おいら周りの大会宣伝です。

これからの日程については wikiを参照して下さい。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/

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4月 19日(金)(以降毎週金曜日)

 LOOP岡崎FNM http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/108.html

 場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
 受付時間:18:30~19:00

 形式/参加費:スタンダード構築戦(500円)
 試合:スイス式3ラウンドのみ。

 というわけでいつものFNMなのです。毎回20人以上でやってます。よしなに。

 (リーグ戦は毎週日曜日にやっています。よろしければ是非。)


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これだけではなんなので。ひさびさにルーリングについてメモ書き程度に。

*複数枚のドロー

一度に複数枚のカードを引く場合、「1枚引く」をその回数分繰り返すことになる。(CR120.2)

つまり、「カードを引く」ということに対して誘発する誘発型能力は複数回誘発するし、カードを引くことによって付随する指示(例えば、カードを公開する、など)があった場合、その回数分そうしなくてはいけない。


*引くことを置換する

カードを引くことを置換する置換効果を考えよう。「1枚引く」が「Aを行う」に置換されるとする。

1枚ならば普通に置き換えればよい。では、複数枚だとどうか。
イベントが「2枚のカードを引く」であった場合、それは「1枚引く、1枚引く」のと同じである。

CR120.6b 効果が、複数枚のカードが引かれるうちの1回を置換する場合、その置換効果は次の1枚を引く前に完全に処理される。


とあるので、2回めの「1枚引く」を行う前に、1回めの「1枚引く」に対して置換効果を適用する。

最初の「1枚引く」が置き換わり、「Aを行う、1枚引く」になる。
Aを行うことに対する置換効果が無ければ、これ以上1回めの「1枚引く」イベントは置き換わらないので、Aを行う。ついで2回めの「1枚引く」が来るので、これも置換される。

結果として「Aを行う」ことを2回する。

 
*引くことが引くことに置換される

カードを引くことが「カードを引く」ことに置き換わることがある。
その場合、置換効果については以下のルールが存在する。

CR614.5 置換効果の結果にその同一の置換効果が再び適用されることはなく、置換されるのは元のイベントとそれを置換したイベントを通して1回だけである。


カードを引くことがAという置換効果によって「カードを引く」ことに置換されたとしても、Aが再びそれを置き換えることは無い。なぜなら、元のイベントはAによって既に置換されているので、1回だけ適用されるというルールを飛び越えることはできないからだ。

 
*《思考の反射/Thought Reflection》

良い例は《思考の反射/Thought Reflection》である。
あなたは2枚の《思考の反射/Thought Reflection》をコントロールしている。
あなたがカードを1枚引く場合、結局何枚引くことになるだろうか?

イベントを見てみよう。

 「1枚引く。」

このイベントが1枚目の《思考の反射/Thought Reflection》によって置き換わる。

 「「1枚引く。1枚引く。」

最初の1枚引く事に対し、まだ適用していない置換効果(=2枚目の《思考の反射》)がある。これを適用する。

 「「1枚引く。1枚引く。」1枚引く。」

2枚目の《思考の反射》を適用した部分(青色)に、再度適用できる置換効果はもう無い。1枚目の《思考の反射》は既に元のイベントを置き換えているので、もう適用されない。

従って、青字の部分を行う。残りは

 「「1枚引く。」

となり、これに関しては2枚目の《思考の反射》がまだ適用されていない。従って、

 「「1枚引く。1枚引く。」

となる。これ以上このイベントは置換できない。
結局、あなたは4枚のカードを引くことになる。


*弱いボブ

「弱いボブは強い」というフレーズがあまりに衝撃的だったのでここで使うが、
DGMのカードプレビューで

 "If you would draw a card while you have no cards in hand, instead draw two cards and lose 1 life."

というゾンビがいる。
これをあなたが2枚コントロールしていて、あなたの手札が空のときにカードを引くことを考えよう。

先ほどと同様に、イベントを見てみよう。

 「1枚引く。」

このイベントが1枚目のゾンビによって置き換わる。あなたの手札は0枚であるので。

 「「1枚引く。1枚引く。1ライフ失う。」

最初の1枚引く事に対し、まだ適用していない置換効果(=2枚目のゾンビ)がある。
あなたの手札はまだ0枚なので、これを適用する。

 「「1枚引く。1枚引く。1ライフを失う。」1枚引く。1ライフを失う。」

青字にある「1枚引く」はもう他に置換できない。従って青字の部分を行う。

 「「1枚引く。1ライフを失う。」

この「1枚引く」に関しては、2枚目のゾンビによる置換効果は適用できない。なぜなら、あなたの手札は0枚ではないからである。

従って、このイベントに対する置換効果はない。よってこのまま行われる。

最終的に、あなたは3枚引いて2点のライフを失うことになる。


*裁定待ち

上記の弱いボブの例において、1枚目の置換を行ったあとのイベントを考えよう。

1) 「「1枚引く。1枚引く。1ライフ失う。」
2) 「「1枚引く。1ライフ失う。1枚引く。」
3) 「「1ライフ失う。1枚引く。1枚引く。」

どれが正しいイベントなのだろうか?

例えばこの違いは、「あなたがライフを1点失う代わりに、カードを引く」という置換効果があるとやや面倒になる。

キーは「同時に行うイベントに対して置換効果を考慮する場合、順番を前後して良いのだろうか?」
という点である。残念ながらこれに関する回答は準備できなかった。Rule-Monger諸兄の助言があれば是非いただきたい。


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そんなところで。




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