leak》
2《破滅の刃/Doom Blade》
2《漸増爆弾/Ratchet Bomb》
1《喉首狙い/Go for the Throat》
2《忘却の輪/Oblivion Ring》
3《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
4《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》
3《未練ある魂/Lingering Souls》
3《審判の日/Day of Judgment》
1《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold》
1《堀葬の儀式/Unburial Rites》
2《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》
Sideboard
2《死の重み/Dead Weight》
2《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
2《否認/Negate》
2《幻影の像/Phantasmal Image》
2《神への捧げ物/Divine Offering》
1《忘却の輪/Oblivion Ring》
2《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
1《記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept》
1《解放された者、カーン/Karn Liberated》
CBL 60th results.
2012年6月14日 Result6月10日に行いました、CBL 60thは、41名の参加を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。
スイス5回戦の結果、Ooki Norihiro さんが優勝しました。おめでとうございます。
次回 CBL 61st は、7月の祝日、7月16日(月・祝)を予定しております。
祝日恒例、午前はモダン+ヴィンテージ、午後はCBLです。
(あくまで予定ですので変更される場合もあります。ご了承下さい)
次回以降は、デッキリストをオンラインで提出された方にはなにかしらの
お礼を考えています。具体的に何をするかはまた後日。
それでは、上位6名の方のデッキリストです。お楽しみ下さい。
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** WINNER **
Ooki Norihiro
Main
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4《乾燥台地/Arid Mesa》
2《Plateau》
1《Badlands》
2《Tropical Island》
1《Taiga》
1《Volcanic Island》
1《Savannah》
1《Tundra》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl》
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《思案/Ponder》
3《流刑への道/Path to Exile》
4《Chain Lightning》
4《部族の炎/Tribal Flames》
2《轟く怒り/Thunderous Wrath》
Sideboard
1《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2《赤霊破/Red Elemental Blast》
3《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
3《Force of Will》
1《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
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* 2nd place *
Kaji Kyousuke
Main
1《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind》
1《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
1《浄火の大天使/Empyrial Archangel》
1《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》
1《グリセルブランド/Griselbrand》
1《絶望の天使/Angel of Despair》
2《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》
4《納墓/Entomb》
4《入念な研究/Careful Study》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《思案/Ponder》
4《死体発掘/Exhume》
4《再活性/Reanimate》
3《目くらまし/Daze》
2《思考囲い/Thoughtseize》
3《動く死体/Animate Dead》
4《Force of Will》
Sideboard
2《思考囲い/Thoughtseize》
1《スラクジムンダール/Thraximundar》
1《残響する真実/Echoing Truth》
1《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
1《非業の死/Perish》
2《真髄の針/Pithing Needle》
1《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《実物提示教育/Show and Tell》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
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* 3rd place *
Shinohara Kazuaki
Main
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《湿地の干潟/Marsh Flats》
1《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
1《Karakas》
3《Underground Sea》
3《Tundra》
1《Scrubland》
1《平地/Plains》
2《島/Island》
1《沼/Swamp》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《渦まく知識/Brainstorm》
2《思案/Ponder》
2《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
2《思考囲い/Thoughtseize》
1《呪文嵌め/Spell Snare》
1《対抗呪文/Counterspell》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
3《未練ある魂/Lingering Souls》
1《直観/Intuition》
1《名誉回復/Vindicate》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
3《Force of Will》
1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
Sideboard
2《謙虚/Humility》
2《根絶/Extirpate》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1《解呪/Disenchant》
2《非業の死/Perish》
1《青霊破/Blue Elemental Blast》
1《暗黒破/Darkblast》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
1《Force of Will》
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* 4th place *
Sugiyama Yuu
Main
2《リシャーダの港/Rishadan Port》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《魂の洞窟/Cavern of Souls》
13《山/Mountain》
4《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
1《Goblin Chirurgeon》
4《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
3《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
1《火花鍛冶/Sparksmith》
1《棘鞭使い/Stingscourger》
4《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
3《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
3《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
4《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
1《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
4《タール火/Tarfire》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
Sideboard
1《ゴブリン修繕屋/Goblin Tinkerer》
1《ゴブリンの王/Goblin King》
1《タクタクの潰し屋/Tuktuk Scrapper》
2《赤霊破/Red Elemental Blast》
4《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
4《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
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* 5th place *
Shimomura Kunio
Main
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
13《島/Island》
2《否定の契約/Pact of Negation》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《High Tide》
4《定業/Preordain》
2《思案/Ponder》
2《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
1《旅人のガラクタ/Wayfarer’s Bauble》
1《呪文貫き/Spell Pierce》
4《商人の巻物/Merchant Scroll》
2《思考停止/Brain Freeze》
1《断絶/Snap》
3《狡猾な願い/Cunning Wish》
1《直観/Intuition》
1《瞑想/Meditate》
3《転換/Turnabout》
4《Force of Will》
1《衝撃的な幻視/Traumatic Visions》
4《時のらせん/Time Spiral》
Sideboard
2《防御の光網/Defense Grid》
2《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
1《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith》
1《思考停止/Brain Freeze》
1《残響する真実/Echoing Truth》
1《瞑想/Meditate》
1《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1《否定の契約/Pact of Negation》
1《貪欲な罠/Ravenous Trap》
1《殺戮の契約/Slaughter Pact》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《拭い捨て/Wipe Away》
1《引き揚げ/Withdraw》
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* 6th place *
Takenaka Susumu
Main
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4《乾燥台地/Arid Mesa》
2《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2《Volcanic Island》
1《蒸気孔/Steam Vents》
6《山/Mountain》
4《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil》
1《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《Chain Lightning》
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《発展の代価/Price of Progress》
2《焼尽の猛火/Searing Blaze》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
2《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》
3《轟く怒り/Thunderous Wrath》
2《火炎破/Fireblast》
Sideboard
1《Anarchy》
2《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
2《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
2《粉々/Smash to Smithereens》
2《赤霊破/Red Elemental Blast》
2《紅蓮破/Pyroblast》
2《金粉のドレイク/Gilded Drake》
2《罠の橋/Ensnaring Bridge》
Friday Magic Quiz.[12-15]
2012年6月15日 FMQ#先週のCBLとホビステ杯のデッキリストを6月14日の記事で公開しました。
#
#ホビステ杯:http://74598.diarynote.jp/201206151156013718/
#CBL:http://74598.diarynote.jp/201206151156285272/
#
#よろしくお願いいたします。
今週末、というか明日はいよいよWMCQです。何人訪れるか、そして誰が勝利するのでしょうか。
それでは、今週の問題。
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問1
かたならし○×。
「ワールド・マジック・カップ予選の決勝ラウンドでは、スイスラウンドの上位のプレイヤーが、
第1ゲームでの先攻になる。」
○か×か?
問2
構築戦のデッキとしてスタンダードとモダンを持ち歩くプレイヤーAと、組んでいるデッキが左程変わらないので、同じスリーブに入れたカードから適当にレギュレーションに合わせたデッキを組んでいるプレイヤーBが、いつもの勝負をしている。
Aのターンのメインフェイズに、Aは《未練ある魂/Lingering Souls》を唱えた。
それが解決されてトークンが出た後、Aが墓地の《未練ある魂》をフラッシュバックで唱えようとした。
B「あ、待った。それに《外科的摘出/Surgical Extraction》を打ちたい。」
2-1)さて、Bの行動は可能だろうか?
2-2)Aのコントロールで《聖戦士の進軍/Cathars’ Crusade》が出ていた場合はどうだろうか?
問3
PとQが対戦している。
Qは《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》、《方解石のカミツキガメ/Calcite Snapper》、《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》をコントロールしている。
Pは《Preacher》の能力を起動した。
さて、Pはどのクリーチャーのコントロールを得ることができるだろうか?
Preacher
{1}{W}{W}
Creature ? Human Cleric
You may choose not to untap Preacher during your untap step.
{T}: Gain control of target creature of an opponent’s choice that he or she controls for as long as Preacher remains tapped.
----
いつものように、回答は来週にでも。
Answer: Friday Magic Quiz.[12-15A]
2012年6月19日 FMQ#明日水曜日の22:30くらいからニコ生を行おうと思います。
#お題は禁止カードとGP横浜。
それでは、先週の回答。
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問1
かたならし○×。
「ワールド・マジック・カップ予選の決勝ラウンドでは、スイスラウンドの上位のプレイヤーが、
第1ゲームでの先攻になる。」
○か×か?
×
スイスラウンド上位のプレイヤーが、第1ゲームでの先攻後攻の選択権を得る。(MTR2.2)
もっとも、大抵の場合は先攻を選ぶので問題文の認識でほぼ問題ない。
問2
Aのターンのメインフェイズに、Aは《未練ある魂/Lingering Souls》を唱えた。
それが解決されてトークンが出た後、Aが墓地の《未練ある魂》をフラッシュバックで唱えようとした。
B「あ、待った。それに《外科的摘出/Surgical Extraction》を打ちたい。」
2-1)さて、Bの行動は可能だろうか?
2-2)Aのコントロールで《聖戦士の進軍/Cathars’ Crusade》が出ていた場合はどうだろうか?
2-1)できない。
スタック上の《未練ある魂》が解決されて墓地に置かれた後、先に優先権を得るのは
アクティブ・プレイヤーである。(CR116.3a)
その為、Aは優先権を放棄することなしに墓地の《未練ある魂》をフラッシュバックで唱えることができる。その時点で《未練ある魂》は墓地でなくスタック上にあるため、Bは《未練ある魂》を対象に《外科的摘出》を唱えることはできない。
2-2)できる。
トークンが出たことにより、《聖戦士の進軍》の能力が誘発してスタックに置かれる。
ソーサリーである《未練ある魂》は、スタックが空でないと唱えられないので、
つまり、Aは優先権を放棄し、Bが優先権を得た時点で、まだ《未練ある魂》が墓地にあるため、
Bは《外科的摘出》をそれを対象に唱えることができる。
問3
PとQが対戦している。
Qは《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》、《方解石のカミツキガメ/Calcite Snapper》、《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》をコントロールしている。
Pは《Preacher》の能力を起動した。
さて、Pはどのクリーチャーのコントロールを得ることができるだろうか?
《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》のみ。
《Preacher》の能力は、対象を選ぶ時点で、その能力のコントローラーであるPではなく、Qが対象を選ぶようにかかれている。
依然としてコントローラーがPであることにかわりはないので、被覆を持つ《方解石のカミツキガメ》を選ぶことはできず、呪禁を持つ《聖トラフトの霊》も選ぶことができない。
(Pのコントロールする能力の対象として不適正である)
従って、Qは適正な対象を《刃砦の英雄》にしか選べず、またそれしか適正な対象がないので、結果としてPは《刃砦の英雄》のコントロールを得る。
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そんなところで。
Tournament announcements
2012年6月21日 Announcement コメント (1)#MTR、IPGの更新が来ています。
# http://www.wizards.com/WPN/Default.aspx
#適用は6月29日ですので、今週末のGP横浜には影響はありません。
#更新点の記事は来週にでも。
おいら周りの大会宣伝・・・なのですが、今週末はGP横浜ですので、FNMの宣伝だけ。
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6月 22日(金)(以降毎週金曜日)
LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html
場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
受付時間:18:30~19:00
参加費:500円
形式:スタンダード構築戦
試合:スイス式3ラウンドのみ。
というわけで今週も行います。
雨がちですが、よろしくお願いいたします。
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短いですがそんなところで。
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追記)
私のツイートやらニコ生やらで、
「DofP2013のプロモパックから出たM13新規収録のカードは、レガシーやヴィンテージで即日使えるよ」
と発言してましたが、本日のMattのツイートでそれが否定されました。
M13 cards you find in ?#Duels2013? promo booster packs are legal in events as soon as M13 is officially released (July 13), and not before.
https://twitter.com/TabakRules/status/215617698674114560
というわけでGP横浜でM13のロゴが入った再録でないカードは、例えレガシーやヴィンテージといえども使えません。よしなに。
#リバーサル余裕でした、の巻。
Friday Magic Quiz.[12-16]
2012年6月22日 FMQ コメント (1)#今週末はGP横浜です。
#おいらも会場で黒服着てうろうろしているので、
#見かけても石を投げないで下さい。
新しい統率者デッキの名前は「ネオサイタマ」。当然のごとくカジュアル。
それでは、今週の問題。
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問1
かたならし○×。
「APとNAPが互いに2枚のカードを引く場合、『APが1枚引いてからNAPが1枚引く』ことを2回繰り返す。」
○か×か?
問2
GPの楽しみといえば、併催されるパブリックイベントへの参加、というプレイヤーAと、他のプレイヤーとのトレード、というプレイヤーBが、いずれも本戦には興味がない様子。
それはさておき、二人がいつものゲームをしている。
Aは《二人組の見張り番/Tandem Lookout》と《業火のタイタン/Inferno Titan》をコントロールしておる。この2体は組である。
Aのターン、Aは《業火のタイタン》で攻撃し、《業火のタイタン》の誘発型能力でBに3ダメージを与えた。
A「1ダメージを3回、ってことで3枚引くね。」
B「3ダメージが1回、なので1枚だろ。」
さて、Aは何枚のカードを引けるか?
問3
あるプレイヤーPは、《映し身人形/Duplicant》で、対戦相手の《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk》を追放した。
この《映し身人形/Duplicant》のP/Tはいくつか?
なお、Pはこの他にクリーチャーをコントロールしておらず、対戦相手は他に2体のクリーチャーをコントロールしているものとする。
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いつものように、回答は来週にでも。
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GP横浜の参加者へ、ライブラリーの上に奇跡を、中に希望がありますように。
Answer: Friday Magic Quiz.[12-16A]
2012年6月27日 FMQ コメント (1)#GP横浜は終了しました。おいら個人としては、今週末のWMCQが控えていますので、
#一段落、にはちょっと早いようです。キビキビとしたラウンド進行を目指します。
#
#本日22時30分よりニコ生をお送りします。お題はGP横浜とWMCQ名古屋について。
それでは、先週の回答。
問1
かたならし○×。
「APとNAPが互いに2枚のカードを引く場合、『APが1枚引いてからNAPが1枚引く』ことを2回繰り返す。」
○か×か?
×
効果によって複数人がカードを引く 場合、まずアクティブ・プレイヤーが指定された枚数のカードを引き、その後ターン順で他のプレイヤーがカードを引く。(CR120.2a)
従って、問題の場合、APが2枚引いた後にNAPが2枚引く。なので×。
あまり違いがないように思えるが、ドローを置換する効果があった時に差異が出る。
問2
Aは《二人組の見張り番/Tandem Lookout》と《業火のタイタン/Inferno Titan》をコントロールしておる。この2体は組である。
Aのターン、Aは《業火のタイタン》で攻撃し、《業火のタイタン》の誘発型能力でBに3ダメージを与えた。
A「1ダメージを3回、ってことで3枚引くね。」
B「3ダメージが1回、なので1枚だろ。」
さて、Aは何枚のカードを引けるか?
1枚。
《業火のタイタン》の誘発型能力によって、Bに3ダメージを与える場合、「対象をBのみにして3点与える」という選択しかない。従って、ダメージを与えたことによって1回だけ《二人組の見張り番/Tandem Lookout》由来の誘発型能力が誘発する。
問3
あるプレイヤーPは、《映し身人形/Duplicant》で、対戦相手の《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk》を追放した。
この《映し身人形/Duplicant》のP/Tはいくつか?
なお、Pはこの他にクリーチャーをコントロールしておらず、対戦相手は他に2体のクリーチャーをコントロールしているものとする。
2/2
《映し身人形/Duplicant》のP/Tは、追放領域にある《霊誉の僧兵》のP/Tと同じになる。
《霊誉の僧兵》のP/Tはそれ自身の特性定義能力によって定められるので、この場合はオーナーが対戦相手であるため、そのP/Tは2/2となる。
また、この値は常に変動するので、対戦相手のコントロールしているクリーチャーの数が変化すると、《映し身人形/Duplicant》のP/Tも変化する。
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そんなところで。
Tournament announcements
2012年6月28日 Announcement#テンキー壊れて買いに行く、の巻。
おいら周りの大会宣伝です。目玉はWMCQです。
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6月 29日(金)(以降毎週金曜日)
LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html
場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
受付時間:18:30~19:00
参加費:500円
形式:スタンダード構築戦
試合:スイス式3ラウンドのみ。
というわけで今週も行います。
7月からは2つになりますよー。
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6月 30日(土)
ワールド・マジック・カップ予選 名古屋
参考)http://www.happymtg.com/tournaments/view/T006203
会場:名古屋市中小企業振興会館[吹上ホール] 第1ファッション展示場
*本戦 受付:08:30 - 09:30
*ヴィンテージ 受付 13:30-14:00
*8人構築戦 受付 13:30-18:00 8人揃い次第開始
*ブースタードラフト 受付受付 13:30-18:00 8人揃い次第開始
本戦の受付時間は早いので気をつけて下さい。
PWPが足りなくても、併催される8人イベントは賞品が多いのでおすすめ。
よろしくお願いいたします。
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7月 1日(日)
第11回美嶋屋モダン大会 GPT上海
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/257.html
場所:TOY and HOBBY 美嶋屋
(JR/名鉄/地下鉄/ゆとりーとライン 大曽根駅から徒歩5分)
(参考URL:http://www.mishimaya.oos.jp/)
受付時間:11:30~12:00
参加費:1000円
人数制限:上限32人
形式:モダン構築戦
試合:規定のスイス式ラウンド+上位8名によるシングルエリミネーション
賞品:上位入賞者の方に、店舗で使用可能な商品券をお渡し致します。
※商品券は当日限り有効となります。
いつもの美嶋屋モダンなのですが、今回はGPT扱いです。
このように、GPTのフォーマットは店舗で好きに決定できます。
フォーマットのご相談などがありましたら、お声掛け下さい。
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それでは、よろしくお願いいたします。