今週のおいら周り大会の告知……は前座で、他いろいろ。

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2月 4日(金)

 ミラディン包囲戦 発売記念パーティ@LOOP岡崎

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
 参加費:実費のみ(パックはお店で購入してもらいます)

 形式:カジュアルシールド(リミテッド)
 試合:フリーマッチング3~4ラウンド。

 詳細:http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/122.html

賞品:
参加賞として、発売記念パーティ記念カードを全員にお渡しします。
上位の方にはさらにブースターパックなどを差し上げます。

カジュアルシールドでも申請できる&金曜でもOKになったので、
発売記念パーティを金曜夜に行います。

ふらっときてシールドを組んで楽しくあそびましょう。
レーティングも変動しないので気軽に遊びにきてくださいね。

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2月6日(土)

 レガシーズ

 場所:南部生涯学習センター
  参考URLhttp://www.city.kariya.lg.jp/hp/menu000002400/hpg000002338.htm
 受付時間:9:30~10:30
 参加費:1000円

 形式:レガシー

 試合:スイス式

 賞品:
 参加されたプレイヤーの人数に応じてブースターパック等を予定しております。

 詳細:http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/116.html

こちらは刈谷のエターナルフォーマットの大会。
発売されたばかりの包囲戦はどう影響するのか、ちょっと楽しみです。


以上、よろしくお願いいたします。
近隣の大会一覧は@wiki で。プレミアイベントカレンダーも追加したのでよろしくです。

http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/

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で、これだけではなんなので。

オラクルとかCR更新関連

新セット発売の恒例行事、EPWING形式オラクル辞書を作成しました。

http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/2011/01/mbs-update.html

ツイートでもお知らせしましたが、プレリリース前の金曜日に作成していました。
が、辞書ファイルに日本語カードのエキスパンション表示ミスがありますので、
すでにDLした方は、入れなおしてください。

手軽にチェックするには、《ファイレクシアの憤怒鬼》を検索して[MBS]が出ればOK。

あとはUpdate Bulletinですが、オラクル定形はJFKさんが訳されていますし、
CRについても訳されている方がいます。

http://34540.diarynote.jp/201101271819585720/
http://booot0.diarynote.jp/201101311621283730/ 

おいらのほうのCR更新記事は、英語版CRがアップデートされてから作成します。よしなに。


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記事関連

mtg-jp 公式記事は今年も書かせていただいています。ペースは昨年と同じです。

http://mtg-jp.com/reading/wpn/001108/

感想やつっこみなどありましたら、このDN記事にコメントをください。
FMQのネタも募集中です。カードの組み合わせだけでもいいのよ。

あと、mtgsalvation.com で週刊連載中のルール記事、"Craninal Insertion" の日本語版
作成の片棒を担いでいます。この場を借りて関係者の皆様に御礼を。

頭蓋の挿入/Craninal Insertion
http://blog.mtg.ne.jp/ci/

こっちの感想やコメント等もあれば、よろしくお願いいたします。


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そんなところで。

#いよいよミラディン包囲戦の発売です。
#どんなデッキを組むにせよ、カードは良く読んでおきましょう。
#おいらが使ってみたいのは黒緑剣かなー。

というわけで今週の問題。

問1
かたならし◯×。

「認定大会のブースタードラフトの最中、開封したパックに神話レアとレアが無く、
 代わりに箔押しを除いたアンコモンが4枚入っていた。パックの総枚数は正常であった。
 この場合、このパックはエラーパックとして必ず交換される。」

◯か×か?

 
問2
ドラフトをする順番が包囲戦からになっていることに今更気づいたプレイヤーAと、
プレリリースの時に傷跡から開けて恥ずかしい思いをしたプレイヤーBが、
気をとりなおしていつものゲームをしている。

Aが《オーガの抵抗者/Ogre Resister》で攻撃し、Bはそれを《腐敗狼/Rot Wolf》でブロックした。
戦闘ダメージ・ステップに行く前に、Bは《オーガの抵抗者》を対象に《悪性の傷/Virulent Wound》を唱えた。

B「とりあえず毒カウンターとカード1枚ってところで。」
A「それはやだなー。金属術達成してないけど、《ミラディンの血気/Mirran Mettle》打つね。」

そうして戦闘が終わり、そのままAはターンを終えたのだが、そこでBが気づいた。

B「……その《オーガの抵抗者》って、タフネス0だよな?」
A「あ、《ミラディンの血気》が切れたか。んじゃ墓地に置くよ。」

さて、

2-1)Aは《悪性の傷》による毒カウンターを得ることになるだろうか?
2-2)Bは《腐敗狼》によるドローを行うことができるだろうか?

 
問3

わたしのコントロールする《マイアの溶接工/Myr Welder》を2回起動して、
墓地にある《試作品の扉/Prototype Portal》と、《通電式キー/Voltaic Key》を追放した。

さて、この《マイアの溶接工》の持つ《試作品の扉》由来の能力を起動して、
《通電式キー》のコピー・トークンを戦場に出すことができるだろうか?


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いつものように、回答は来週にでも。

新しいCRが発表されましたので、2011年2月4日CR更新分のざっくり訳をお届けします。
参照する項目のナンバリング振りなおしや細かい文法、言葉、記号の変更などは表記しません。

http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/127a&page=4

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青文字は既存の変更、
赤文字は新規項目です。

107.8 (レベルup)

参照しているCR項番にtypoがあったので修整されました。

114.6c (新しい対象を選ぶ)

このルールは改良されました。不適正となる対象を新しく選ぶことは今まで通りできません。
さらに、対象を選び直したことで、(対象を選びなおさなかった)他の対象が不適正になる場合、
そのような対象の選び直しはできません。

例として《焼尽の猛火/Searing Blaze》を挙げましょう。
AがBとBのコントロールするクリーチャーを対象に《焼尽の猛火》を唱えました。
その後、Bがなんらかの効果で《焼尽の猛火》の対象を変更する場合、
クリーチャーの対象部分を、Aのコントロールするクリーチャーへ変更することはできません。
それは、対象がのコントロールするものではないことからも不適正です。

では、対象をプレイヤーBからAにすることはどうでしょうか?
……旧CRでは適正でした。変えようとする対象(プレイヤー)には制限が無く、
その他の対象(そのプレイヤーのコントロールするクリーチャー)がどうなろうとかまわなったのです。

しかし、これは新CRで改められました。
《焼尽の猛火》の対象をプレイヤーBからプレイヤーAに変更するだけ、ということはできません。

#上の例のようにAが唱えた《焼尽の猛火》を、Bが《移し変え/Redirect》で対象を変更する場合、
#「プレイヤーの対象をA、クリーチャーの対象をAのコントロールするクリーチャー」
#としか変更ができません。
#まとめると
#◯「プレイヤーの対象をB、クリーチャーの対象をBのコントロールするクリーチャー」(オリジナル)
#×「プレイヤーの対象をB、クリーチャーの対象をAのコントロールするクリーチャー」(そもそも無理)
#×「プレイヤーの対象をA、クリーチャーの対象をBのコントロールするクリーチャー」(不可能になった)
#◯「プレイヤーの対象をA、クリーチャーの対象をAのコントロールするクリーチャー」(適正)


120.7 (置換してカードを引くこと)

このルールはかつての《ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll》を機能させるために
加えられたが、現在の文章では、《ブリン・アーゴルの白鳥》の最後の行は置換効果ではない。
よって、このルールが機能しないので、「軽減効果によって~」という部分が加えられました。
《ブリン・アーゴルの白鳥》の機能自体に変更はありません。

121.1c (毒カウンター)

"毒を受けている/poisoned" という表現が定義されました。

204.1a (タイプ行)

文言の変更。

204.1b (タイプが残る場合)

以前のカードタイプ等が残る場合の表現が、
「[カード・タイプ]でもある/still a [カード・タイプ]」 から
「[カード・タイプ、特殊タイプ、サブタイプ]でもある/still a [type, supertype, or subtype]」
となりました。

204.3k (クリーチャー・タイプ一覧)

Germ/細菌 が新規に追加されました。
Gremlin/グレムリン が復活しました。

305.7 (土地がいずれかの基本土地タイプになる)

旧CRでは、土地がいずれかの基本土地タイプに変わった場合、その土地は元からのテキストを失って
基本土地タイプ由来の文章を持つようになります。しかし、厳密に土地タイプが「変わる」必要は
無く、単に基本土地タイプに「なる」だけでそのようになるべきです。

例えば、《惑いの迷路》に《広がりゆく海》をつけると、《惑いの迷路》のサブタイプは島になり、
本来のテキストを失い、《島》由来のルール文を持ちます。
一方、サプタイプが変わらない場合、つまり島というタイプを始めから持つ
《月の輪の島/Moonring Island》に《広がりゆく海》を付けた場合、
サプタイプは何も「変わり」ません。つまり、旧CRだと、この《月の輪の島》は
本来のテキストを持ち続けるように解釈できてしまいます。
これは直感に反していますので、前述のようにCRが変更されました。


508.1d, 509.1c (攻撃/ブロック 強制)

クリーチャーが攻撃(またはブロック(以下略))をすることが強制されていた場合、
旧CRではタップ状態のクリーチャーや、攻撃するのにコストが必要なクリーチャーは、
その強制を無視することができました。

しかし、このルールは改められ、攻撃が強制されていたとしても、
攻撃するためのコストを支払わないことを選んでよい、というようになりました。

例を出しましょう。
あなたの側には、可能ならば毎ターン攻撃しなくてはいけない《血の峠の狂戦士》がいて、
対戦相手が《プロパガンダ/Propaganda》と《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》をコントロール
している場合、旧CRですと、{2}を支払うことは強制でないので、《血の峠の狂戦士》は
攻撃強制を無視してそのまま攻撃せずにつっ立っておくことができます。
が、現在のCRでは、《血の峠の狂戦士》は{2}を支払って対戦相手に攻撃するか、
もしくは《ジェイス・ベレレン》に攻撃するかのいずれかを選ばなくてはいけません。


613.7c (依存関係の逐次確認)

ある一つの効果を適用した後で、まだ適用されていない効果に対して新たな依存関係が
再構築された場合、適用順番は先の適用順から変更されうることが明確化されました。

#ちょっと具体的な例が思いつきません。《生命と枝/Life and Limb》からみだとは思うのですが。

614.5 (置換効果の適用は一度きり)

置換効果が適用されるのは一度きりであることが強調されました。
また、既に他の置換効果を受けて改変されたイベントも(条件が合えば)置換できることが追記されました。

701.15d (切り直す)

1つ以上の特定のオブジェクトをライブラリーに加えて切り直す効果があります。
このとき、置換効果や軽減効果によって、そのオブジェクトがライブラリー領域以外の領域へ
代わりに置かれる場合、ライブラリーは切り直されません。

例として、墓地にある《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》に、フラッシュバックを持たせて
墓地から唱えた場合、解決時にその《黒の太陽の頂点》は追放されて追放領域におかれるので、
ライブラリーを切り直すことはありません。

#《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》は意味なく2回シャッフルをさせるのではありません。
#もし《緑の太陽の頂点》でサーチした際に、切り直すという記述が無かったら……、

なお、この701.15dが追加されたことにより、701.15e以降はアルファベットが一つずつ後ろになっています。

702.6a (装備品)

装備能力の内容が、
「[コスト]:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、この装備品を~」
という文章から、
「[コスト]:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、このパーマネントを~」
と変更されました。


702.88 702.89 (MBS新キーワード)

新キーワード能力、喊声/Battle Cry と、生体武器/Living Weapon が追加されました。

706.8d (コピーの修整と例外)

コピー効果で元の特性の一部をコピーしない場合、コピー先の特性定義能力を考慮した後で
維持されるべき特性が変化してしまう場合、そのような特性定義能力はコピーされない。
というルールが追加されました。

わかりづらいので例を挙げましょう。
《水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan》が《タルモゴイフ/Tarmogoyf》のコピーに
なって戦場に出た場合、旧CRでは コピー効果を考えた段階では7/7なのですが、
《タルモゴイフ》由来の特性定義能力により、P/Tは墓地にあるカードによって上下していました。
が、新CRでは、「7/7のまま」であることがコピー効果の一部なので、コピーした結果P/Tが
変更されてしまう《タルモゴイフ》由来の特性定義能力は、コピーされません。
つまり、このコピー《タルモゴイフ》は、能力を持たない 7/7 となります。

#Update Bulletin原文には、《Vesuvan Doppelganger》+《ギルド渡りの急使/Transguild Courier》
#について同じような例がありますが、「能力は持っているけどそれを無視する」と書かれています。
#《ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs》などで問題になりますが、
#CR文章の方が優先されるので、おそらく維持すべき特性を変更する特性定義能力は、
#コピーされない(=持たない)と考えるべきでしょう。

712.1a (『ターンを終了させる』処理)

処理の最中に、戦場(とスタック)領域以外にある、カードで示されていないオブジェクトが
全て消滅するという指示がありましたが、これでは統率領域にある紋章も無くなってしまいます。

そのため、この部分は戦場と統率領域以外にある~という文に書き換えられました。

統率者戦/Commander

EDHは統率者戦と名称が変わりました。将軍/General も統率者/Commander となります。
CR全域に渡って、EDHはCommanderという名称に変わりました。

903.4 (固有色)

統率者デッキの構築に際し、使える色を右上のマナ・シンボルの色のみで判別していました。
が、これからは統率者として選んだカードの右上のマナ・シンボル、ルールテキスト本文、
そして特性定義能力による色を加味した「固有色/Color identity」という考え方になります。

つまり、統率者デッキに入るカードの色は、固有色にある色でなくてはいけません。
また、注釈文は固有色を見るときには無視されます。

例)《鉄のゴーレム、ボッシュ/Bosh, Iron Golem》は、テキスト文に{3}{R}があるため、
 固有色は『赤』のみです。《鉄のゴーレム、ボッシュ/Bosh, Iron Golem》を統率者とした
 統率者デッキは、固有色が赤(または無色)のカードのみを入れることができます。
 また、《三なる宝球/Trinisphere》は、注釈文に{B}が書かれていますが、固有色は黒ではありません。

903.5d (統率者デッキの土地タイプ)

以前のルールでは将軍の色に合わない基本土地カードを入れることはできませんでしたが、
色にあわない基本土地タイプを持つカードは入れることができました。

これは改められ、固有色の色に対応しない基本土地タイプを持つ土地カードは、
統率者デッキに入れることができない、とされました。

例)《略奪の母、汁婆/Wort, the Raidmother》の固有色は赤と緑です。
 基本土地タイプが山もしくは森を持つカードは入れることができますが、
 基本土地タイプが平地、島、もしくは沼を持つカードは入れることができません。

 ◯《Taiga》
 ◯《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
 ×《Savannah》
 ×《Underground Sea》
 ×《沼/Swamp》


用語集

喊声、生体武器が追加されました。

EDHやそれに関する項目は統率者戦に変わりました。


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そんなところで。




今週のおいら周り大会の告知です。

……といっても、今週末はMTGウィークエンド・パリと、エターナルパーティがありますので
いつものFNMの告知だけです。よろしくお願いいたします。

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2月 11日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM

 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
 参加費:500円

 形式:スタンダード構築戦
 試合:スイス式3ラウンドのみ。

 ミラディン包囲戦が発売されてからは始めてのスタンダード構築になります。
 ゴブナイトを持ち込んでブンブンいわしてもいわされてもいいのよ。


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これだけではなんなので。

昨日のUpdate Bulletinの記事で、言葉が足りないところがありましたので補足を。

CR508.1d (+509.1c) の変更ですが、原文は以下のように更新されています。


508.1d
『アクティブ・プレイヤーは、自分のコントロールする各クリーチャーが何らかの強制
(そのクリーチャーは攻撃する、あるいは何らかの条件を満たした場合そのクリーチャーで
攻撃するという効果)があるかどうかを確認する。従っている強制の数が、制限を破らない限りに
おいて最大になっていない限り、攻撃クリーチャーの指定は不正である。』という文に続き、

(旧)
... Tapped creatures and creatures that can’t attack unless you pay a cost are exempt from effects that would require them to attack.

(新)
... If a creature can’t attack unless a player pays a cost, that player is not required to pay that cost, even if attacking with that creature would increase the number of requirements being obeyed.


さて、508.1dは、攻撃クリーチャーが強制されている場合、その強制された条件を
最大限に満たしていないとその攻撃クリーチャーの宣言は不正である、ということを言っています。

例を挙げて説明しましょう。
Aは毎ターン攻撃しなくてはいけないクリーチャー《血の峠の狂戦士》と、
普通のクリーチャー《ルーン爪の熊》をコントロールしています。

この時、戦場に《果たし合いの場/Dueling Grounds》があって、
「各ターンに、1体のクリーチャーしか攻撃できない。」場合を考えましょう。

攻撃クリーチャーの選び方は4通りあります。

 a) 《血の峠の狂戦士》と《ルーン爪の熊》で攻撃する。
 b) 《血の峠の狂戦士》のみで攻撃する。
 c) 《ルーン爪の熊》のみで攻撃する。
 d) どのクリーチャーも攻撃しない。

このうち、b)だけが適正です。
a)は《果たし合いの場》の効果に反しています。c)とd)は《血の峠の狂戦士》の攻撃強制を満たしていません。

さて、次は昨日の記事にあった例を挙げます。
Aは《血の峠の狂戦士》をコントロールしています。
Bは《プロパガンダ/Propaganda》と《ジェイス・ベレレン》をコントロールしています。

攻撃クリーチャーの選び方は3通りあります。

 a) {2}支払い、《血の峠の狂戦士》でプレイヤーBに攻撃する。
 b) 《血の峠の狂戦士》で《ジェイス・ベレレン》に攻撃する。
 c) どのクリーチャーも攻撃しない。

旧CRでは、「タップ状態のクリーチャーや、コストを支払わなければ攻撃できないクリーチャーは、
攻撃を強制する効果の影響を免れる。」という一文がありました。
つまり、《プロパガンダ》があるせいで、《血の峠の狂戦士》は「コストを支払わなければ
攻撃できないクリーチャー」となり、攻撃強制を免れます。

従って、Aはa), b), c) のどれでも選ぶことができます。

 
新CRでは、攻撃を強制する効果の影響を免れる文言が一切なくなり、
単に「攻撃するためのコストが必要な場合、それを支払わなくてもよい」となりました。
つまり、コストを支払う義務はありませんが、攻撃強制は最大限満たさないといけません。

新CRに従うと、

 a) 適正ですが、コストを支払うことが必須になります。
  支払えない場合、その指定は不正になって指定の始まる前まで巻き戻されます。(CR508.1)
 b) 適正です。
 c) 不正です。これは《血の峠の狂戦士》の攻撃強制を満たしていません。

従って、Aはa)もしくはb)を選ぶことになります。


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言葉が足りなかったことをおわびいたします。

そんなところで。

#今週の出題は都合によりお休みです。また来週。
 
問1
かたならし◯×。

「認定大会のブースタードラフトの最中、開封したパックに神話レアとレアが無く、
 代わりに箔押しを除いたアンコモンが4枚入っていた。パックの総枚数は正常であった。
 この場合、このパックはエラーパックとして必ず交換される。」

◯か×か?


×

WofC、イベント主催者も、ブースター・パックに含まれるカードの希少度や出現頻度については
保証しない。プレイヤーが受け取ったブースター・パックから、不自然な希少度や出現頻度で
カードが出てきた場合、ジャッジを呼ぶこと。その異常な物品を交換するか続行するかは、
ヘッドジャッジとイベント主催者の決定による。(MTR7.4)

つまり、問にあるようなパックは不自然な希少度で出てきた場合、に該当するので、
ジャッジを呼んで対処されることになる。それが交換されるかどうかはわからない。
したがって答えは×。

 
問2
Aが《オーガの抵抗者/Ogre Resister》で攻撃し、Bはそれを《腐敗狼/Rot Wolf》でブロックした。
戦闘ダメージ・ステップに行く前に、Bは《オーガの抵抗者》を対象に《悪性の傷/Virulent Wound》を唱えた。

B「とりあえず毒カウンターとカード1枚ってところで。」
A「それはやだなー。金属術達成してないけど、《ミラディンの血気/Mirran Mettle》打つね。」

そうして戦闘が終わり、そのままAはターンを終えたのだが、そこでBが気づいた。

B「……その《オーガの抵抗者》って、タフネス0だよな?」
A「あ、《ミラディンの血気》が切れたか。んじゃ墓地に置くよ。」

さて、

2-1)Aは《悪性の傷》による毒カウンターを得ることになるだろうか?
2-2)Bは《腐敗狼》によるドローを行うことができるだろうか?


2-1)毒カウンターを得る。

《悪性の傷》の効果は「このターン、そのクリーチャーがいずれかの墓地に置かれたとき、
それのコントローラーは毒カウンターを1個得る。」という遅延誘発型能力を作成する。

問題の状況では、クリンナップ・ステップ中に《オーガの抵抗者》が状況起因処理によって
墓地に置かれるので、「このターン~」の条件を満たす。
したがってこの能力が誘発し、Aは毒カウンターを得ることになる。

2-2)ドローはできない。

2-1)とは異なり、《腐敗狼》の能力は、《腐敗狼》が戦場にいないと誘発しない。
したがって、問題のように、《腐敗狼》が戦場から離れたあと、
《腐敗狼》からダメージを受けたクリーチャーが墓地に置かれたとしても、誘発しない。

2/2のクリーチャーを《腐敗狼》でブロックしたなど、戦闘ダメージなどによって
ダメージを与えたクリーチャーと同時に《腐敗狼》が墓地に置かれた場合、
それは直前の状態をみるので、能力は誘発する。

よく状況を考えること。


 
問3

わたしのコントロールする《マイアの溶接工/Myr Welder》を2回起動して、
墓地にある《試作品の扉/Prototype Portal》と、《通電式キー/Voltaic Key》を追放した。

さて、この《マイアの溶接工》の持つ《試作品の扉》由来の能力を起動して、
《通電式キー》のコピー・トークンを戦場に出すことができるだろうか?


できない。

《試作品の扉》の2番目の能力(起動型能力)は、1番目の能力(刻印)と関連している。(CR607)

《マイアの溶接工》が得た《試作品の扉》由来の能力は、関連している1番目の能力によって
参照できるカードが何も無いので、そもそも起動できない。
これは、《マイアの溶接工》の能力によって追放されたカードとは何も関係がない。

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そんなところで。

今週のおいら周り大会の告知です。

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2月 18日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
 参加費:500円

 形式:スタンダード構築戦
 試合:スイス式3ラウンドのみ。

 先週は新規さん含む14人でした。
 今月のFNM賞品《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》めざして頑張って下さい。

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2月19日(土)

 S-cup 20th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/125.html

 場所:熱田生涯学習センター

 受付時間:9:30~10:30
 参加費:一般 1000円
     :高校生以下 500円 (学生証の提示が必要です)

 形式:スタンダード構築戦
 試合:規定のスイス式ラウンド+Top4によるプレイオフ

 賞品:
Top4およびスイスラウンド終了時にTop4と同じポイントを得た方にブースターパック等

 特記事項:
1月~6月のイベントでポイントレースを開催しています。
決勝戦はビデオカバレッジの撮影を行います。

また、サイドイベントでエクステンデッドも行われます。

詳しくは http://samoamagic.blog91.fc2.com/ を参照してください。
追加で何かイベントが行われるようですよ。


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2月19日(土)

 ホビステ杯 #19 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/111.html

 場所:ホビーステーション 名古屋店
 受付時間: 14:00 - 14:30
 参加費:500円

 大会形式:スイス・ラウンド4~6回戦
 フォーマット:スタンダード構築戦

特記事項:
 * デッキリストは不要です。
 * 上位入賞者のみ、大会終了後にデッキリストを書いて頂きます。
 * 予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

上記S-Cupと日程が重なってしまいましたが、いつものスタンダードのホビステ杯を行います。
まったりお届けしますのでお気軽にどうぞ。

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2月20日(日)

 C.B.L. 46th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/129.html

 場所:BIGMAGIC 矢場町店
 受付時間:14:30~15:00
 参加費:500円
 最大人数:なし (32人を越えた場合は上の階にある別店舗の机を使用します)

形式:レガシー
試合:スイス式4~5ラウンドのみ。

賞品:
参加者全員にWPNプロモカード(種類は選べません)
上位にDCIプロモカード、ブースターパック等。

特記事項:
当日はデッキリストを提出して頂きます。
事前に準備してきたデッキリストを退出して頂いてもかまいません。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

エタパ後始めてのC.B.L.となります。何気に包囲戦解禁からは始めてのC.B.L.なので、
いろんなデッキを持ってきてもいいのよ。


上記の大会、よろしくお願いいたします。
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最後にエタパ2011の《思い起こし/Call to Mind》を箇条書きで。

*当日はスコアキーパーをやらさせてもらいました。結論から言うと1ミス。いや、2ミスか。
 最初のミスは受付時のプレイヤーデータのインポートに失敗して1R開始が遅れたこと。
 2つ目のミスはスコア打ち間違いです。大勢に影響ないとはいえ、本当に申し訳ありませんでした。

*何気にスコアキーパーで打ち込んだプレイヤー数の自己記録を更新。(211名)
 これ以上となるとGPか関東でのでかいイベントぐらいしかないので、しばらくこの記録が
 自分の中で破られることはないでしょう。
 (GPのスコアキーパーやんないの? というつっこみはあまんじて受けます)

*「ペアリング遅いよ! 何してんの!」とだけ言われないように心がけました。
 それでもこの人数を60分回しするのは無理。ペアリング掲示が遅いと感じられた方に陳謝。

*いまさらながらにDCIRの小ワザをいくつか聞く。はわわ、そんなことが、と思うこと多数。
 例えば、車椅子の方のテーブル番号を動かさないようにするにはどうすればいいと思います?

*人数が多いのでGPのようにアルファベットでペアリングを掲示していました。
 ところが「K」に人数が集中したので、どうやっても偏りが生じ、
 どのようにアルファベットを区切ろうかとフロアスタッフが四苦八苦。

*結局A-IJ、K-L、M-S、T-Z という区切り方に。K-Lってあるけど実際にはKしかいませんから。

*と思ったら関東にはルイスさんというエターナルプレイヤーがいるそうですね。

*デッキチェック班から素晴らしい報告。211枚の全デッキリストに「不正なデッキリスト」無し。
 普通は1%ほどあるので、0枚というのは珍しいのです。

*そのデッキチェック班からの報告「2011枚デッキがあるで。」「な ん だ と」
 即フロアに出て写真を頼むおいら。

*「シャッフルしづらいデッキがある場合~~」のくだりのアナウンスをしたのはおいらです。
 ごめんなさい。

*《時の砂/Sands of Time》と《平衡/Equipoise》のオラクルをテキストデータにしたやつは
 どっかで共有されるべきだと思った。

*会場では楽しい時間を過ごせました。参加してくださったプレイヤーの皆さん、
 準備をしてくださったスタッフ、そして黒服の皆さん、ありがとうございました。
 この場を借りて感謝を。


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そんなところで。



#mjmj.infoにてCRが更新されております。
#Rulemonger各位は確認をよろしく。
#誤字や脱字の類があったらお知らせいただけるとよいことあるかも。

そんなわけで、今週の出題。

問1
かたならし◯×。

「あるエンチャント(A)が、『アーティファクト・クリーチャーになる』という効果を受けた場合、
 Aの最終的なカード・タイプは、『アーティファクト・クリーチャー』である。」

◯か×か?

 
問2
PTパリで《戦隊の鷹》が入ったデッキが半数以上あると聞いて、
さっそく自分の白いデッキに《戦隊の鷹》を入れ始めるプレイヤーAと、
《戦隊の鷹》を恒久的に殺す→《狡猾な火花魔道士》という思考に至るプレイヤーBが
いつもの勝負をしている。

プレイヤーAは《迫撃鞘/Mortarpod》をコントロールしている。
Aは《太陽の槍のシカール/Sunspear Shikari》をだし、それに《迫撃鞘》をつけた。

A「《迫撃鞘》で得た能力を起動して、B本体にダメージを与えるよ。」
B「……1点でいい?」
A「うん1点。で、僕もライフを1点得るよ。」

Aの言い分は正しいか?

 
問3

PとQが対戦している。

Pは《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をコントロールしている。
互いの墓地にはソーサリー・カード、土地・カード、クリーチャー・カードがある。

Qは《水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan》を唱え、それが戦場に出る際に
《タルモゴイフ》のコピーになることを選んだ。

3-1)
この《水銀のガルガンチュアン》の最終的なカード名は何か?

3-2)
この《水銀のガルガンチュアン》の最終的なP/Tはいくつか?

3-3)
この後、Qは《ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs》を戦場に出した。

P、Q、双方のコントロールしているクリーチャーのP/Tをそれぞれ答えよ。


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いつものように、回答は来週にでも。


2月19日に行いました、ホビステ杯#19は、
20名の参加を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。

スイス5回戦の結果、全勝で Takahashi Dai さんが優勝しました。
おめでとうございます。

次回のホビステ杯EX#10は、 今週末の2月26日(土)に行います。
形式はエクステンデッドで行います。
皆様よろしくお願いいたします。

それでは、4勝以上した方々のデッキリストです。お楽しみ下さい。

なお、Deckstats.netへのリンクを試験的に貼っています。
これに関するコメントも募集しますのでお気軽にどうぞ。

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** WINNER **

Takahashi Dai

Main
4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
4《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs》
4《溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
8《沼/Swamp》

4《鼓動の追跡者/Pulse Tracker》
4《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》
3《臓物の予見者/Viscera Seer》
4《恐血鬼/Bloodghast》
4《カラストリアの貴人/Kalastria Highborn》
4《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》
2《蟲惑的な吸血鬼/Captivating Vampire》

4《稲妻/Lightning Bolt》
4《電弧の痕跡/Arc Trail》
2《喉首狙い/Go for the Throat》
2《闇の後見/Dark Tutelage》

Sideboard
2《死の門の悪魔/Demon of Death’s Gate》
2《反逆の印/Mark of Mutiny》
2《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》
2《皮裂き/Skinrender》
2《強迫/Duress》
1《二股の稲妻/Forked Bolt》
1《湿地での被災/Marsh Casualties》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1《闇の後見/Dark Tutelage》
1《骨溜め/Bonehoard》

http://deckstats.net/deck-524265-7bba5f9c7a35a5bbd05afa000d69e801-en.html

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* 2nd place *

Fujimoto Kousaku

Main
4《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
1《怒り狂う山峡/Raging Ravine》
3《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
1《進化する未開地/Evolving Wilds》
5《森/Forest》
11《山/Mountain》

4《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》
2《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
1《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
4《原始のタイタン/Primeval Titan》
2《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》

4《探検/Explore》
4《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》
4《砕土/Harrow》
3《耕作/Cultivate》
3《召喚の罠/Summoning Trap》
2《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》

Sideboard
4《紅蓮地獄/Pyroclasm》
4《自然の要求/Nature’s Claim》
2《強情なベイロス/Obstinate Baloth》
2《業火のタイタン/Inferno Titan》
1《召喚の罠/Summoning Trap》
1《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
1《コジレックの職工/Artisan of Kozilek》

http://deckstats.net/deck-524266-e65e3e09cc21b07095585393deb7fdce-en.html

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あ、CBLの結果は明日更新します。
2月20日に行いました、C.B.L. 46thは、30名で行ないました。
この場を借りて御礼申し上げます。

スイス5回戦の結果、Watanabe Yasuaki さんが優勝しました。
おめでとうございます。

今大会では親和デッキが多く見られ、かわりにコンボ率は低め。
割を食ったビートダウン系がなぎ倒される、という結果になりました。

次回 47th は4月3日に行います。3月はゲームデーとGP神戸の関係上、
日程があいませんでした。少し間が開きますがよろしくお願いいたします。

それではトップ5のデッキリストです。お楽しみ下さい。

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** WINNER **

Watanabe Yasuaki

Main
4《教議会の座席/Seat of the Synod》
3《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
4《古えの居住地/Ancient Den》
2《大焼炉/Great Furnace》
1《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
1《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》

2《メムナイト/Memnite》
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch》
4《エーテリウムの達人/Master of Etherium》
3《刻まれた勇者/Etched Champion》
4《金属ガエル/Frogmite》
4《マイアの処罰者/Myr Enforcer》

4《オパールのモックス/Mox Opal》
4《感電破/Galvanic Blast》
4《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4《物読み/Thoughtcast》

Sideboard
3《解呪/Disenchant》
2《炎渦竜巻/Firespout》
3《投げ飛ばし/Fling》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》

http://deckstats.net/deck-526045-6c7708e25b3c7ab0055792b3e94189d6-en.html

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* 2nd place *

Uemura Naoki

Main
4《Volcanic Island》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
3《古えの墳墓/Ancient Tomb》
5《島/Island》
1《山/Mountain》

4《大祖始/Progenitus》
4《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》

3《水蓮の花びら/Lotus Petal》
1《煮えたぎる歌/Seething Song》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
2《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
4《目くらまし/Daze》
1《残響する真実/Echoing Truth》
4《実物提示教育/Show and Tell》
4《騙し討ち/Sneak Attack》
4《Force of Will》

Sideboard
3《炎渦竜巻/Firespout》
3《血染めの月/Blood Moon》
3《赤霊破/Red Elemental Blast》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1《残響する真実/Echoing Truth》
1《袖の下/Bribery》

http://deckstats.net/deck-526048-2e7aaf82659761a7a6fa934bbc0b9785-en.html

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* 3rd place *

Oonishi Tatsuya

Main
4《不毛の大地/Wasteland》
4《大焼炉/Great Furnace》
4《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4《裏切り者の都/City of Traitors》
2《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》

4《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》
4《金属細工師/Metalworker》
4《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
4《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》
4《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
2《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
2《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere》
1《隔離するタイタン/Sundering Titan》

3《オパールのモックス/Mox Opal》
3《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
3《通電式キー/Voltaic Key》
4《厳かなモノリス/Grim Monolith》
3《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》

Sideboard
4《虚空の杯/Chalice of the Void》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
2《真髄の針/Pithing Needle》
3《映し身人形/Duplicant》

http://deckstats.net/deck-526049-4c6931ded9c06b6db0aefbb8744132f5-en.html

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* 4th place *

Matsuno Katsuhiro

Main
4《大焼炉/Great Furnace》
4《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
4《教議会の座席/Seat of the Synod》
3《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
1《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》

4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
3《メムナイト/Memnite》
4《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》
4《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
3《エーテリウムの達人/Master of Etherium》
1《刻まれた勇者/Etched Champion》
4《金属ガエル/Frogmite》
3《マイアの処罰者/Myr Enforcer》

4《オパールのモックス/Mox Opal》
3《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4《物読み/Thoughtcast》

1《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》

Sideboard
3《非業の死/Perish》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
3《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
3《感電破/Galvanic Blast》

http://deckstats.net/deck-526052-ca1f4849981cd77b3204321b7b8643f2-en.html

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* 5th place *

Fujiwara Masanori

Main
4《不毛の大地/Wasteland》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
3《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4《Underground Sea》
1《Tropical Island》
2《Bayou》

4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
3《墓忍び/Tombstalker》

4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
3《思考囲い/Thoughtseize》
4《目くらまし/Daze》
4《Hymn to Tourach》
1《壌土からの生命/Life from the Loam》
2《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《殺し/Snuff Out》
4《Force of Will》

2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Sideboard
2《呪文貫き/Spell Pierce》
2《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
2《燻し/Smother》
3《根絶/Extirpate》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
1《破滅的な行為/Pernicious Deed》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《黒死病/Pestilence》

http://deckstats.net/deck-526164-fb2497d0fd49e5685f25fb4fa98dc0c6-en.html

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今週のおいら周り大会の告知です。

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2月 25日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00
 参加費:500円

 形式:スタンダード構築戦
 試合:スイス式3ラウンドのみ。

 《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》祭りもこれでラスト。
 来月からは新規のFNMプロモになりますよー。

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2月26日(土)

 ホビステ杯EX #10 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/112.html

 場所:ホビーステーション 名古屋店
 受付時間: 14:00 - 14:30
 参加費:500円

 大会形式:スイス・ラウンド4~6回戦
 フォーマット:エクステンデッド構築戦

特記事項:
 * デッキリストは不要です。
 * 上位入賞者のみ、大会終了後にデッキリストを書いて頂きます。
 * 予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

刈谷の方とかぶってしまいましたが、先週につづいてホビステ杯を行います。
今週はエクステンデッドなので、お間違えのないように。
いや、現行スタンダードはエクステンデッドでも使用可能ではありますが。


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2月26~27日(土日)

 ウィンターマジックフェスティバル
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/121.html
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/117.html

 場所:南部生涯学習センター
   参考URL:http://www.city.kariya.lg.jp/hp/menu000002400/hpg000002338.htm

26日(土)Mcupファイナルステージ前日予選(スタンダード構築戦)
26日(土)サイドイベント(エクステンデット構築戦)
27日(日)Mcupファイナルステージ(権利者のみ)
27日(日)レガシーズ(レガシー構築戦)

2日間連続で行われます。日曜日のメインイベントは権利者のみ参加できます。
詳しくは上記URIまたは http://ip.tosp.co.jp/i.asp?guid=on&I=SMF2010 をご参考に。


以上、よろしくお願いいたします。
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あと、3月5日(土)に、ホビステ名古屋店で、おいら主催のゲームデーを行います。

参照: http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/126.html

今回、特殊構築ルールを選んだプレイヤーは、賞品を獲得する機会が多くなるように
賞品分配方法を設定しました。

ファクトシートに書かれている
 ・プロモ《宝物の魔道士/Treasure Mage》
 ・プロモ《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》
 ・ミラディン陣営上位賞《Pristine Talisman》
 ・ファイレクシア陣営上位賞《Suture Priest》

はいつも通りですが、以下はファクトシートに書かれていない、おいらオリジナルの追加賞品です。

*陣営ピンバッジ

デッキリスト提出時にミラディン派のプレイヤーにはミラン・シンボルのピンバッジを、
ファイレクシア派のひとにはファイレクシア・シンボルのピンバッジを差し上げます。
このバッジは大会中、目立つところにつけておいてください。

*陣営対抗戦

予選ラウンド中、ミラディン派VSファイレクシア派の戦いになったテーブルには、
(ピンバッジつけているからすぐわかりますよね!)ブースターパックを1つ差し上げます。
そのマッチの勝者がパックを受け取ってください。
引き分けになった場合はランダムな方法で所有者を決定します。
引き分けの場合、後述する「陣営戦総合勝利」のカウントにはなりません。

*陣営戦総合勝利

上記の陣営対抗戦にて勝った陣営をカウントし、予選ラウンドが全て終了した時点で
勝利数が上回った陣営を決定します。 その陣営に属しているプレイヤーの中から
抽選で追加の賞品を差し上げます。
勝利数が同じだった場合、いずれかの陣営に属しているプレイヤーの中から抽選となります。


それではよろしくお願いいたします。

----
そんなところで。


#いつのまにやら100万Hitsを達成してました。
#いつも見てくれる方々に感謝いたします。
#100万hit記念としまして、なにか書いて欲しいルール系ネタがあれば
#記事化しようと思いますので、コメント欄までよろしくお願いいたします。

びみょんな問題でもいいのよ。

それでは、先週の回答。

問1
かたならし◯×。

「あるエンチャント(A)が、『アーティファクト・クリーチャーになる』という効果を受けた場合、
 Aの最終的なカード・タイプは、『アーティファクト・クリーチャー』である。」

◯か×か?


×

カード・タイプを変更する効果の場合、基本的には指定されたカードタイプになる。
が、これには2つの例外があり、

1.「それまでのタイプに加え/in addition to its types」~か、
  「[タイプ、サブタイプ、特殊タイプ]でもある/still a [タイプ、サブタイプ、特殊タイプ]」
 という効果
2.「アーティファクト・クリーチャー」になるという効果

以上の効果は、以前のカード・タイプおよびサブタイプを全て残す効果である。(CR204.1b)

つまり、問題の場合、Aは『アーティファクト・クリーチャー・エンチャント』になる。

 
問2
プレイヤーAは《迫撃鞘/Mortarpod》をコントロールしている。
Aは《太陽の槍のシカール/Sunspear Shikari》をだし、それに《迫撃鞘》をつけた。

A「《迫撃鞘》で得た能力を起動して、B本体にダメージを与えるよ。」
B「……1点でいい?」
A「うん1点。で、僕もライフを1点得るよ。」

Aの言い分は正しいか?


正しい。

《迫撃鞘/Mortarpod》で得た能力を起動してダメージを与えたので、
ダメージの発生源は《太陽の槍のシカール/Sunspear Shikari》である。

この能力の解決時、すでに《太陽の槍のシカール》は戦場にないので、
直前に戦場にあった時の値を用いる。
つまり、その発生源は絆魂を持っているので、Aはライフを得ることができる。


 
問3

PとQが対戦している。

Pは《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をコントロールしている。
互いの墓地にはソーサリー・カード、土地・カード、クリーチャー・カードがある。

Qは《水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan》を唱え、それが戦場に出る際に
《タルモゴイフ》のコピーになることを選んだ。

3?1)
この《水銀のガルガンチュアン》の最終的なカード名は何か?

3?2)
この《水銀のガルガンチュアン》の最終的なP/Tはいくつか?

3?3)
この後、Qは《ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs》を戦場に出した。

P、Q、双方のコントロールしているクリーチャーのP/Tをそれぞれ答えよ。


3-1)《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

カード名はコピー可能な値である。
従って、このオブジェクトのカード名は《タルモゴイフ/Tarmogoyf》である。


3-2)7/7

2月のCR改訂で、ある決まった特性をコピーしない、もしくは保持または修整するといった
コピー効果がある場合、その特性を定義する特性定義能力はコピーされない、となった。(CR706.8d)

《水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan》の場合、P/Tの値は7/7で保持されるので、
P/Tを定義する特性定義能力はコピーされない。

つまり、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》にある、

"Tarmogoyf’s power is equal to the number of card types among cards in all graveyards
and its toughness is equal to that number plus 1."

という特性定義能力はコピーされない。

したがって、《水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan》のコピー後の値は7/7になる。

3-3)

《ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs》の効果は第7c種である。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》の特性定義能力は第7a種である。

Pの《タルモゴイフ/Tarmogoyf》は能力を持っているので、《ムラガンダの印刻》による
修整は受けられず、 3/4 である。

Qのコピー《タルモゴイフ/Tarmogoyf》は、能力ももっていない(コピーされていない)ので、
《ムラガンダの印刻》による修整を受ける。従って、このオブジェクトのP/Tは 9/9 である。


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そんなところで。

P.S.
今週の出題は都合によりお休みします。
最近サボリ気味で申し訳ありません。

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