#アモンケットの発売前ですが、CBL/M/Vを行います。


4月16日(日)

C.B.L. 107th
https://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.L.%20107th

場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:10:30~11:00
参加費:500円

形式:レガシー
試合:スイス式規定回戦

賞品:
上位の方にブースターパック、その他賞品など。

特記事項:
当日はデッキリストを提出して頂きます。
事前に準備してきたデッキリストを退出して頂いてもかまいません。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

というわけで、いつものCBLです。GP静岡サイドイベントなどを狙っている人は練習に是非。


----

C.B.M. 42nd https://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.M.%2042nd
C.B.V. 38th https://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.V.%2038th

受付時間:15:30~16:00 (開始はCBLの進行により遅れることも有ります)
参加費:CBM/CBV 共に500円

形式:CBM:モダン構築戦/CBV:ヴィンテージ構築戦
試合:スイスラウンド3-4回戦。

定員:計32名(席数の関係により抽選を行います)

賞品:
上位にブースターパックなど。

特記事項:
受付時間が午後になっていますので、ご注意ください。
当日は上位の方のみ、デッキリストを提出して頂きます。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

今回もモダン+ヴィンテージを行います。
なお、今回は上の階が使用できないため、席数に制限をかけさせていただきます。
上回った場合は抽選となりますので、ご了承ください。



それでは、皆様のお越しをお待ち申し上げております。


Information changes.
定期的にくる、いつものイベント規定、指針の更新です。

MFR 4.1 プレイヤーの意思疎通

ゲームを進めるために、プレイヤーが知らなくてはならない情報があります。例えば対戦相手のライフが何点あるかを知らなければ、あなたはどのクリーチャーで攻撃してよいかがわからなくなるでしょう。同様に、戦場に出ているクリーチャーがどれなのかがわからなければ、あなたは手札の呪文を唱えてよいのかどうかもわからなくなるでしょう。
このように、ゲームを進める上で相手の妨害なしに知ることができる情報を「共有情報」と呼んでいました。

今回の変更では、対戦相手の妨害なしに得ることができる情報は、すなわち「見る」ことができる、として、「可視情報/Visible Informaton」という定義がなされました。

可視情報としては、相手のメモ帳に書かれたライフ、エネルギーカウンター、毒カウンターといったプレイヤーが持つカウンターや性質も含まれます。また、残ったマナは相手に示す必要があるため、これも可視情報として含まれます。

可視情報には以下のようなものがあります。

・現在のゲームの行動や、現在のゲームの局面に影響を及ぼしている過去に行った可視であるゲームの行動
・可視であるオブジェクトの名前
・可視であるカウンターの種類
・可視であるオブジェクトの状態(タップしているかどうか、他のパーマネントについているかどうか、など)、どの領域にあるか
・可視であるプレイヤーのライフ総量、エネルギーカウンターの数、毒カウンターの数、現在のマッチのゲーム・ポイントなど、メモ用紙に書かれた情報。ダイスなどで示しても良い。
・可視である各プレイヤーのマナ・プールの内容
・現在のステップ、フェイズ、またどちらのプレイヤーがアクティブ・プレイヤーであるか。(なおこれは一般には可視でないので、両者の同意のもとに可視性を省略することができる。)

これにより、これまで「見え」ることがなかったオブジェクト、例えば誘発型能力や呪文のコピーといったものも、可視化しなくてはいけなくなりました。もし、可視化しなかった場合、それは単に行われなかったことになります。誘発型能力ならば、忘れられたことになります。(いわゆる「誘発忘れ」です。)

誘発型能力については、カードの上に「Triggered」といったチット(小さいメモ。画像参照)を置くことや、カードを左右に振って、誘発したことを可視化して示す必要があります。

解決時にトークンを出したり、カウンターを置いたりして「可視化される結果」を伴う誘発型能力では、上記のようなチットを使う代わりに、トークンやカウンターを出して相手に明示することで、誘発したことを示すことができます。呪文のコピーでも同様です。

ストームなどのように、いくつものコピーや複数の誘発型能力を同時に扱う場合、その数のチットを準備する必要はなく、いくつオブジェクトがあるかを口頭(またはサイコロなど)で示しても構いません。例えば、《僧院の導師》の誘発型能力が2つスタックに積まれた場合は、「誘発した」チットを1つ見せ、これが2つ分であることを対戦相手に宣言すればOKです。

注)複数体のトークンを示す際に、1枚のトークン・カードとサイコロを使って示しているプレイヤーをよく見かけると思います。それと同じです。

可視化しなかったオブジェクトは全て「なかった」ことになります。これまでと同様に、対戦相手が誘発型能力の誘発を忘れたとしても、あなたはそれを指摘する必要はありません。もちろん、忘れたことを指摘しても構いません。その場合、対戦相手がその誘発をどうしたかったかはすぐわかるでしょう……可視化しようとしましたか? それが争点です。

逆に、相手が誘発型能力の誘発を宣言し、オブジェクトの可視化に手間取った場合、(出すべきトークンを探していたなど)、それは誘発をした意思があるとして誘発忘れにはなりません。あなたは必要以上にゲームの進行を早めて、それらの行動に先んじて相手の能力を忘れさせようとすることはできません。

なお、大事な点です。思い出してください。誘発忘れはその誘発型能力を忘れることにより有利になると判断される場合にのみ、【警告】になります。……つまり、ほとんどの誘発忘れは、ペナルティではありません。ただ単に、誘発を忘れた側、が不利になるだけです。努力を怠らないようにしましょう。





最後になりますが、この情報は最初から最後まで王神の「嘘を嘘と見抜く」試練ですので、お気をつけください。砂漠の中で道に迷う事の無きよう!





#2月が過密日程でしたので、3月の開催となります。よろしくお願いいたします。

3月5日(日)

C.B.L. 106th
https://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.L.%20106th

場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:10:30~11:00
参加費:500円

形式:レガシー
試合:スイス式規定回戦

賞品:
上位の方にブースターパック、その他賞品など。

特記事項:
当日はデッキリストを提出して頂きます。
事前に準備してきたデッキリストを退出して頂いてもかまいません。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

というわけで、いつものCBLです。GP静岡サイドイベントなどを狙っている人は練習に是非。


----

C.B.M. 41st https://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.M.%2041st
C.B.V. 37th https://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.V.%2037th

受付時間:15:30~16:00 (開始はCBLの進行により遅れることも有ります)
参加費:CBM/CBV 共に500円

形式:CBM:モダン構築戦/CBV:ヴィンテージ構築戦
試合:スイスラウンド3-4回戦。

賞品:
上位にブースターパックなど。

特記事項:
受付時間が午後になっていますので、ご注意ください。
当日は上位の方のみ、デッキリストを提出して頂きます。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

今回は、最近人数が多いヴィンテージと、禁止改定後のCBMを行います。
最近の進行を考慮すると、受付時間よりすこし遅れても、問題なく参加できます。

それでは、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

#前回告知した通りの日程で行います。よろしくお願いいたします。

1月29日(日)

C.B.L. 105th
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.L.%20105th

場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:10:30~11:00
参加費:500円

形式:レガシー
試合:スイス式規定回戦

賞品:
上位の方にブースターパック、その他賞品など。

特記事項:
当日はデッキリストを提出して頂きます。
事前に準備してきたデッキリストを退出して頂いてもかまいません。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

というわけで、いつものCBLです。特に禁止改訂もありませんでしたし、霊気紛争のカードでお楽しみください。


----

C.B.F. 2nd http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.F.%202nd
C.B.V. 36th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.V.%2036th

受付時間:15:30~16:00 (開始はCBLの進行により遅れることも有ります)
参加費:CBF パック1個/ CBV 500円

形式:CBF:フロンティア/CBV:ヴィンテージ構築戦
試合:スイスラウンド3-4回戦。

賞品:
上位にブースターパックなど。

特記事項:
受付時間が午後になっていますので、ご注意ください。
当日は上位の方のみ、デッキリストを提出して頂きます。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

今回は、最近人数が多いヴィンテージと、月イチ開催のCBF(フロンティア)を行います。
最近の進行を考慮すると、受付時間よりすこし遅れても、問題なく参加できます。
フロンティアはカジュアル大会扱いであることにご注意ください。

それでは、皆様のお越しをお待ち申し上げております。


CBL 104th results

2017年1月27日 Result
1月9日に行いました、C.B.L. 104th は、38名の参加を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。

スイス6回戦の結果、Minami Daiki さんが全勝でした。おめでとうございます。

次回CBLは1/29(明日!)に行います。午後はCBV+CBFです。

それでは、5勝以上のデッキリストです。お楽しみ下さい。

----

** WINNER **

Minami, Daiki

Main
4《不毛の大地/Wasteland》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
3《Volcanic Island》
3《Tropical Island》

4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
2《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

4《稲妻/Lightning Bolt》
4《もみ消し/Stifle》
4《思案/Ponder》
4《渦まく知識/Brainstorm》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
1《呪文貫き/Spell Pierce》
4《目くらまし/Daze》
1《マナ漏出/Mana Leak》
1《冬の宝珠/Winter Orb》
2《四肢切断/Dismember》
1《対抗変転/Counterflux》
4《意思の力/Force of Will》

Sideboard
1《紅蓮破/Pyroblast》
2《赤霊破/Red Elemental Blast》
1《炎の印章/Seal of Fire》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《冬の宝珠/Winter Orb》
2《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》
2《水没/Submerge》

----

* 2nd place *

Tsukahara, Kazuto

Main

3《不毛の大地/Wasteland》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
2《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《Underground Sea》
2《Bayou》
1《Tropical Island》
1《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
1《沼/Swamp》
1《森/Forest》

4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《悪意の大梟/Baleful Strix》
4《断片無き工作員》
1《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》

3《祖先の幻視/Ancestral Vision》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《突然の衰微/Abrupt Decay》
3《Hymn to Tourach》
1《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4《意思の力/Force of Will》

2《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Sideboard
2《思考囲い/Thoughtseize》
2《見栄え損ない/Disfigure》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《無のロッド/Null Rod》
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》
1《森の知恵/Sylvan Library》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
1《毒の濁流/Toxic Deluge》
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1《誤った指図/Misdirection》
1《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》

----

* 3rd place *

Ooguchi, Yuusuke

Main

4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2《乾燥台地/Arid Mesa》
3《Tundra》
1《Volcanic Island》
1《カラカス/Karakas》
2《平地/Plains》
4《島/Island》
1《山/Mountain》

2《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》

1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
4《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《思案/Ponder》
3《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《呪文嵌め/Spell Snare》
4《相殺/Counterbalance》
1《対抗呪文/Counterspell》
4《意思の力/Force of Will》
4《終末/Terminus》
2《天使への願い/Entreat the Angels》

3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》

Sideboard

2《僧院の導師/Monastery Mentor》
3《紅蓮破/Pyroblast》
2《摩耗+損耗/Wear+Tear》
2《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1《灰からの再興/From the Ashes》
1《基本に帰れ/Back to Basics》
1《罠の橋/Ensnaring Bridge》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《封じ込める僧侶/Containment Priest》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》

----


CBM, CBV results

2017年1月26日 Result
1月9日に行いました、C.B.M. 40th は、8名の参加を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。

スイス3回戦の結果、Ichino Takahito さんが全勝でした。おめでとうございます。

それでは、優勝者のデッキリストです。お楽しみ下さい。

----
** WINNER **

Ichino Takahito

Main
2《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs》
1《血の墓所/Blood Crypt》
1《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
1《島/Island》
1《山/Mountain》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《尖塔断の運河/Spirebluff Canal》
1《蒸気孔/Steam Vents》
1《沼/Swamp》
1《湿った墓/Watery Grave》

4《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
4《グリセルブランド/Griselbrand》
4《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》

4《御霊の復讐/Goryo’s Vengeance》
4《イゼットの魔除け/Izzet Charm》
4《裂け目の突破/Through the Breach》
2《安堵の再会/Cathartic Reunion》
2《集団的蛮行/Collective Brutality》
4《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
4《血清の幻視/Serum Visions》
4《手練/Sleight of Hand》

Sideboard
1《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》
1《残忍な剥ぎ取り/Grim Flayer》
3《神々の憤怒/Anger of the Gods》
4《思考囲い/Thoughtseize》
1《汚損破/Vandalblast》
4《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
1《流転の護符/Quicksilver Amulet》

----

1月9日に行いました、C.B.V. 35th は、12名の参加を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。

スイス4回戦の結果、Murase Kiyonori さんが全勝でした。おめでとうございます。

それでは、優勝者のデッキリストです。お楽しみ下さい。

** WINNER **

Murase Kiyonori

Main
5《平地/Plains》
4《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《露天鉱床/Strip Mine》
1《カラカス/Karakas》
3《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》
4《古えの墳墓/Ancient Tomb》

1《魔力の墓所/Mana Crypt》
1《Black Lotus》
1《Mox Pearl》
1《Mox Emerald》
1《Mox Sapphire》
1《Mox Jet》
1《Mox Ruby》
1《太陽の指輪/Sol Ring》

2《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
2《磁器の軍団兵/Porcelain Legionnaire》
3《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
3《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》
3《封じ込める僧侶/Containment Priest》
3《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》
4《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
1《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
4《現実を砕くもの/Reality Smasher》

4《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
1《虚空の杯/Chalice of the Void》

Sideboard
2《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《三なる宝球/Trinisphere》
1《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
1《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《無のロッド/Null Rod》
3《断片化/Fragmentize》
1《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》
2《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
1《四肢切断/Dismember》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》

----

『霊気紛争』リリースにおける、MTR、IPGの更新点です。

ジャッジ諸氏は下記の原文、および訳文も参照してください。
わからないところはForumに投げてみて下さい。他のジャッジが助けになるでしょう。
変更は突然ですが、人間は急に変われません。まずは啓蒙をしていきましょう。

----
大本営 Toby Elliott のブログ記事(英文)
http://blogs.magicjudges.org/telliott/2017/01/16/policy-changes-for-aether-revolt/

MTR原文 http://wpn.wizards.com/sites/wpn/files/attachements/mtg_mtr_20jan17_en.pdf
IPG原文 http://wpn.wizards.com/sites/wpn/files/attachements/mtg_ipg_20jan17_en_0.pdf

MTRリリースノート(WofC公式)
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/magic-tournament-rules-release-notes-2017-01-16

----
Tobyの記事の翻訳 by ナイスクリーム神 Aqira
http://jg0xol.diarynote.jp/201701171910513127/

MTR和訳(Mjmj.info内) http://mjmj.info/data/JPN_MTR_20170120.html
IPG和訳(Mjmj.info内) http://mjmj.info/data/JPN_IPG_20170120.html

----

======================================================
マジック・イベント規定 (MTR) 更新点
======================================================

*重要な更新: パイル・シャッフルに関する変更 (MTR3.9)

以前のMTR更新で、パイル・シャッフル(複数の山(パイル)に配り分けて行う切り混ぜ方)は、1回までとされました。この理由は以前から指摘されていたとおり、他のシャッフル方法に比べて時間がかかること、これ単体ではシャッフルとは認められないこと、そもそもこれは枚数を確認する方法(pile-counting)であること、などが挙げられます。

今回、パイル・シャッフルに関しては、以下のように変更がされました。


ディール・シャッフル(Pile Shuffle、俗に○山切りとも呼ばれる)は、それだけでは充分な無作為化とは認められず、カードを数える目的でゲームの開始時に1回行うことしか認められない。


つまり、適用範囲を広げたことになります。パイル・カウンティングが癖になっている人は、今のうちに改めましょう。もし、他のタイミングでパイル・カウンティングをしてしまっても、今のところ罰則規定はありません。ジャッジがそのような場面を見た際には、啓蒙を行いましょう。もちろん、その後に十分な切り直しを行うように促すのも大切です。

なお、ゲーム開始時ならば、シャッフルされた対戦相手のデッキを再度シャッフルする際に、パイル・カウンティングを1度行えます。(もちろん、これ単独ではシャッフルとは認められないので、他のシャッフル方法を組み合わせる必要があるでしょう。

----
*重要な更新: ドラフトピックの時間に関する変更 (MTR 付録B)

ブースター・ドラフトの制限時間において、パックとパックの間にピックしたカードを確認できる時間が、変更されました。

 1パック目と2パック目の間 30秒 → 60秒
 2パック目と3パック目の間 45秒 → 90秒

主にルール適用度が競技で行われるリミテッド(PPTQなど)に関して、これらのルールが適用されます。

----
*文書の更新日 (MTR はじめに)

先日、スタンダード及びモダンの禁止・制限カード変更告知が、日付を変更されて行われました。
これを受けて、MTR(及び禁止・制限カード改訂)の日付がMTR内に記載されるようになりました。
基本は「新エキスパンションのリリース週の月曜日」で、「プロツアーから5週間後」も追加されます。

ちなみに、次回告知日は 3月13日(月)です。その次は4月24日です。

今回の禁止改訂に関する情報はこちらへ。 http://mtg-jp.com/publicity/0018224/

----
*IDの入力 (MTR 2.4)

主に主催店舗向けです。

同意による引き分け(ID)は、これまで0-0-3というスコアで入力されていましたが、大会に使用されるソフトウェア(WER)では、手動でこのスコアを入力するしかありませんでした。
今回、MTRで「WERの『0-0』ボタンによって報告」してもよいことが追記されました。


----
*フィーチャー・マッチの時間延長 (MTR 2.6)

オンラインによるカバレッジ中継もお馴染みになりつつあります。フィーチャー席への移動を加味して、今回は以下のように変更がされました。


オンライン・カバレージが行われている大会でのフィーチャー・マッチは、プレイヤーがフィーチャー・エリアに集まるまでに要した時間に加えて3分の延長が与えられる。但し、フィーチャー・マッチの時間が別に管理されている場合はこの延長を適用する必要はない。


----
*プレインズウォーカーへのダメージ呪文の手順省略 (MTR 4.2)

プレインズウォーカーを除去するために、本来はプレインズウォーカーに打てない呪文をプレイヤーに向けて打ち、そのダメージを移し替えることはよくあります。例えば、「《稲妻》を《ジェイス》に。」というのは、手順の省略です。

以前のMTRでは、この部分の表記が本来移し替えることができない自分のプレインズウォーカーにも適用できるようになっており、混乱を招く恐れがありました。

そのため、「対戦相手のプレインズウォーカーを対象とする~」という表記に改められました。

----
*Masterpiece Seriesのリミテッドでの扱い (MTR 7.2)

リミテッドのイベントにおいて配布されたパックから出た、Masterpiece Series(Kaladesh Invensions)は、そのイベントにおいて、使用してもよいと明記されました。
これまでもそうでしたので、特に意識する必要はありません。

======================================================
マジック・イベント規定 (MTR) 更新点
======================================================

*重要な変更:サイドボードの戻し忘れに関する格下げ (IPG 3.5)

大会において、サイドボードを戻し忘れて1ゲーム目をやってしまった経験はありませんか? 無いなら、あなたはきちんとゲームを行っています。素晴らしいですね。
けれど、不幸にもそのようなプレイヤーは存在し、下される裁定は〔イベント上の誤り -- デッキ/リストの問題〕となり、基本的には【ゲームの敗北】となります。そう、いとも簡単にあなたはゲームを失う可能性があるのです。

これには格下げできる場合があります。まず、サイドボードがメインデッキに混ぜ込まれていても問題ない場合です。あなたは、ゲームの開始時に初手を見て、サイドボードのカードを発見します。おかしい。即座にジャッジを呼びましょう。この場合、以前からそうであったように、格下げされて【警告】となります。

今回の変更では、第1ゲーム中にサイドボードのカードが誤って入っていたことが判明した場合です。そのカードが対戦相手の目に触れる前に、ジャッジを自ら呼び、誤って入っていることを告げた場合、【警告】に格下げされます。(以前は問答無用で【ゲームの敗北】でした)そして、サイドボードのカードを全て除き、本来メインデッキに入っているカードをライブラリーに入れて切り直します。誤って入っていることがわかったサイドボードだったカードを、メインデッキのカードと入れ替えることはしません。

多少の例外があることに注意して下さい。サイドボードとメインデッキの両方に入っているカードであった場合……例えば、《ショック》がメインに2枚、サイドに2枚だったのに、なぜか3枚目の《ショック》を引いてしまった……といった場合、この格下げは為されません。なぜなら、既にあなたが見た1枚目、2枚目の《ショック》がゲームに影響を与えてしまっているからです。また、対戦相手により気付いてしまった場合(《強迫/Duress》などで判明した)や、デッキ・チェック時に判明した場合でも、やはり格下げは為されません。

兎にも角にも、マッチが終わった後、そして新しいマッチを始める前には、サイドボードのカード、そしてメインデッキのカードをよく確かめましょう。

----
*重要な変更:過剰なカードを見た (IPG 2.2)

《ボーマットの急使》のように、裏向きに追放されたカードの束があるとします。それは本来見てはいけないものですが、何かしらのトラブルで見てしまった、という問題が起こっていました。このような場合、〔ゲーム上の誤り ─ 過剰なカードを見た〕という判断が下されていました。

今回の変更では、〔ゲーム上の誤り ─ 過剰なカードを見た〕は、デッキの中にあるカードに関してのみ、その裁定が下されるようになりました。《ボーマットの急使》のようなものに関しては、〔ゲーム上の誤り ─ その他一般のゲームルール抵触行為〕となります。

----
*カード群 / set of cards (IPG 1.5)

よりジャッジ向けの話になります。
HCEの導入により、「カード群」という概念が導入されました。この概念はIPGにおける追加措置をとても上手く処理できるので、そこかしこに出てくるようになっています。

今回の変更で、「カード群」が1項目で定義されるようになりました。


1.5 カード群
この文書で定める違反のいくつかは、「カード群」を参照する。カード群とは、ゲームのルールや効果によって物理的に隔てられた集まりを指す。それは領域と対応することもあるが、領域の一部でしかないこともありうる。また、カードが1枚であってもカード群として扱われる。
 カードは次のカード群に入るまでの間そのカード群に属しているものとする。それらの「間」の状況は存在しない


----
*重要な変更:HCEにおける追加措置 (IPG 2.3)

HCEが考え出された頃は、過ちを犯したプレイヤーが少なくとも得をしないような追加措置が取られていました。そのため、HCEの原因となった効果や指示を繰り返し行わない、という措置がとられていました。

さて、今回の変更では、「カード群」の導入により、誤ってカードが混入した範囲が決定できるようになったため、以前の考え方は不要であるという結論に行き着きました。
そのため、「HCEの原因となった効果や指示を繰り返し行わない」という記述が削除されました。

例えば、《森の占術》でカードを探し、公開せずに手札に加えた場合を考えましょう。
手札に加えられたカードが土地であるかどうかは、対戦相手からはわかりません。また、これは誤りの前後両方とも非公開のカード群に含まれています。(ライブラリーと手札)従って、これは〔ゲーム上の誤り ─ 非公開カードに関する誤り〕に該当します。

誤りがあるカード群はどこでしょう? 手札ですね。従ってプレイヤーはその手札を対戦相手に公開します。対戦相手は、その中で『誤って手札に入れたカード』を指摘します。それが土地であるなら、それは《森の占術》で探せるカードです。追加措置おしまい。土地でないなら? そのカードはそのカード群にあるべきカードでないので、前のカード群、つまりライブラリーへ移動します。その後、プレイヤーは、《森の占術》による効果で、ライブラリーからカードを探します。

----
*ゲーム開始前にあるカードが相手のデッキに混入していた場合 (IPG 3.5)

新しいゲームを開始する前に、対戦相手のデッキに、自分のカードが入っていたことに気づきました。その場合、対戦相手からそのカードを受け取り、自分のデッキに入れて続行します。……通常なら。

厳密に言うと、互いに〔イベント上の誤り -- デッキ/リストの問題〕の誤りを犯しています。つまり、【ゲームの敗北】になるわけですね。しかし、これは望ましい事態ではありません。今回の変更では、このようなときに格下げを行うよう、文章が明確化されました。


----
*区別できるカードの表現 (IPG 3.8)

デッキに入っているカードが、他のカードと区別がつく理由はいくらでもあります。今回の変更では、これまで具体的な表現が避けられてた「なにが理由で」区別がつくのかが、いくつか明記されました。

ただし、これは「区別できるカード」の原因を固定するわけではありません。これまでと同様、ジャッジによるデッキ・チェックにより、判断が委ねられます。

----
*異なるスリーブのカードやトークン (IPG 3.5)

異なるスリーブに入っているカードや、トークンカード、またはチェックリストを用いている場合の真正の両面カードは、デッキが適正であるかどうかを判断する際には無視されます。

今回の変更では、これはメインデッキにのみ対応し、サイドボードではこの判断をしないことになりました。

プレイヤーの皆さんには、「メインデッキとサイドボード」と、「使用するそれ以外のトークンや表示用カード」は、分けておいていただくのが懸命です。


----
そんなところで。


「霊気紛争」のリリースノートが発表されています。

http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/aether-revolt-release-notes-2017-01-06

いつものように、ざっくり紹介。

以下はリリースノート全文の転載ではありません。全文は上記リンクからたどって下さい。
日本語を始め各国語版もあり、.docxでダウンロードできます。

既存CRより自明である項目や、文章から簡単にわかる解説文は省略しています。
また、おいら的注釈を新たに加えている場合(コメント行が#で始まるもの)もあります。

参考にしたのは 2016/11/28 版です。文章は以後アップデートされる可能性があります。


-------------------------------
製品情報
-------------------------------
霊気紛争 公式発売日:2017年1月20日

プレリリース・イベント:2017年1月14日・15日
発売記念ウィークエンド:2017年1月20日~1月22日
ゲームデー:2017年2月11日・12日

セットレアリティー内訳:コモン70、アンコモン60、レア42、神話レア12の計184種。


2017年1月20日(金)より、構築戦で霊気紛争が使用可能です。
これにより、スタンダードで使用できるセットは以下のようになります。。

 戦乱のゼンディカー、ゲートウォッチの誓い
 イニストラードを覆う影、異界月
 カラデシュ、霊気紛争

また、スタンダードとモダン構築戦では、禁止カードが更新されています。詳しくは以下を参照。

http://mtg-jp.com/publicity/0018224/


-------------------------------
一般注釈
-------------------------------

** Masterpiece Series: Kaladesh Inventions **

以前の"Zendiker Expeditions" のように、過去に収録されていたカードから、アーティファクトがフィーチャーされ、特殊な金線細工の枠で収められている。

*「Kaladesh Inventions」セットには54枚のカードがある。このうち最初の30枚は『カラデシュ』ブースターパックに入っている。24枚は『霊気紛争』ブースターパックに封入されている。「Kaladesh Inventions」のカードには、それに固有のエキスパンション・シンボルが記されている。

*ブースターパックに入っている「Kaladesh Inventions」のカードは、そのブースターパックを用いるすべてのリミテッドのイベントで使用できる。シールドデッキのイベントでは、これらのカードはあなたのカードプールの一部である。ブースタードラフトのイベントでは、これらのカードはドラフトしてカードプールに加える必要がある。

*しかし構築フォーマットでは、「Kaladesh Inventions」のカードは、これらのカードがもともと使用可能でないかぎり使用できない。『カラデシュ』や『霊気紛争』のブースターパックに入っているからといって、それらのカードがスタンダードで使用できるようになるわけではない。

*どの言語版のブースターパックでも、「Kaladesh Inventions」のカードはプレミアム版の英語版カードである。

*「Kaladesh Inventions」のカードは極めてレアである。あなたが開けたパックに入っていたら、実に運がいい!

** 新キーワード:即席/Improvise **

702.125.即席

702.125a 即席は、即席を持つ呪文がスタック上にある間に作用する常在型能力である。「即席」は「この呪文の総コストに含まれる不特定マナ1点につき、あなたはそのマナを支払うのではなく、あなたがコントロールするアンタップ状態のアーティファクト1つをタップしてもよい。」を意味する。

702.125b 即席能力は追加コストや代替コストではなく、即席を持つ呪文の総コストが決定された後でのみ適用される。

702.125c 1つの呪文に複数の即席があっても意味はない。


#召集/Convoke とほぼ同様である。タップするのがアーティファクトがあるかクリーチャーであるかどうかの違いしか無い。総コストが決定された後で適用されるので、CR601.2hの時点で概ね適用される。召集の時にあった挙動とほぼ同じであるが、ラヴニカの頃とは書式が異なっているので、あの当時の議論はそのままでは役に立たない。

*即席は代替コストではないので、他の代替コストと組み合わせて使用することができる。

*即席で、呪文の総コストにある{W}、{U}、{B}、{R}、{G}、{C}のマナ・シンボルを支払うことはできない。

*クリーチャーがタップ状態になったとしても、そのクリーチャーにつけられている装備品はタップ状態にならない。逆にその装備品をタップしても、そのクリーチャーはタップ状態にならない。

#即席を用いて装備品をタップして支払うのはcoolだ。


** 新能力語:紛争/Revolt **

紛争はあなたがコントロールするパーマネントがこのターンに戦場を離れたかどうかを見る。能力語にはルール上の意味はない。

《結束への呼びかけ》
{3}{W}{W}
エンチャント
紛争 ― あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていた場合、結束への呼びかけの上に結束カウンターを1個置く。
あなたがコントロールするクリーチャーは、結束への呼びかけの上に置かれている結束カウンター1個につき+1/+1の修整を受ける。


#パーマネントが戦場から離れたかどうかを見る。どこに行ったのかは見ない。

*トークンが戦場を離れた場合にも紛争の能力の条件が満たされる。

*エネルギー・カウンターはパーマネントではない。{E}を支払っても紛争の能力の条件は満たされない。

*『霊気紛争』セットでは、紛争の誘発型能力を持つすべてのカードには「場合のルール」がある。これらの能力が誘発するのは、そのターンそれ以前にあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていた場合のみである。そうでなければ誘発しない。つまり、そのターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていなかったなら、紛争の誘発型能力を誘発させるためにターン終了時にパーマネントを戦場から取り除くことはできない。

** サイクル:巧技/Expertise **

巧技サイクルは、このセットに含まれる伝説のクリーチャー・カードから名前を取ったソーサリー・呪文5つからなる。各呪文にはそれぞれの効果があり、その後あなたの手札からカードをマナ・コストを支払うことなく唱えることができる。

《カーリ・ゼヴの巧技》
{1}{R}{R}
ソーサリー
クリーチャー1体か機体1つを対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。それをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
あなたは、あなたの手札から点数で見たマナ・コストが2以下のカード1枚を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。


#巧技呪文の解決中に、呪文を唱えることを許可する。従って、通常のタイミングは無視される。マナ・コストに上限があることから、続唱能力を思い出す方もいるかもしれないが、あれは続唱を持つ呪文とは別に扱われるべき誘発型能力である。

*あなたがマナ・コストを支払うことなく唱える呪文を唱えている間、巧技の呪文は依然としてスタック上にある。それがオーナーの墓地に置かれるのは、そのマナ・コストを支払うことなく唱える呪文を唱え終わった後である。マナ・コストを支払うことなく唱える呪文は、その巧技の呪文を、あなたの墓地にあるカードとして対象とすることはできない。マナ・コストを支払うことなく唱える呪文は、その巧技の呪文を、スタック上にある呪文として対象とすることができる。ただし、その巧技の呪文は、そのマナ・コストを支払うことなく唱える呪文の解決時までに不適正な対象になる。


** サイクル:器具/Implements **


《発火器具》
{1}
アーティファクト
{R}, 発火器具を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。発火器具はそのプレイヤーに1点のダメージを与える。
発火器具が戦場から墓地に置かれたとき、カードを1枚引く。


#能力を起動すると、まず誘発型能力によるドローを行ってから、起動型能力を処理することになる。《地平線の呪文爆弾》の時のようなややこしい事態になることは無い。が、順序は間違えないようにすべきだ。
#(ジャッジ向け)おそらくケーススタディ・チームがネタにするであろう事項なので出題しておく。
PPTQのシールド戦で、APが《発火器具》を起動し、NAPに1点のダメージを与え、互いにライフの値を更新した。その後、APはカードを引いた。NAPはジャッジを呼び、もう起動型能力の解決は終わっていたと主張した。APは何らかの違反を犯しているか? もしそうであれば、罰則は何で、措置はどうなるか?

*あなたが器具の1つ目の能力を起動したなら、その能力の解決より先に、あなたは2つ目の能力によりカードを1枚引くことになる。1つ目の能力に対象があれば、その能力を起動するためには適正な対象が必要である。あなたはその対象を、あなたが引くことになるカードを見る前に選ぶ。


** 『霊気紛争』の注目のストーリー・カード / Story Spotlight Cards **

『霊気紛争』を巡る物語には、多数の重要な瞬間がある。その中の特に重要な瞬間5つを「注目のストーリー」と呼び、カードに明記した。これらの出来事に関する詳細は、mtgstory.comにあるマジック:ザ・ギャザリング公式小説で読むことができる。

注目のストーリー1:《領事府の弾圧》
注目のストーリー2:《ピアの革命》
注目のストーリー3:《不許可》
注目のストーリー4:《橋上の戦い》
注目のストーリー5:《闇の暗示》

このセットでは、注目のストーリー・カードの文章欄にはプレインズウォーカー・シンボルのアイコンが描かれている。このアイコンはゲームに影響しない。実際のカードには、mtgstory.comのURLと、各カードの物語上の順番を示す番号も記載されている。


-------------------------------
カード別注釈
-------------------------------

《改革派の結集者》
{1}{G}{W}
クリーチャー ― 人間・戦士
3/2
紛争 ― 改革派の結集者が戦場に出たとき、このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていた場合、あなたの墓地から点数で見たマナ・コストが2以下のパーマネント・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。


*あなたの墓地にある点数で見たマナ・コストが2以下のパーマネント・カードであればどれでも対象にできる。このターンに戦場から墓地に置かれたものに限らない。

《稼働停止》
{2}{W}
インスタント
アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
紛争 ― このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていたなら、あなたは3点のライフを得る。


* 《稼働停止》によってあなたがコントロールするパーマネントを破壊したなら、それによりこれ自身の紛争の能力が有効になり、あなたは3点のライフを得ることになる。

《機械化製法》
{2}{U}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(あなたがコントロールするアーティファクト)
あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているアーティファクトのコピーであるトークンを1つ生成する。その後、あなたが互いに同じ名前を持つアーティファクトを8つ以上コントロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。


*同じ名前を持つアーティファクト8つというのは、エンチャントされているアーティファクトの名前と同じ名前である必要はない。たとえば、《機械化製法》の能力の解決時にあなたが飛行機械・アーティファクト・クリーチャー・トークンを8つコントロールしていれば、《機械化製法》が飛行機械につけられていなくても、あなたはゲームに勝利する。

*エンチャントされているアーティファクトが、この誘発型能力に対応して戦場を離れたが《機械化製法》は戦場を離れなかったなら、《機械化製法》はアーティファクトをエンチャントしていない状態になり、状況起因処理によってオーナーの墓地に置かれる。その場合の誘発型能力によってトークンが生成されることはないが、あなたが同じ名前のアーティファクトを十分な数コントロールしていれば、あなたは依然としてゲームに勝利できる。


《キランの真意号》
{2}
伝説のアーティファクト ― 機体
4/4
飛行、警戒
搭乗3(あなたがコントロールする望む数のクリーチャーを、パワーの合計が3以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体はアーティファクト・クリーチャーになる。)
あなたはキランの真意号の搭乗コストを支払うのではなく、あなたがコントロールするプレインズウォーカー1体の上から忠誠カウンターを1個取り除いてもよい。


《キランの真意号》の代替搭乗コストの支払いは忠誠度能力ではない。このターン、あなたがすでにそのプレインズウォーカーの忠誠度能力を起動していたとしても、それを支払うことができる。また、《キランの真意号》の搭乗能力を起動できるときならいつでも、それを支払うことができる。

《金属ミミック》
{2}
アーティファクト・クリーチャー ― 多相の戦士
2/1
金属ミミックが戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
金属ミミックは、他のタイプに加えてその選ばれたタイプでもある。
あなたがコントロールする選ばれたタイプを持つ他の各クリーチャーはそれぞれ、+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。


*戦場に出るクリーチャーが選ばれたタイプを持っておらず、他のカードの効果によって戦場に出た後でそのタイプを得るのであれば、それは+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出ない。それ自身の能力によって選ばれたタイプを持つクリーチャー、たとえば同じクリーチャー・タイプを選んだ2体目の《金属ミミック》は、+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。


《ギラプールの希望》
{1}
伝説のアーティファクト・クリーチャー ― 飛行機械
1/1
飛行
ギラプールの希望を生け贄に捧げる:このターンにギラプールの希望によって戦闘ダメージを与えられたプレイヤー1人を対象とする。あなたの次のターンまで、そのプレイヤーはクリーチャーでない呪文を唱えられない。


*あなたがターンを飛ばしたなら、影響を受けているプレイヤーは、あなたが実際にターンを始めるときまでクリーチャーでない呪文を唱えられない。

*多人数戦でプレイヤーがゲームから除外されたときには、そのプレイヤーの次のターンまで続く継続的効果は、そのターンが始まるはずだった時点まで続く。その種の効果は、ただちに消滅するわけでも永続するわけでもない。

《屑鉄さらい》
{3}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
3/2
屑鉄さらいかあなたがコントロールする他のアーティファクトが1つ戦場から墓地に置かれるたび、あなたの墓地から点数で見たマナ・コストがそれより小さいアーティファクト・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。


*アーティファクトが、点数で見たマナ・コストがそれより大きい他のアーティファクトのコピーであった場合(たとえば《彫り込み鋼》が、点数で見たマナ・コストが4であるアーティファクトをコピーしていた場合)には、それがあなたの墓地に置かれたときに、そのアーティファクト・カードを《屑鉄さらい》の能力の対象にできる。

#つまり、戦場にあった時の状態を参照する。


《航空船の略取者》
{1}{U}
クリーチャー ― 人間・海賊
2/1
飛行
航空船の略取者がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、パーマネント1つかプレイヤー1人を対象とし、それが持つカウンター1種類につきそれぞれその種類のカウンターをもう1個、そのパーマネントの上に置くか、そのプレイヤーに与える。


*《航空船の略取者》の誘発型能力によって得られるカウンターは、カウンター1種類につき1個ずつである。各種類のカウンターの数を倍にするわけではない。たとえば、あるクリーチャーの上に+1/+1カウンターが2個と蓄積カウンターが1個置かれていたなら、それの上に+1/+1カウンターを1個と蓄積カウンターを1個置く。

《鼓舞する彫像》
{3}
アーティファクト
あなたが唱えるアーティファクトでない呪文は即席を持つ。(あなたのアーティファクトが、それらの呪文を唱える助けとなる。あなたはあなたのアーティファクトをタップして、1個あたり{1}の支払いに代えてもよい。)


*あなたは、追加コストとしてパーマネントを生け贄に捧げることが必要なアーティファクトでない呪文を唱えるなら、そのコストの支払いとしてパーマネントを生け贄に捧げる前に、(それがアーティファクトであれば)それをその呪文の即席能力のためにタップしてもよい。

《極上の大天使》
{5}{W}{W}
クリーチャー ― 天使
5/5
飛行
あなたがゲームに敗北するなら、代わりに、極上の大天使を追放し、あなたのライフ総量はあなたの初期ライフ総量と等しい値になる。


#→《死者の鏡/Lich’s Mirror》

*《極上の大天使》に致死ダメージが与えられるのと同時にあなたにもダメージが与えられてあなたのライフ総量が0以下になったなら、この効果が適用されて、あなたのライフ総量はあなたの初期ライフ総量と等しくなる。あなたは、《極上の大天使》が追放領域に移動するのか墓地に移動するのかを選ぶ。

*《極上の大天使》の効果は、あなたのライフ総量が0以下になって敗北するときのみではなく、あなたがゲームに敗北するときならいつでも適用される。あなたが空のライブラリーからカードを引こうとしたためにゲームに敗北するなら、あなたが再びカードを引こうとしたが依然としてそうできないということが起こるまでは、あなたが再度敗北することはない。

*あなたがゲームを投了するときには、《極上の大天使》の効果は何もしない。投了したプレイヤーはゲームから除外される。

*2人対戦か2チーム対戦のゲームで、対戦相手が「このゲームに勝利する」という効果が発生した場合には、《極上の大天使》の能力は適用されない。

*2チーム対戦ではない多人数戦のゲームでは、対戦相手が「このゲームに勝利する」という効果が発生した場合には、代わりにその対戦相手以外の各プレイヤーがゲームに敗北するので、《極上の大天使》の能力が適用される。

《僧帽地帯からの援軍》
{3}{G}{G}
エンチャント
紛争 ― あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていた場合、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがパーマネント・カードであるなら、あなたはそれを戦場に出してもよい。そうでないなら、あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい。


*公開したカードがパーマネント・カードでなかった場合や、あなたがそれを戦場に出さないことを選んだ場合は、あなたはそれをライブラリーの一番下に置いてもよい。どちらも行わなかったなら、それはあなたのライブラリーの一番上に残る。

《弾圧する構築物》
{4}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
2/2
あなたがアーティファクトやクリーチャーのマナ能力でない能力を1つ起動するたび、ターン終了時まで、弾圧する構築物は+1/+1の修整を受ける。


*戦場にないアーティファクト・カードやクリーチャー・カードの能力を起動しても、《弾圧する構築物》の能力は誘発しない。

*コストが{0}のみである能力は、あなたが望むだけ何回でも起動できる。それを1回起動するたびに《弾圧する構築物》の能力が誘発する。

《致命的な一押し》
{B}
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それの点数で見たマナ・コストが2以下であるなら、それを破壊する。
紛争 ― このターンにあなたがコントロールするパーマネントが戦場を離れていたなら、代わりに、そのクリーチャーの点数で見たマナ・コストが4以下であるなら、それを破壊する。


*《致命的な一押し》は任意のクリーチャーを対象にできる。点数で見たマナ・コストが5以上のものでもよい。クリーチャーの点数で見たマナ・コストは、《致命的な一押し》の解決時にのみ見る。

《テゼレットの手法》
{1}{U}{B}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(アーティファクト)
エンチャントされているアーティファクトは、他のタイプに加えて基本のパワーとタフネスが5/5のクリーチャーである。
エンチャントされているアーティファクトが墓地に置かれたとき、そのカードをオーナーの手札に戻す


*《テゼレットの手法》によってエンチャントされている機体は、5/5のクリーチャーになる。それに搭乗しても、それのパワーやタフネスが変わることはない。

《ピアの革命》
{2}{R}
エンチャント
トークンでないアーティファクトが1つ戦場からあなたの墓地に置かれるたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーが「ピアの革命はそのプレイヤーに3点のダメージを与える」を選ばないかぎり、そのカードをあなたの手札に戻す。


*《ピアの革命》の能力の適正な対象が存在しない(たとえば、対戦相手全員が呪禁を持っていた)場合には、それは効果なしにスタックから取り除かれる。誰もダメージを与えられることを選ぶことはできず、あなたがアーティファクト・カードを手札に戻すこともない。

《歩行バリスタ》
{X}{X}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
0/0
歩行バリスタは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
{4}:歩行バリスタの上に+1/+1カウンターを1個置く。
歩行バリスタの上から+1/+1カウンターを1個取り除く:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。歩行バリスタはそれに1点のダメージを与える。


*《歩行バリスタ》にダメージが与えられていたり、何らかの効果によってタフネスが減っていたりするなら、それにより1ターン中にそれの上から+1/+1カウンターを取り除くことができる回数が制限されることになる。たとえば、《歩行バリスタ》の上に+1/+1カウンターが3個置かれていて、それが1点のダメージを与えられていたなら、あなたがその能力を2回起動すると、その直後にそれは破壊されることになるので、その能力を3回起動することはできない。

《巻きつき蛇》
{B}{G}
クリーチャー ― 蛇
2/3
あなたがコントロールする、アーティファクトやクリーチャーの上にカウンターが1個以上置かれるなら、代わりにその数に1を足した数のその種類のカウンターをそのパーマネントの上に置く。
あなたがカウンターを1個以上得るなら、代わりにあなたはその数に1を足した数のその種類のカウンターを得る。


*《巻きつき蛇》の英語版カードは、その機能を明確にするために若干の変更を受けた。変更後の英文ルール・テキストはオラクルで確認できる。

  If one or more counters would be placed on an artifact or creature you control, that many plus one of each of those kinds of counters are placed on that permanent instead.
  If you would get one or more counters, you get that many plus one of each of those kinds of counters instead.

《ヤヘンニの巧技》
{2}{B}{B}
ソーサリー
ターン終了時まで、すべてのクリーチャーは-3/-3の修整を受ける。
あなたは、あなたの手札から点数で見たマナ・コストが3以下のカード1枚を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。


*《ヤヘンニの巧技》によってクリーチャーのタフネスが0以下になったとしても、あなたがマナ・コストを支払うことなく呪文を唱える時点では、それは依然として戦場にある。そのクリーチャーをその呪文の対象とすることができるが、それはその呪文の解決より先に不適正な対象になる。そのクリーチャーに、呪文が唱えられるたびに誘発する能力があれば、その能力は誘発する。

----



# あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
# とりあえずは新年初のイベントです。

1月9日(祝)

C.B.L. 104th
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/770.html

場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:10:30~11:00
参加費:500円

形式:レガシー
試合:スイス式規定回戦

賞品:
上位の方にブースターパック、その他賞品など。

特記事項:
当日はデッキリストを提出して頂きます。
事前に準備してきたデッキリストを退出して頂いてもかまいません。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

というわけで、いつものCBLです。新年なのでラウンド毎の賞品を復活させようかな、と。


----

C.B.M. 40th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/771.html
C.B.V. 35th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/772.html

受付時間:15:30~16:00 (開始はCBLの進行により遅れることも有ります)
参加費:500円

形式:CBM:モダン/CBV:ヴィンテージ構築戦
試合:スイスラウンド4回戦固定。

賞品:
上位にブースターパック、プロモカードなど。

特記事項:
受付時間が午後になっていますので、ご注意ください。
当日は上位の方のみ、デッキリストを提出して頂きます。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

祝日のお楽しみ、エターナル・デーとして、モダンおよびヴィンテージも行います。
こちらもほぼいつも通りです。最近の進行を考慮すると、受付時間よりすこし遅れても、問題なく参加できます。

それでは、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

----

*次期PPTQ、東海での一覧をポスターにしました。
http://cdn19.atwikiimg.com/toukaimtg/?plugin=ref&serial=47

*更新がある場合、イベント宣伝wikiにて行います。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/

*次回CBLは1月9日(祝)の午前中から行います。よろしくです。CBM、CBVもあるよ!

*年末恒例というか年単位のメモ、「ふとしたことから天啓ならぬ電波が降りてきたネタ」をつらつら挙げていくチラシの裏でございます。

*すべてに回答があるわけではありません。思考実験的なものもあります。

*今年度お世話になった、全てのプレイヤー/スタッフ/ジャッジ に感謝を。

*Twitterでは相変わらずなにかつぶやいてるとは思います。MTG関連とは限りませんし、最近はわんだーらーん関連が多めかもです。あと食事画像。"testing"で神筆使いやってますんでマッチしたらよろしくです。

*何か質問がありましたら、質問箱、通称てすちーボックス( https://twitter.com/testing_box )に投げておいて下さい。

*今年の国内GPは全て2000人超えという、数年前では考えられないことになりました。ただ、世界的に見ると人数の肥大化は止まっており、これから先はいかに「良い経験になる」イベントを作っていくかが課題となりそうです。イベントの内容でなく、参加されたプレイヤーがGPを思い返して、「ああ、あのGPは良かったね。そういやこんなことがあってさ。」とか、話せるようなイベントでありたいですね。私にできることは微力かもしれませんが、でも、かくあれかし。

*FMQというか文章作成すらおぼつかない日々が続いております。本業のほうが忙しいというのもありますが、それはそれでストレスが貯まってしまうので、定期的に発散しないと。来年の目標はこれにしましょう。定期的に文章を作る/訳す。目標は1週間に1本。

*それではつらつらと開始。

------------------------------------

*問題の質、というか質問の質について聞かれることがあるが、大抵は以下の条件を満たしている。
  ・疑問点がはっきりしている。
  ・状況の描写が的確で、解答に至るまでの条件が十分に備わっている。
  ・日本語として壊滅していない。
 これらを満たすのは「良い質問」である。

*逆に言うと、知りたい情報を得るためには、きちんとその疑問点を的確にしないといけない。そうでないと、あなたの望む答えは引き出せない。そのあたりはGoogle検索と似ている。

*ジャッジがゲーム中にプレイングを教示することはない。しかし、どの発言が教示にあたるのかは、個人差が大きい。とおもっていたら、どうも文化の差もあるようで。

*融合/fuse を持つ分割カードを、融合で唱えた場合、それは融合した分割呪文/fused split spell になる。このオブジェクトの「カード名」はいくつあるか?

*同時に領域を移動する場合、なかなかややこしいことが起こる。APは《威圧する君主/Imposing Sovereign》をコントロールしている。効果によってAPは《捕食者のドラゴン/Predator Dragon》を、NAPは《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》を同時に出すことになった。APは《捕食者のドラゴン》で、自分の《威圧する君主》を貪食すること宣言した。NAPの《大天使アヴァシン》はどのような状態で戦場に出るか?

*《倍増の季節/Doubling Season》をコントロールしている。もうこの時点で頭が痛い。あなたは《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》で、墓地にある《悲嘆の暴君/Grief Tyrant》を対象にとり、戦場に出した。どうなるかを答えよ。

*ゲームがループに陥ることは(不幸にして)存在する。プレイヤーに選択肢が無く、止められないループが繰り返される場合、ゲームは引き分けになる。(CR719.4)このようなループの具体例はそれなりにあるが、では、「プレイヤーが優先権すら得ることができずループになる」状況はあるか? あるならばその具体的な例を示せ。

*《Equinox》で《稲妻》を打ち消せるか?

*(ジョーク)
「《開発部の秘密の部屋/R&D’s Secret Lair》を出します。」
「《Floral Spuzzem》で攻撃します。」
「選択するのを待ちます。」

*あなたは《野生の抵抗/Wild Defiance》をコントロールしている。それと、適当なクリーチャーAとBをコントロールしている。
 あなたのターンに、Aを対象として何かしらのソーサリー呪文Sを唱える。その後、以下のことをする。

 1)Sの対象を《偏向/Deflection》などでAからBに変更する。
 2)Sのコピーを《双つ術/Twincast》などを使って作成し、対象をBにする。
 3)Sのコピーを《双つ術/Twincast》などを使って作成し、対象を変更しない。(Aのまま)

いずれの場合に、《野生の抵抗/Wild Defiance》は誘発するか?

----


*それでは良いお年を。ライブラリーの上に希望がありますように。

----


C91参加します。

2016年12月27日 TCG全般
C91参加します。

C91(冬コミ)に参加しますので頒布物の紹介です。

場所:木曜東エ39b
サークル名:Closet Belief


「コンスピラシー:王位争奪 『非』公式ハンドブック」 48ページ、頒価600円

3年前に勢いで出してしまったコンスピラシー「非」公式ハンドブックですが、
まさかフィオーラ次元からもう一つエキスパンション出るとは思わなかったよ!

というわけで今回も作っちゃいました。残念ながらエキスパンション発売時期とコミケ時期が見事にズレているので、発売からかなり経ってからの頒布となります。まあ、あんまり気にしないで出したいものを出すのだ。

おいら本文はもちろんのこと、以前に無理を言ってお願いした絵師の吾郎さんにまたしても無理を言ってしまったので、今回も表紙は見事です。あと、背景世界の文章はあいしゃさんにお願いしました。本当にありがとうございます。あとは巻き込んだ不幸な黒服に乾杯!(ただし黒薔薇印)

----
あと、合体サークルである盟友のアラジンさんも本を出しています。

場所:木曜東エ39a
サークル名:Crazy Clowns
「Wizards Event Reporterを使い始める人の為の本( SK読本 改定版 )」 32ページ、頒価400円

以前においらが出したSK読本のリメイクです。主にショップまたはWER触ったことのない方が、32人までのイベントを行うための内容になっています。競技RELにも対応しているので、一冊あれば便利なんじゃないでしょうか。


あと、委託がすこしありますので、内訳はアラジンさんのDNに。

http://arajin.diarynote.jp/201612250104214212/


----

以上、よろしくお願いいたします。


12月25日に行いました、CBF 1st は、16名の参加がありました。
この場を借りて御礼申し上げます。

スイス4回戦の結果、 Takei Masaya さんが全勝で優勝しました。おめでとうございます。

次回CBFは1月に行いたいと思います。おそらくスタンダードの後です。


それでは、優勝者のデッキリストです。お楽しみ下さい。

** WINNER **

Takei Masaya

Main

4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《燃えがらの林間地/Cinder Glade》
4《燻る湿地/Smoldering Marsh》
4《風切る泥沼/Hissing Quagmire》
2《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
3《森/Forest》

4《森の代言者/Sylvan Advocate》
4《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
3《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
2《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》

4《焙り焼き/Roast》
4《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》
3《苦い真理/Painful Truths》

4《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
4《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
3《生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force》

Sideboard
3《再利用の賢者/Reclamation Sage》
2《死の重み/Dead Weight》
2《強迫/Duress》
3《精神背信/Transgress the Mind》
3《光輝の炎/Radiant Flames》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》

#もうちょっと流行らせたい、という一心で。

CBL、CBM、CBVに続くシリーズとして、CBF...フロンティア構築のイベントを立ち上げます。
とりあえずおためし的な意味もあるので、お気軽にご参加ください。

----
12月25日(日)

C.B.F. 1st 
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/765.html

場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:15:30~16:00
参加費:1パック(未開封)(賞品と連動)

形式:フロンティア構築戦 参考:http://mtg.bigmagic.net/article/frontier.html

試合:スイス式規定回戦(最大4回戦)

賞品:
上位の方から勝数に応じたパックを配分。

特記事項:
フロンティアは現在、カジュアル・イベントになります。
プロキシの使用を認めます。どのカードかわかるようにしておいてください。
一部の識者からご指摘がありましたので、プロキシの使用はなくなりました。ご了承ください。
上位者の方のみ、デッキリストを提出して頂きます。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

---
フロンティア・フォーマットで使用できるカードは、現行のスタンダードに
タルキール・ブロックとM15、オリジンを足したものです。
禁止カードはありません。

とりあえずおためししたい方、お気軽にご参加ください。

----

それではよろしくお願いします。

# http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/ 次期PPTQ(PT京都対応)の東海地区一覧を作成しました。
# ご参考になれば幸いです。

12月18日(日)

C.B.L. 103rd 兼 CtBL2016トライアル 
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.L.%20103rd

場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:10:30~11:00
参加費:500円

形式:レガシー
試合:スイス式規定回戦

トライアル:
今大会は 12/23に行われる CtBL のトライアルを兼ねます。

CtBL 2016ファクトシート http://ctbevents.com/2016/10/26/ctbl2016-challenge-the-big-legacy-2016%E3%80%80%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88/

優勝者には1BYEと副賞としてプレイマット他を差し上げます。

賞品:
上位の方にブースターパック、その他賞品など。

特記事項:
当日はデッキリストを提出して頂きます。
事前に準備してきたデッキリストを退出して頂いてもかまいません。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

というわけで、おそらくは今年最後となるCBLです。CtBLトライアルも兼ねています。
不戦勝を手に入れて、かつ、行くと言ってくれた場合、賞品が増えるかも。

----

C.B.M. 39th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.M.%2039th
C.B.V. 34th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.V.%2034th

受付時間:15:30~16:00 (開始はCBLの進行により遅れることも有ります)
参加費:500円

形式:CBM:モダン/CBV:ヴィンテージ構築戦
試合:スイスラウンド4回戦固定。

賞品:
上位にブースターパック、プロモカードなど。

特記事項:
受付時間が午後になっていますので、ご注意ください。
当日は上位の方のみ、デッキリストを提出して頂きます。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。

こちらも行います。モダンとヴィンテージで遊びたい方は、よろしくお願いいたします。


それでは、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

----



11月23日(日)

C.B.L. 102nd http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/760.html

場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:15:30~16:00
参加費:500円

形式:レガシー
試合:スイス式規定回戦(最大5回戦)

賞品:
上位の方にブースターパック、その他賞品など。

特記事項:
当日はデッキリストを提出して頂きます。
事前に準備してきたデッキリストを退出して頂いてもかまいません。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。


というわけでGP千葉の練習も兼ねて、CBLを行います。

なお、午前中は同じくBM名古屋店さんで、ラストサン予選が行われます。
レギュレーションはこれもレガシーです。合わせてよろしくお願いいたします。

----

Friday Magic Quiz. [16-07]

2016年11月18日 FMQ

#今週末はWMCです。世界一の国はどこなのかを決める戦いが始まります。
#中継も行われるようですので、楽しみにしましょう。
# http://live.nicovideo.jp/watch/lv281452293

それでは、今週の出題。

問1
かたならし◯×。

「2人チームのロチェスター・ドラフトは、公式戦として認定可能である。」

◯か×か?

 
問2
モダンで使用されるカードの値段が下がったことを受けて、参入しやすくなったと喜ぶプレイヤーAと、もうカードは持っているので自分の資産が相対的に目減りしたと悲しむプレイヤーBが、いつものゲームをしている。

Aは以前のターンに戦場に出した《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》によって、Bの《光輝の炎/Radiant Flames》を裏向きに追放している。

Aのターン、Aはその《光輝の炎》を、{U}{U}{B} というマナを支払って唱えた。

A「{U}のうち1つを{R}として払うので、解決したら3点を全体に与えるね。」

さて、Aの言い分は正しいか?


問3
PとQが対戦している。

Pの《巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast》が攻撃し、その能力が誘発した。
その能力の解決時に、Pは《龍王アタルカ/Dragonlord Atarka》を出した。

その後、Pは《龍王アタルカ》に《狂暴化/Berserk》を唱えた。

さて、このターンの終了ステップに、《龍王アタルカ》は破壊されるだろうか?


----
いつものように、回答は来週にでも。




#パックを使用したハウスルール的な遊び方の一覧って需要あるのですかね。
#もしくはどっかにまとめられていたりします?

それでは、先週の回答。


問1
かたならし○×。

「ラウンド開始アナウンスよりも前に、カードの効果を使用することができる。」

○か×か?




ゲーム開始前の準備、つまりマリガンを選択して初手を決定するまでに、使えるカードが有れば良い。

想定解は《血清の粉末/Serum Powder》である。


問2
直前のプレイヤーBのターンに、BはAの《激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk》に、《ドビン・バーン/Dovin Baan》の1番目の能力を起動している。

今はAのターンである。Aのメイン・フェイズに、Aは《密輸人の回転翼機》を《激変の機械巨人》で搭乗したい。

さて、これは可能だろうか?


可能

《ドビン・バーン》によって《激変の機械巨人》の起動型能力は起動できない。が、これは別のパーマネントの起動型能力のコストとして使用できない、ということではない。

従って、《密輸人の回転翼機》の搭乗能力を起動することができる。



問3

《シガルダの助け》などによって、《月への封印/Imprisoned in the Moon》を、搭乗でクリーチャー化している《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》に付けた。

そのターンを終了すると、《月への封印》はどうなるだろうか?


《月への封印》が付けられたことで、《領事の旗艦、スカイソブリン》は土地になる。
ターンが終了しても、《領事の旗艦、スカイソブリン》は《月への封印》の効果で土地のままであるので、そのまま《月への封印》のつけられる先として適正である。

従って、そのまま《領事の旗艦、スカイソブリン》につけられたままになる。

----
そんなところで。


Friday Magic Quiz. [16-06]

2016年11月11日 FMQ

#シャッフルについての規定が変更されてからそれなりに時間が経ち、
#ディール・シャッフルを複数回行う人は目に見えて減ったと感じます。
#みなさんがフロアルールに従ってゲームをしていただいていることに感謝いたします。

それでは、今週の問題。

問1
かたならし○×。

「ラウンド開始アナウンスよりも前に、カードの効果を使用することができる。」

○か×か?


問2
ドラフトをする際には、隣の人のピックを待って自分のパックを回すプレイヤーAと、さっさとピックして自分の手にパックを残さないようにするプレイヤーBとが、いつものゲームをしている。

直前のプレイヤーBのターンに、BはAの《激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk》に、《ドビン・バーン/Dovin Baan》の1番目の能力を起動している。

今はAのターンである。Aのメイン・フェイズに、Aは《密輸人の回転翼機》を《激変の機械巨人》で搭乗したい。

さて、これは可能だろうか?


問3

《シガルダの助け》などによって、《月への封印/Imprisoned in the Moon》を、搭乗でクリーチャー化している《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》に付けた。

そのターンを終了すると、《月への封印》はどうなるだろうか?

----
いつものように、回答は来週にでも。


Friday Magic Quiz. [16-05A]

2016年11月10日 FMQ

#先週は別の記事関連で時間を取られたので一回休みです。
#今週は出題します。

それでは、前回の回答。


問1
かたならし◯×。

「エネルギー・カウンターは増殖を行うことで増やせる。」

◯か×か?




増殖でプレイヤーを選んだなら、そのプレイヤーが持つカウンターのうち1種類を追加でちょうど1個得ることになる。(CR701.25)

ちなみに選ばれらプレイヤーが、プレイヤーの持つカウンターのうち1種類を選んで増やす。毒カウンターとエネルギー・カウンターを両方持つなら、どちらを増やしてもかまわない。(大抵はエネルギー・カウンターを選ぶでしょうけど……)


問2
Aのターン、Aは《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》の搭乗能力を起動し、コストとして《経験豊富な操縦者/Veteran Motorist》をタップした。

Bの手札には《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》がある。

Bは《密輸人の回転翼機》を《蓄霊稲妻》を用いて破壊したいと考えている。いくつのエネルギー・カウンターを使う必要があるだろうか?


4つ

《密輸人の回転翼機》の誘発型能力が解決した時点では、《密輸人の回転翼機》はまだクリーチャーでないが、第7c種の効果である+1/+1の修整はもう適用されている。

従って、この後に搭乗能力を解決すると、それはもう修整を受けている状態であり、4/4である。3/3である瞬間はない。

従って、《蓄霊稲妻》を用いる場合、4点のダメージを与えるべく、エネルギー・カウンターを支払う必要がある。

問3

あなたは《エメリアの天使/Emeria Angel》と、《パンハモニコン/Panharmonicon》をコントロールしている。

この状況で、あなたはこのターンの土地のプレイで《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》を出した。

《エメリアの天使》の能力は何回誘発するか?


2回。

《エメリアの天使》の上陸能力は、「土地が戦場に出るたび」に誘発し、《ドライアドの東屋》が戦場に出ることで誘発する。

そして、《ドライアドの東屋》はクリーチャーでもあるので、
「クリーチャー1体が戦場に出たことによりあなたがコントロールするパーマネントの誘発型能力が誘発」した。つまり《パンハモニコン》の条件も満たすので、《エメリアの天使》の能力は追加でもう一回誘発する。

----
そんなところで。





#いつもの。

11月13日(日)

C.B.L. 101st http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.L.%20101st

場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:10:30~11:00
参加費:500円

形式:レガシー
試合:スイス式規定回戦(最大5回戦)

賞品:
上位の方にブースターパック、その他賞品など。

特記事項:
当日はデッキリストを提出して頂きます。
事前に準備してきたデッキリストを退出して頂いてもかまいません。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。


というわけでひさびさにいつものCBLです。
午前からの開催になりますのでご注意ください。


C.B.M. 38th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.M.%2038th
C.B.V. 33rd http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/?page=C.B.V.%2033rd

場所:BIGMAGIC 矢場町店
受付時間:15:30~16:00 (開始はCBLの進行により遅れることも有ります)
参加費:500円

形式:CBM モダン構築戦/CBV ヴィンテージ構築戦
試合:スイスラウンド4回戦固定。

賞品:
上位にブースターパック、プロモカードなど。

特記事項:
受付時間が午後になっていますので、ご注意ください。
当日は上位の方のみ、デッキリストを提出して頂きます。
予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。


午後からはモダンとヴィンテージです。
ヴィンテージは本当に久々なので、よろしくお願いいたします。


----
それでは、皆様のご来店をお待ち申し上げております。


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年7月  >>
293012345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829303112

お気に入り日記の更新

お気に入り日記

登録したユーザー
102
登録されたユーザー
1010

最新のコメント

日記内を検索